ロッドが折れたらどうする?折れたロッドの修理方法を徹底解説!

セパレートグリップを使用されている方で、リアグリップを破損した場合にはリア専用のグリップが必要です。フロントグリップとあえて材質を変えてかっこいいデザインに修理で仕上げる方もいます。ヤスリで自分の手にフィットする形状に加工してブランクスに装着するのもいいと思います。

キムワイプ

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接着剤やエポキシが漏れてしまい、ふき取るときなどに重宝します。エポキシなどをふき取る際にはうすめ液をしみこませるときれいにふき取ることが可能です。また、チェックなどのメタル部分が汚れた際にもキムワイプでふき取るときれいに磨きあがります。

修理不可能なロッドの損傷  

技術の進歩で、一昔前よりも修理不可能なロッドの損傷は少なくなっています。しかし、そうはいっても修復不能なロッドの損傷があるのもまた事実です。それでは、いったいどのような状況が修復不可能になってしまうのかご紹介します。

ブランクがバキバキ状態  

ブランクが不慮の事故でバキバキに折れてしまい、カーボン部分やグラス部分が繊維状になって裂け目が入ってしまっているときには修繕は不能となってしまいます。残念ながら廃棄することになります。

太い部分から折れてしまった

太い部分がおられてしまった場合は綺麗にぽっきりと折れているのであれば、修繕可能な場合があります。昔までは修繕は不可能でしたが技術の進歩により、現在では多少の折れであれば、修繕が可能となっています。

折れたロッドの処分

折れたロッドの処分方法は、ガイドなどはライターで炙り外してください。グリップ部分に金属が使用されればその地域のごみ捨ての規定により燃えないゴミ等に捨てるようにしてください。長い場合はのこぎりでカットしてから捨てます。カットする際にはカーボンやグラスの線維が舞い散ります。吸い込んだり、目に入らないように注意が必要です。

折れたロッドからパーツの回収

折れたロッドから外したガイドは自分で修理したり、ロッドビルディングが可能な方でしたらまた、ロッドが破損した際の修理用や新しくロッドを自分で作る際の部品として保管しておいてもいいです。その他にもチェックリングなども外せたり、グリップも再利用できる場合があります。

飾り巻き

飾り巻きという言葉も聞きなれない方も多いかと思います。ロッドをきれいに彩ってくれるだけではなく、それなりのメリット・デメリットは存在します。それらを祖紹介しますので、理解したうえで飾り巻きをするか否か検討することをおすすめします。

飾り巻きのメリット

ロッドを自分好みのかっこいいデザインにしたり、折れた場所を修復した際の傷口を覆い隠し、更に強くなるように補強することができます。また、巻く個所をリールシートからトップガイドのほうへ長く巻くことで、バット部分を強くするなど、ロッドの調子を変えることも可能です。

飾り巻きのデメリット

飾り巻きのデメリットは単純にロッド自体が重たくなってしまう点です。重くなってしまうと取り回しが悪くなったり、繊細なあたりがとりにくくなる場合もありますので過剰な飾り巻きは控えることも必要です。重くなることで腱鞘炎になってしまうリスクも生まれてきますので要注意です。

修理できるならあきらめない!   

自分で購入したロッドやプレゼントされたロッドなど、大切に使っていれば愛着がわいてきます。そんな大切なロッドですからしっかりとしたメンテナンスを行い、多少の破損であれば修理をして長く使用してはいかがでしょうか。さらに愛着がわいてくること間違いなしです。

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