1900年まで現在のアフリカ大陸のベナンが位置する場所に存在していたのがダホメ王国です。国王の周辺には何百人という女性が囲んでいました。それはハーレムということではなく、男性兵士以上の攻撃性を備え国王を守る精鋭部隊に守らせていたのです。彼女達は「ダホメのアマゾン」と呼ばれていました。
映画にみる女戦士
ここまでは全て実在の人物について説明してきました。ここからはフィルムの中の憧れの存在にスポットを当てていきます。主薬でなくとも魅力的なキャラクターは私達の理想となり心の中に存在します。
ワンダーウーマン
アメリカンヒーローを生み出すDCコミックスから登場したヒロインを描いた映画てす。アマゾン族のテクノロジーを使ったティアラや真実の投げ縄などを駆使し、2017年にはついに自身が主役の「ワンダーウーマン」が上映され、早くも第2作が発表されるという情報もあります。
ターミネーター「サラ・コナー」
アーノルド・シュワルツェネッガー主演のターミネーター。スカイネットに抵抗する未来の人類防衛軍のリーダーとなる息子ジョンを守り戦うターミネーター2での活躍はかっこよかったですよね。彼女を主演にした「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」という海外ドラマもあります。
ホビット「タウリエル」
原作小説には登場しない映画オリジナルのキャラクターです。闇の森の娘という意味の込められた名前で冷酷で敵を殺すことも厭わない性格ですが、キーリとの恋の行方を含めて注目されるキャラクターです。
架空の世界の女戦士
映画よりもっと想像上の人物と言えば日本が誇るアニメーションの世界です。男性ファンのみならず女性ファンをも惹きつけるたくさんの魅力的なヒロイン達がいます。その中でも今回は長く愛される二人を選んで紹介します。
ジブリ映画の名作「ナウシカ」
ジブリの映画には数多くの女性の英雄が登場しますが、強く優しい姫様といえばやはりナウシカです。メーヴェに乗って颯爽と空を駆け抜ける姿はカッコよくもあります。映画版もありますが、コミック版では映画で描かれなかった部分の描写もありぜひ読んで頂きたいです。
もののけ姫
ジブリ映画でもう一人挙げるのならそれは「もののけ姫」でしょう。山犬に育てられた野生児のようなサンという少女。主人公アシタカと戦う姿はまさにカッコいい女の子という言葉がピッタリでしたね。
永遠の憧れ「峰不二子」
ルパン三世に登場する悪女といえば峰不二子。泥棒という悪役ではありますが、その美貌のみならず銃の腕前や戦闘機の操縦もなかなかのものです。スパイ工作には欠かせない存在ですね。権力より財宝を求めているようではありますが、彼女の本当に欲しいものは一体何なんでしょうか。
古代から現代まで人々を魅了する美しい女戦士たち
あらゆる時代にそれぞれの理由で活躍する女戦士たちを紹介してきました。男性でも女性でも普通の壁を破り、性別のくくりを超えて活躍する人物は能力もありますし、人間的魅力にも溢れています。
現在の日本でも総理大臣には女性はいませんが都知事は女性ですし、女社長と呼ばれる人物も珍しくなくなりました。今の時代、武器を振り回す女戦士はなかなかいないかと思いますが、社会で戦う女戦士たちにますます注目していきたいですね!