マグロのステーキ&ソースレシピ!あら・テール・ほほ肉を美味しく調理!

マグロのステーキは家で作れる簡単&豪華なご馳走です。中トロなどの脂がとろける柵で作るステーキも絶品ですが、あらやテール、ほほ肉でもおいしく作れちゃいます!この記事ではマグロのステーキのレシピをソースレシピとともにお届けします!丼にしてもおいしいですよ!

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自然科学を愛する主婦です。自然に囲まれた田舎に暮らしており、家族でウッドデッキを自作してBBQや燻製に挑戦しています。庭では家庭菜園をはじめ庭木の剪定など大忙しです。庭に野鳥を呼ぼう計画もスタートさせました!夫と1歳の娘、2羽の文鳥(白文鳥、ごま塩文鳥)と毎日楽しく暮らしています。
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マグロのステーキは最高!

マグロってたまらなくおいしい魚だと思いませんか?そんなマグロをステーキとして召し上がったことはあるでしょうか?実は絶品なんです。牛肉のステーキと引けを取らないしっかりとした食感に口の中でさっと広がる脂は一度食べると病みつきです。部位によってもその味わいは変わって何度でも楽しめます。

【贅沢】マグロステーキのレシピ:中トロ柵編

まずは刺身で食べても最高の中トロを贅沢にもステーキで食べましょう。サクになっているものを用意してあとは焼くだけの簡単レシピです。マグロの素材のよさが存分に味わえるレシピをご用意しました。とっておきの日には中トロをこんな風にステーキにして贅沢に食べてみませんか?

材料と作り方

  • マグロ中トロサク:1本
  • バター:20g
  • 醤油:大さじ2
  1. 熱したフライパンにバターを落とし溶かします。
  2. バターのいい香りがしてきたところでマグロのサクを入れます。
  3. すべての面に軽く焼き目が付くようにコロコロと転がすようにして焼きます。
  4. 周りに焼き目がついたところでマグロを取り出し、フライパンに残ったバターとマグロの脂を絡めるようにして醤油を入れます。
  5. 醤油が少しぐつぐつしてきたところで火を止め、ソースとして取り出しましょう。

ポイントと丼アレンジ

中トロですからやはりレアで食べるのが一番です。外はおいしいステーキの焼き目がついていて中はレアな状態のトロになっていると2通りの食感が一度に楽しめます。もちろん丼にしてもおいしくいただけます。バター醤油のソースをごはんにもかけて食べると最後まで楽しめるでしょう。

マグロステーキのレシピ:あら(血合い)編

次にご紹介するのは安く売られているけどうまく使いこなせないなんて方も多い血合いの部分がある「あら」のステーキです。血合いの臭みさえとってしまえばまるで牛肉のような歯ごたえの力強いステーキが楽しめます。安く手に入るマグロの部位をうまく使いこなせるようになれば家計の助けにもなります。

材料と作り方

  • マグロアラ:1パック(500g前後)
  • にんにく:2かけら
  • 醤油:30㏄
  • みりん:15㏄
  • 酒:15㏄
  • あらびきコショウ
  1. 醤油、みりん、酒を合わせたところににんにくを1かけらをすり下ろします。お好みで生姜を加えてもいいでしょう。
  2. このたれにマグロのあらを漬け込みます。血合いの臭みをとり、調味料の味を染み込ませるために30分ほどつけておきます。
  3. 残りのニンニク1かけらをみじん切りにしてサラダ油を熱したフライパンに加えます。
  4. ニンニクのいい香りがしてきたらタレに着けておいたマグロのアラを取り出し焼いていきます。
  5. 中火でじっくりとマグロのアラに火を通していきます。コロコロと転がしながら4面焼きつけていきましょう。
  6. その際に、マグロのアラの4面にたっぷりとあらびきコショウをまぶしましょう。お子さんが召し上がる際は省いて構いませんがスタミナたっぷりのスパイシーな仕上がりになって大人の方にはおすすめです。
  7. 焼きあがったところで皿へ取り出し、フライパンにつけだれを大さじ1から2杯取り出し、火にかけ、煮詰まったところでソースの完成です。

ポイントと丼アレンジ

アラの血合いの臭みをどうとるかがポイントです。つけだれをしっかりと沁み込ませてニンニクの香りやあらびきコショウの風味をうまく使っておいしさを引き出しましょう。丼として召し上がるのもおすすめです。小口ネギをたっぷりと乗せて、ガーリックライスでスタミナ満点で食べるとおいしくいただけます。

マグロステーキのレシピ:テール編

続いてはマグロの尻尾に当たるテールのステーキです。港の市場などに行くと輪切りにされているものがよく売られています。テールは輪切りにするとドーナツ型になっていて、真ん中の部分はコラーゲンでプルプル、外側の部分は筋肉質で牛肉のような歯ごたえが楽しめます。

材料と作り方

  • マグロテール輪切り:1つ
  • 塩、コショウ:少々
  • にんにく:1かけら
  • 玉ねぎ:1/4個
  • スダチまたはレモン
  1. にんにくと玉ねぎをスライスにします。玉ねぎはスライスにしたものを少し水にさらしておきましょう。新玉ねぎならさらさなくてもそのまま使えます。
  2. フライパンにサラダ油を熱したらスライスにしたにんにくを加えます。にんにくがきつね色になったところで取り出しておきます。あっという間に焦げてしまうのでよく見ておきましょう。
  3. にんにくの香りがついた油が残っているフライパンにマグロテールを入れて焼いていきます。
  4. 両面を中火でしっかり焼き付けていきます。マグロテールの両面どちらにも塩コショウをします。
  5. 火が通ったところでマグロテールステーキをさらに取り出し、その上に水気をしっかり切った玉ねぎスライスとニンニクチップを盛りつければ完成です。横にスダチやレモンを添えてお好みでかけて食べましょう。

ポイントと丼アレンジ

ゼラチン質と筋肉質の2つの味わいが同時に楽しめるテールの部位です。玉ねぎのスライスがあるとさらにシャキシャキした食感が加わるのでよりおいしくいただけます。テール自体が大きいので丼にする際は切り分けて盛りつける必要があります。こちらはそのままステーキとして食べるほうがおいしくいただけるでしょう。

マグロステーキのレシピ:ほほ肉編

最後はマグロのほほ肉のステーキです。ほほ肉は体の中でもよく動かす部位なので繊維質な肉質をしています。口の中に入れると牛すね肉の煮込みの様にほろほろとほどけていくような食感を楽しめます。ステーキの他にもから揚げなども人気の食べ方です。

材料と作り方

  • マグロほほ肉:300g
  • バター:20g
  • 醤油:15㏄
  • 塩コショウ:少々
  • 赤ワイン:15㏄
  • にんにく:1かけら
  1. 熱したフライパンにバターとにんにくスライスを加えて香りがしてきたところでマグロほほ肉を加えます。バターは焦げやすいので弱火がいいでしょう。
  2. マグロの両面を軽く塩コショウし、あまり何度も裏返したりせず中火にしてじっくり火を入れていきます。
  3. ニンニクスライスは焦げてしまうとおいしくないのできつね色になったところで取り出しておきましょう。
  4. 火が通ったマグロほほ肉を取り出したら熱したフライパンのまま醤油と赤ワインを加えて軽く煮詰めていきます。フライパンに残ったマグロのエキスと絡めるようにソースを混ぜれば完成です。

ポイントと丼アレンジ

マグロのほほ肉は繊維質なため、ほろほろと崩れやすいです。焼く際は何度もひっくり返していると身が壊れてしまうので優しく扱いましょう。うまみが強い部位ですので丼としてごはんと一緒に召し上がるのもおすすめです。ソースをたっぷりご飯にかけて召し上がってください。

マグロのステーキをいろいろなソースで!

マグロの部位ごとに色々な食感がありそれぞれステーキとして楽しめることはお分かりいただけましたか?ここからはそのステーキをさらに何通りも楽しめるソースの簡単レシピをお伝えします。ソースとの組み合わせで味わいがガラッと変わるマグロステーキをお楽しみください。

にんにくしょうゆ、バターしょうゆ、わさびソース、ワインソース、レモンソースと様々なラインナップをご用意しました。どれも簡単に電子レンジで作れ、余ったソースが使い切れるようにそれぞれのソースに合う他の料理にもワンポイントでご紹介します。

マグロのステーキソースレシピ①:にんにくしょうゆ

まずは王道のにんにくしょうゆです。赤身の魚であるマグロには醤油とにんにくは相性抜群です。冷蔵庫によくあるもの、スーパーなどで簡単に購入できるものでもおいしいステーキソースが簡単に作れます。

材料と作り方

  • すりおろしにんにく(市販のチューブのもの):お好みの量
  • 醤油:30㏄
  • みりん:15㏄

醤油:みりんを2:1の割合で混ぜたところにすりおろしにんにくを加え、吹きこぼれに注意しながら電子レンジで沸騰加熱すれば完成です。ジャム瓶などで作ると残った分はそのまま蓋をして冷蔵庫で保存できます。

ソースのおすすめ料理

マグロステーキの他には、牛肉ステーキはもちろんのこと、チャーハンや焼きそばに回しかけてもにんにくの風味が際立っておすすめです。ほんの少しマヨネーズと混ぜればまったりとした味わいになってお好み焼きなんかにもぴったりです。

マグロのステーキソースレシピ②:バターしょうゆ

続いても王道ソース、バター醤油です。ステーキソースでも人気のソースですがもちろんマグロステーキとも相性抜群です。こちらもジャム瓶に入れて作れば洗い物も少なくなるレシピでご紹介します。

材料と作り方

  • バター:20g
  • 醤油:大さじ2
  • みりん:大さじ1
  • 砂糖:小さじ1

こちらも上の材料を一つの耐熱容器に入れて電子レンジで加熱します。吹きこぼれないように気を付けてください。一度軽く沸騰するまで温めたら完成です。バターと醤油は分離しますので使うときは軽くかき混ぜてから使いましょう。

ソースのおすすめ料理

バターしょうゆはとにかくいろんなものと相性抜群です。エリンギやシイタケのソテーにかけてもきのこの香りと相まっておいしくいただけます。他にはパスタソースとして茹でたパスタと和えるのもおすすめです。

マグロのステーキソースレシピ③:わさび

マグロにはやっぱりどうしてもわさびを合わせたくなる方にはこちらのソースがおすすめです。わさびの辛味があることでマグロの肉の甘みが際立ってよりおいしくいただけます。マグロステーキ丼のソースにもおすすめです。

材料と作り方

  • わさび(市販のチューブのもの):大さじ1
  • 醤油:大さじ1
  • 酒:大さじ1
  • みりん:大さじ1

上にご紹介したものよりたくさん作りたい場合は全部1:1:1:1:の割合で混ぜればスケールアップできます。こちらもすべてを混ぜて完成です。わさびの香りが飛んでしまうので電子レンジの加熱はせず1回で使い切ってしまうのがおすすめです。

ソースのおすすめ料理

こちらはやはり牛肉ステーキにもぜひ試していただきたいソースです。他にはアボカドをスライスしいたものにこのソースをかけるとお刺身の様にして楽しむこともできます。ハンバーグソースにもおすすめです。

マグロのステーキソースレシピ④:ワイン

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