イシナギの最大サイズは?巨大魚の釣り方や料理をご紹介!

イシナギの料理はどんなものがある?

その巨体から大物狙いのアングラーを惹き付ける一方で、上質な白身の身体は私たちの舌も歓ばせてくれるのが「イシナギ」です。ここからは、定番の料理から少し珍しい料理までご紹介します。

イシナギの料理① 刺身

鮮度のよい「イシナギ」が手に入れば、まずは刺身が絶品です。見た目はブリのようですが、白身らしい旨味に溢れていて、後味も生臭くなく爽やか。深海に棲む魚らしい脂分ののりもあって、甘味も感じさせる上質な味です。ただ、未成魚の場合は鮮度落ちが早いため、注意が必要です。

お伴には日本酒を

白身で旨味のある「イシナギ」は日本酒ととても合います。生臭さなどの後味がないのでアルコール類と合わせても嫌味がありません。上質な白身の旨味を、是非日本酒のコクのある旨味とともに楽しんでみてください。

少し炙ってみると。。

「イシナギ」は火を通すとまた違う味わいを見せてくれるので、皮目を少し炙ってみるとまた異なる面を見せてくれます。炙った皮目の香ばしさと半生の白身の旨味が舌の上で合わさる感覚は絶品です!

イシナギの料理② しゃぶしゃぶ

白身ながら程よい脂ののった「イシナギ」は、ブリのようにしゃぶしゃぶにしても絶品です。昆布だし、酒、塩、お好みで醤油や味噌をいれたお出汁のなかでくぐらせるとまた違った側面を見せてくれます。軽く火を通すだけで旨味が増し、さらに完全に火を通すとまた違った味となるので、いろいろな火加減で食べてみるのもおすすめです。

イシナギの料理③ 煮付け

白身として上質な「イシナギ」は煮ると適度に身が締まってくれます。もちろん脂分は余分なもの以外は残っているので旨味はそのまま。ただし、少し鱗が取れにくいので、下処理をするときには水洗いしてしっかりと鱗をとり、さらに湯通しして冷水にいれ、残った鱗やぬめりを落とすなど丁寧な処理をした方がよいでしょう。

イシナギの料理④ ローズマリーの包み焼き

「イシナギ」は程よい脂分の上質な白身であるので、西洋風の味付けとも相性抜群です。身体の筋肉の中に意外なほどに含まれる脂分が、タラなどの他の白身の魚とはまた異なる味わい深さを表現してくれます。その身はふんわりと柔らかく仕上がるため、食感も大満足です。

イシナギの料理⑤ かま焼き

「イシナギ」は身体自体が大きいので、かまの部分だけでもお腹一杯の分量があります。かまの部分特有の脂ののりが旨味となり、噛めば噛むほど味が出てきます。焼いた部分の香ばしさと、イシナギの持つ旨味があわさり絶妙なハーモニーを奏でてくれます。
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