ムラサキカガミを覚えていますか?対処法や正体を追及!登場作品も紹介

その日を境に、少女は衰弱していきました。紫色に塗られた鏡は、もう鏡としては使えません。心配した父親が、似たような鏡を買ってきて少女に差し出しましたが、少女はそのどれも気に入りませんでした。

うなされながら19歳で亡くなった少女③

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少女は急速に衰弱していき、そしてついに、亡くなってしまったのです。手には紫の鏡を握りしめて、「ムラサキのカガミ、ムラサキカガミ」とうなされながら、亡くなりました。享年19歳でした。もう少しで20歳の誕生日を迎えるはずでした。

この少女が亡くなる際に唱え続けた「ムラサキカガミ」という言葉に怨念が宿ってしまい、やがてこの「ムラサキカガミ」という言葉が呪われた恐ろしい言葉として、小学生の間に広まっていったのです。

成人式目前に交通事故で亡くなってしまった少女の話

成人式目前に交通事故で亡くなってしまった少女の話①

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Aという少女が成人式を前にして交通事故で亡くなってしまいました。そして通夜の晩、少女Aの棺の中には彼女が生前大切に持ち歩いていた紫色の手鏡が納められていました。これを見て同級生の少女Bは、「手鏡なんてもの持っているから、鏡に魂まで持って行かれたのよ」と言い捨てました。

翌日、両親が棺をのぞき込むと、手鏡がなくなっていました。いくら探しても見つかりませんでした。しかたなく、そのまま火葬されました。そして、成人式の朝、それまで出てこなかった少女Aの手鏡が少女Bの部屋から出てきたのです。

成人式目前に交通事故で亡くなってしまった少女②

亡くなった少女Aは、成人式に出るのを楽しみにしていました。成人式の朝自宅を出たはずの少女Bは、成人式の会場に現れませんでした。それどころか、それきり少女Bは姿を消してしまい、行方不明になってしまいました。これ以来、この話を聞いて20歳まで忘れない人には死が訪れるという噂が立ちました。

「都市伝説」および「鏡」について

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いわゆる「都市伝説」にはいろいろなタイプがあります。このムラサキカガミのように、将来に不安を覚えさせるものの他に、不思議な体験をするものもあります。また、ムラサキカガミの重要なアイテムである「鏡」についてはいろいろな言い伝えがあります。これらについてはこの記事の終わりで紹介します。

ムラサキカガミの対処法

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小学生ならずとも、聞けばとても恐ろしいと感じるムラサキカガミの都市伝説ですが、それではこの呪いから逃げる方法はあるのでしょうか。実は方法はいくつかあります。次にこのうちから3つご紹介します。

対処法①白水晶

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白水晶は、言わずと知れたパワーストーンです。そして、その効能は、周囲のマイナスエネルギーを浄化して清めるという効果があります。したがって、重い気持ちを軽くしたり、「不運」を「幸運」に転化したりできるパワーを持っています。このような力を信じて、「シロスイショウ」と唱えると御利益があると言われています。

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