前述でアフリカ大陸にいると解説しましたが、ここでは生息地域や、実際にどのような場所に生息しているかについても詳しく解説していきます。また、日本での生息の有無についても述べていきます。
野生のブラックマンバはアフリカに生息
アフリカ大陸の中でも、主に東部や南部に生息しています。また、岩場や森林地帯や草原地帯などのさまざまな環境で生息しています。おおむね、アフリカのジャングルなど熱帯雨林での生息が最も適している環境と言えます。
日本ではジャパンスネークセンターで見られる
結論から言うと、基本的に日本では野生の中では生息していません。もし、拝見したいという方がおられる場合は、群馬県のジャパンスネークセンターを行くことをおすすめします。ここでは、他にもさまざまな蛇を見ることができるので蛇好きの方には、日本の中でもおすすめの場所と言えます。
ブラックマンバは飼育できる?飼育による事故も
果たしてブラックマンバは飼育することが可能な生き物なのでしょうか。飼育にあたっての事故などを交えて解説していきます。また、ブラックマンバにまつわるショッキングなエピソードについても触れていきます。
猛毒のため飼育はおすすめしない
実際に、日本で飼う場合は市長などの許可が必要になります。また、どこに移動するにも許可が必要になってきます。なぜなら、特定動物に認定されている動物であるからです。血清も用意しておかないと危険ですし、飼うのはとても困難な生き物と言えます。
飼育中に噛まれて大けがした事例も
実際に日本で飼っていた方もいましたが、2012年に事故が起きた例もあります。神奈川県で飼育していた男性が噛まれ、救急車で運ばれました。噛まれた本人は、自分で119番をして一命をとりとめました。
ロシアでは飼育していたブラックマンバを使った自殺ライブ配信も
海外では、この最強の毒蛇にまつわる衝撃的な事件がありました。ロシアのアスラン・バレーフという方が、ブラックマンバを使って自殺するところを自ら動画で配信しました。蛇の専門家でもあった彼が、猛毒の最たる蛇として選んだという点においてもこの毒の恐ろしさが窺えます。
ブラックマンバの毒に対する新たな抗毒素候補を発見
現状のブラックマンバにおける抗毒素に対し、世の中はより良いものを欲しています。なぜなら、現段階の抗毒素はとてもコストがかかるものでもあり、必ず助かるわけでもなく、さらにアナフィラキシーを起こす可能性もあるからです。そこで、ここでは新たな抗毒素の候補について紹介していきます。