ハイエースのキャンピングカーはバンコン
キャンピングカーがあれば家族での旅行やキャンプなど、気軽に楽しむことができる便利な車です。そこで、キャンピングカーにも様々な種類がありますが、中でも人気なのがハイエースのバンコンというキャンピングカーです。バンコンのキャンピングーについてわかりすく解説していきます。
バンコンってどんな意味?
バンコンと言うのは、運送車の「バン」をコンバート(改造)したものの事です。荷物を積むスペースが居住空間を作るのに良いスペースとなります。バンに乗りなれている人がバンコンのキャンピングカーに乗ってもあまり違和感なども感じることもなく、初心者にも乗りやすい車でもあります。
ハイエースがベース車のバンコンが多いのはなぜ?
ロングとスーパーロングがあり、ボディーも標準とワイドボディーにわかれています。ロングの全長が4695㎜、全幅が1695㎜、全高が2240㎜、スーパーロングの全長が5380㎜、全幅が1880㎜、全高が2285㎜あり、比較的広く使えて便利で普通免許でも運転できる事が良いというのがバンコンが多い理由でもあります。
バンコン以外のキャンピングカーって何があるの?
キャンピングカーと言っても種類が豊富なのでバンコン以外にももちろん車はあります。そこで、キャンピングカーを購入しようと考えている人や、少しでも興味を持っている人も、どういう種類のキャンピングカーがあるのか把握しておきましょう。
キャブコン
キャブコンは、トラックやハイエースなどの運転度部分(キャブとも言う)を残して改造したキャンピングカーです。高齢の方でトラックにしか乗ったことがない人などもキャンピングカーでもトラックの感じは残っているので安心して運転できます。
バスコン
バスコンは、バスやマイクロバスのボディーをそのまま残してキャンピングカーとして設備を載せた車の事です。空間も広く使えて乗れるし、バスなのに普通免許でも運転ができるところが利点です。バスとして使うのではなくてキャンピングカーとして使うのなら普通免許でも乗れるという事になっているので、誰でも気軽に乗れるので良いです。
軽キャン
軽キャンとは、軽自動車をベースにして作られたキャンピングカーの事です。値段は他のキャンピングカーと比べら安くお手軽で、軽自動車に乗るのに慣れてる人もスムーズに乗れます。サイズが大きいキャンピングカーを運転するのが不安だという人ならこの軽キャンに乗るのも良いでしょう。
ハイエースのキャンピングカーがキャブコンより優れているポイント
世間では、キャブコンよりハイエースのキャンピングカーの方が優れていると評価されています。まず言えるのは、燃費が良く長距離の走行も可能で、険しい道路を走ってもガタガタしないで衝撃を吸収してくれるので耐久性が良い所です。また、その他にも優れているポイントがあるので解説していきます。
乗り心地が違う
ハイエースは元はバンでキャブコンはトラックなので、この観点から見ていくとハイエースはキャブコンに比べて幅がスマートで、駐車スペースもあまり気にしなくても良いし、安定して走行できます。反面キャブコンは幅があり、駐車する時も考えなければならない上、走行するのに不安定な所があります。
街乗りでも目立たない
ハイエースは、見た感じではキャンピングカーだとはわからないので普通に一般の道路を走っても他の車と外観は同じです。目立つ車で走るとやはり周りに見られて落ち着かないという人も少なくありません。キャンピングカーなのに他車と並んで走行しても違和感がないというのは非常に便利で良いです。
オプションパーツの種類が多い
オプションパーツは色々と種類が豊富にあるので一気には言えませんが、例えばバッテリー充電器、カーテン、テレビ、LEDライトなどの事です。この中で特に必要となってくるのはやはりカーテンです。カーテンがあれば真夏に走っていても日差しを防げて断熱にも効果があるので付けるのをおすすめします。
ハイエースのキャンピングカーがバスコンより優れているポイント
バスコンよりもハイエースのキャンピングカーの方が優れているよ言う事ですが、バスコンは元はバスだからバスコンの方が広そうで使いやすそうという印象があるのですが、サイズが大きいので停める場所に困ったり、あとは自動車税が高いというのがデメリットもあります。そこで、ハイエースの方はどういったメリットがあるのか解説していきます。
ほとんどの街の駐車場に停めることが可能
ハイエースはバスコンのように駐車する場所を考えなくても済みます。どこかちょっとした買い物や、家族で旅行などに行ったときに車を駐車する所を探し回ってイライラする必要もないので、その点では非常に便利です。
メンテナンスが楽
まず、バスコンは後ろがダブルタイヤのため履き替えなどが不便な事がデメリットのです。その反面、ハイエースはほとんどのところでメンテしてくれるので非常に楽です。やはりメンテナンスをしてくれるという点は自分でやるよりも安心だし面倒なことも無くなるのですごく便利で良いです。
初心者には安心なサイズと運転のしやすさ
ハイエースの方は、横幅も乗用車感覚で乗れるので非常に乗りやすくて初心者にも便利で向いています。また、バスコンの方は、ベースが無いためハンドルの切りと感覚が合わずフラフラした不安定な運転になることがありますので初心者には向いていません。
ハイエースのキャンピングカーが軽キャンより優れているポイント
軽キャンは軽自動車なので色々良い点もありコンパクトで手軽に乗れて良いのですが、ハイエースの方はそれ以上に良い所もあって優れているキャンピングカーなんです。そこで、どういったところが優れているのかをいくつか解説していきます。
車内で就寝できる人数
軽キャンは車内で寝れる人数が2人がMAXなのに対して、ハイエースの方は2~4人は寝れます。家族みんなで旅行やキャンプなどする時はハイエースの方が寝られる人数が多いので家族行事が多いご家庭は軽キャンよりもハイエースを使うのがおすすめです。
車載できる荷物の量
単純に車の大きさで積める荷物の量が違い、期間が長い時などはハイエースの方が便利です。軽自動車に乗っている人ならわかりますが、やはり軽だと荷物を積める量が普通車やバンなどと比べると少ないです。反面ハイエースは余裕で荷物を倍載せることができます。
高速での運転のしやすさ
軽キャンだと上り坂はもちろん、高速で走る時などもアクセルを踏み込んで運転しなければならないことがほとんどです。しかしハイエースはエンジンの排気量が全然違うので、軽みたいに思い切りアクセルを踏み込まなくてもスムーズに高速を走行することができるので非常に楽です。
ハイエースのキャンピングカーを使い方で考える
キャンピングカーをどんな使い方をしたいのかは人それぞれ違います。ハイエースは基本どんな用途でも使えますが、キャンピングカーを購入したらどんな風に使うのかを一度考えておいた方が買う時もあれこれ悩まずに済むし、購入した後で後悔することも無くなります。
車内で寝るだけ
後部座席の所を全面フラットにして寝るだけのスペースを作れます。就寝スペースはキッチンなどがあるよりも広くとれるので良いです。食事はキャンプ場でテーブルとイスを展開して、テントの替わりに寝るという人には向いてます。
車内で食事もしたい
ただ食事をするだけでなく、キッチン付きなので料理を自分で作って楽しむこともできます。また、テーブルや椅子ももちろん付いてくるので雨の日や移動中の休憩などにゆったりできる環境なので便利です。特に料理が好きな人などには嬉しい設備です。
冬の寒さから解放されたい
キャンピングカーだけでなく車全般でも同じですが、冬の車内の寒さはどうしよもなく辛くてなんとかならないかと思ったことも何度かある事でしょう。しかし、ハイエースにはFFヒーターが付いているので車内はいつまでも暖かくいられることができます。FFヒーターとは、エンジンをかけずに暖房を入れられる車内で安全に使えるものです。
ハイエースのキャンピングカーの冷暖房が故障したらどうする?
ハイエースに限らず他の車種でも同じですが、冷暖房が万が一故障して使えなくなってしまったら夏や冬を乗り過ごすのに不便になってしまいます。車屋さんの関係や、金銭面的の関係があったりですぐに修理に出せないこともあるでしょう。そこで、そういう時はどうすればよいのかを説明していきます。
冬はFFヒーターを使って夏は換気扇や窓を使ってやり過ごす
暖房機能をを主に使ってた人で冬に暖房が故障してしまった場合、FFヒーターを使えば良いです。夏に冷房が故障した場合は、窓を開けたりするのも手ですが、換気扇をも一緒に使うのが良いです。これが意外と涼しくて汗の匂いも換気してくれます。しかし、冷房暖房機能をいち早く直すようにすることが1番でしょう。
ハイエースで就寝中心のキャンピングカーおすすめ5選
キャンプなど車中泊を中心にしたいと思っていてハイエースのキャンピングカーを購入したいけど、どういうのを選んだら良いのかわからないと言う人におすすめのキャンピングカーをご紹介していきます。後で後悔しないよう外でもぐっすり眠ることができそうなキャンピングカーを選んでいきましょう。
rem second act KULOS(レムセカンドアクトクロス)
このキャンピングカーは、6人まで乗車が可能なので大家族で出かけても大丈夫です。また、キャンピングカーが初心者の人でも充分に楽しめるでしょう。外観からはキャンピングカーだと全然わからないのでどこへ行っても違和感はありません。
快適な睡眠ができる安心感がすごい個室空間
このキャンピングカーの1番のこだわりは、まるで車の中ではないような安心感がして快適な眠りにつけるところです。また、ベッドは3層立体構造のベットマットを使っているのでふかふかして気持ちよく寝ることができます。4人まで寝ることができるので家族全員でキャンプなどに行っても楽しく過ごせます。
スペック
- タイプ(種類):バンコン
- ベース車両:ハイエース、スーパーロング、ワイドボディ、ハイルーフ、キャンパー専用車
- 登録ナンバー:8
- ビルダー:キャンパー鹿児島
- 乗車人数:6人
- 就寝人数:4人
- 標準装備:コンロ、排水&給水タンク、ルームエアコン、シンク、インバーター、外部AC電源入力、サブバッテリー、シャワー
- 価格:6,580,000円
プラスSL+1(プラスエスエルプラスワン)
このキャンピングカーの特徴は、、ソファーシートの形を変形させることができ、そうすると広いベッドに変わるので、最大で3名が就寝可能だからとてもお手軽なところです。わざわざベッドを用意しなくても済むというところも良いです。
車の中なのに広々と使える
就寝の時だけでなく、起きているときでもくつろいで乗ることができます。就寝スペースは3人可能で、3人家族のご家庭にはピッタリなキャンピングカーです。また、車内も車の中とは思えない程の綺麗さで、まるでホテルに泊まってるかのような気分になれるのでおすすめです。
スペック
- タイプ(種類):バンコン
- ベース車両:ハイエース
- 登録ナンバー:8
- ビルダー:RECVEE
- 乗車人数:8人
- 就寝人数:3人
- 標準装備:コンロ、排水&給水タンク、シンク、サブバッテリー
- 価格:4,806,000円
コンパス ビッツ ハイルーフ
ハイエースのキャンピングカーの中では完成度が高く、家族全員で遠出で出かけるときにも不便なく乗ることができます。デザインもシンプルでどこで車中泊していてもキャンピングカーだと察しられることもないので安心して眠りにつけます。
好きなように自由にシートを変えられる
他のキャンピングカーでもシートを変えられるものも多いありますが、このキャンピングカーのシートはソファーみたいに座れるように変形させたり、もちろんベッドにもすることができ、丁度良い柔らかさなので寝る時も体が痛くなる心配もありません。高さの位置も変えることができるので自由自在に使用方法を変えられるところが1番の魅力です。
スペック
- タイプ(種類):バンコン
- ベース車両:ハイエース
- 登録ナンバー:8
- ビルダー:ホワイトハウス
- 乗車人数:5人
- 就寝人数:4人
- 標準装備:コンロ、排水&給水タンク、サブバッテリー
- 価格:3,980,000円
トイズボックス 470 SGL/TOY’S BOX 470 SGL
就寝できる人数は2人で他のキャンピングカーと比べたら少なく感じますが、例えば年配のご夫婦が2人使う分には十分な就寝スペースを確保できるキャンピングカーです。外観だけでなく車内もシンプルな構造なので派手なのが苦手な人でも気軽に乗れます。
大人2人が寝るのにぴったりの空間
空間が広いので寝る時も足を思いっきり伸ばしてゆっくりと深い睡眠をとることができ、大人2人が車内で泊まるのに非常に適しているのでおすすめです。また、旅行の時にはベッドを就寝の為に使って、普段乗る時は荷物置き場などに利用もできるので便利です。
スペック
- タイプ(種類):バンコン
- ベース車両:ハイエース
- 登録ナンバー:4
- ビルダー:Toy-Factory
- 乗車人数:5人
- 就寝人数:2人
- 標準装備:排水&給水タンク、シンク、シャワー
- 価格:3,693,600円
オーロラスタークルーズ エヴァンス
ハイエースでの良い所はデザインが良くかっこいいデザインのものが多い事です。その中でもこのキャンピングカーは色も光沢が輝くブラックで男性からは人気です。誰が見ても外観からキャンピングカーとは判断できないでしょう。