チヌの落とし込み釣り大特集!おすすめタックル、エサ、仕掛けをご紹介!

目次

落とし込み釣りには当たりエサが存在します。当たりエサは、イガイだったりタンクガニだったり日によって変わります。数種類のエサを用意するのは落とし込みの基本。ただしエサ屋さんでは見かけることは少ないです。フジツボやイガイの隙間の生息しているので見つけたら是非採取したいです。

チヌの落とし込み釣り用エサ③ イソガニ

イソガニは堤防やテトラの周りですばしっこく動いている小さなカニ。小さいけれど人間が食べることもできます。おいしい出汁が取れるので味噌汁などには最高です。イソガニの餌としての特徴や出番となるタイミングを紹介します。

イソガニの特徴は?

餌に使えるイソガニは、甲羅のサイズが親指の爪くらいのサイズです。余り大きいとかじられるだけでフッキングしません。アタリがあっても「カニグシャ」と呼ばれる噛みつかれただけで吐き出されてしまいます。食いが悪いときも小さめの餌を使用します。

イソガニが適する状況は?

イソカニと岩カニは正確には違う種類ですが非常によく似ているのでエサとしては区別されていません。イソカニ、岩カニという名前で年中売っています。手に入りやすいエサなので使う人も多いエサ。チヌのエサとしては最も釣果の実績のある餌の一つです。迷ったらイソガニを使ってください。

チヌの落とし込み釣り用エサ④ フジツボ

フジツボは名前の通り富士山のような三角形をした貝の仲間。石灰質の白っぽい硬い殻を持っています。晩秋から春先まで堤防の周りに現れます。水温が下がっても深場に移動しなかったチヌのエサになる貝です。このフジツボの特徴と適した使い方を説明します。

フジツボの特徴は?

夏の間に堤防へぎっしりと付くイガイ。秋になるとイガイが落ちて、変わりに付くのがフジツボです。冬場の落とし込み釣りのメインになるエサです。チヌの食性はイガイからフジツボへと自然に変化します。つまり夏場にイガイが釣れるからと言って冷凍保存して冬につかっても釣果は期待できません。冬に合ったエサを使った方が釣れやすいです。

フジツボが適する状況は?

フジツボは晩秋から春先のエサ。特に季節の変わり目に、堤防に付く貝がイゴイからフジツボに変わり、堤防の壁面の色が黒から灰色に変わるときに、爆発的な釣果を見せることもあります。付け方は下の柔らかな部分にキリで穴を開けて使います。

チヌの落とし込み釣り用エサ⑤ イワイソメ

岩イソメは大型の虫エサで投げ釣りの定番のエサです。もちろん落とし込みでチヌも釣れます。他のイソメ類と比べると体長が大きくアピールが大!ただし値段もちょっとお高めです。地域で呼び名が変わり、マムシ、ホンムシと呼ばれることもあります。

イワイソメの特徴は?

秋から冬に活躍することが多いイワイソメ。イワイソメは針を刺すと多くの汁が出てきます。この汁は人間には少し気持ち悪いのですが集魚効果は凄い!「イワイソメは匂いで釣る」と言われるほど魚にアピールします。

イワイソメが適する状況は?

イワイソメをエサにする場合は夕まず目からの半夜が良く釣れます。電気ウキのエサになることも多く夜半の万能餌。大きな体なので小さなメジナやフグが「エサ取り」によってきても大丈夫です。食いが悪い時は半分に切ったり、頭を切って使って使います。

チヌの落とし込み釣り用エサ⑥ 各種ルアー

チヌをルアーで狙う釣りを「チニング」と呼びます。このチニングの中でもソフトルアー(ワーム)を使って落とし込みをする釣りが流行っています。ゲーム性が高くアングラーの方には大人気!シーバスと並んで強烈な引きが楽しめるターゲットです。

各種ルアーの特徴は?

使用するルアーはワームです。チヌは上から落ちてくる物に反応する習性を持っています。チヌにワームがエサだと誤解させることが出来れば食いついてきます。釣り方はエサと同じで岸壁20㎝以内を狙いそっと落としていきます。落とすだけです。下手にしゃくったり不自然な動きは禁物です。

各種ルアーが適する状況は?

ルアーはチヌに見破られたら終わりなのでシーバス釣りと同様に夜釣りに分があります。シーバスのタックルそのままでちょっと岸壁でチヌを狙ってみる!そんな手軽な釣り方がおすすめです。初心者の方にはワームの中でも匂いを発して集魚効果を高めた「ガンプ」が良く釣れるのでおすすめです。

チヌの落とし込み釣り仕掛けの基本構成は?

チヌの落とし込みの基本構成です。仕掛けは目印がどうなっているのかな?というのがありますが基本的にシンプルです。それぞれのおすすめのスペックをまとめて一覧にしたので参考にしてください。また、次項で目印の作り方を動画で解説します。

  • 竿:3.5m~4.5m
  • リール:太鼓リール
  • ライン:ナイロン2.5号
  • ハリス:フロロカーボン0.8号
  • ハリ:カニバリ4号

落とし込みの目印仕掛けの作り方

落とし込みの仕掛けの作り方を紹介します。仕掛けの長さは2.5m~3mです。そこに発泡シートを30㎝感覚で取り付けていきます。初めて作る方は言葉だけでは想像がつきにくいと思います。上に動画を貼りましたので是非参考にしてください。

目印を自作するメリット

完成品の目印仕掛けは意外と効果でコストがかかります。自作すれば驚くほど安く作れます。そして、仕掛けの長さが自在にコントロールできます。短い仕掛けで表層をスピーディーに探ることも、ボトムまで丁寧に探ることも可能になるのです。

落とし込み釣りでチヌを狙ってみよう!

落とし込みはシンプルな仕掛けでチヌとの一対一の対決が出来る人気の釣法です。シンプルだからこそ奥が深くベテランを飽きさせない魅力があります。しかし、同時に初めての釣行でいきなりチヌをゲットできる可能性もある釣りです!40㎝を超えるチヌに引きは格別で病みつき間違いなしです。ぜひ落とし込みでチヌに出会ってください。

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