イナダの持ち帰り方
クーラーボックスにはたっぷりの氷を用意しておきます。活け締めしたイナダはビニール袋に入れます。活け締めにしたイナダは、水に浸かると、身が水っぽくなってしまうので注意が必要です。ビニール袋に入れたイナダをクーラーボックスに入れて持ち帰ります。
イナダの食べ方
イナダのさばき方を紹介します。このさばき方でワラサでもブリでもさばけますので、是非マスターしてみて下さい。
イナダのさばき方
- イナダは細かい鱗がありますので、尾びれから頭に向かって包丁の背で鱗を取ります。
- 頭を落とします。胸ヒレと腹ヒレが頭についてくるように包丁を入れます。
- 腹から尾に向けて包丁を入れ、内臓を取り除きます。
- 腹を開くと、背骨に沿って血合いがついているので、包丁で切り込みを入れて掻き出します。
- 頭の方から背ヒレに沿って包丁を入れて行きます。骨に包丁が当たるように滑らすようにします。
- 半分程包丁が入ったら、つぎは、腹を側を尾の方から頭の方に向けて、骨の上を滑らすように包丁を入れて行きます。両面出来れば三枚下ろしの完成です。
- ここからは柵取りになります。三枚に下ろしたイナダの身の真ん中に血合いと中骨がありますので、この血合いと中骨を取り除くように包丁を入れれば、背側、血合い、腹側に柵取りできます。
- 尾の方から身と皮の間に包丁を入れて皮を引いて行きます。
イナダのおすすめ料理のレシピ
脂は少なめですが、さっぱりとしたイナダの変わり種おすすめのレシピを紹介します。
イナダのなめろう
新鮮なイナダは刺身で食べても、コリコリと食感がよく美味しいのですが、さっぱりとしたイナダをひと工夫して、なめろうにするのもおすすめです。
材料(二人分)イナダ半身、大葉二枚、長ネギ8cm、ニンニク半欠け、味噌大さじ半、すりごま少々
- 大葉、長ネギ、ニンニクはみじん切りにしておく。
- イナダを細かく刻む。
- 刻んだイナダに、みじん切りにした大葉、長ネギ、ニンニク、味噌、すりごまをのせ、包丁で混ぜるように叩く。
- 少し粘り気が出るまで叩いたら完成
おつまみにも、ご飯のお供にも相性ぴったりです。
食べきれないイナダの保存方法
食べきれない程大量に釣れてしまった場合、きちんと下処理をして冷凍保存しておけば、3ヵ月は保存ができて、解凍後の調理も楽にできます。イナダの冷凍保存の方法を紹介します。
1.下処理をする
内臓やエラが残っていると、解凍している最中に臭みが出てしまいますので、必ず下処理をしてから冷凍しましょう。生姜、青ネギと一緒に湯通ししてから冷凍すると、解凍してからすぐに料理に使えるのでおすすめです。
2. 水気を拭き取ってから冷凍庫へ
キッチンペーパーなどで、しっかり水気を拭き取ってから冷凍しましょう。水気が残っていると、霜が付いたり、解凍した時の臭みの原因になります。
3.急速冷凍する
ステンレスパッドに並べて冷凍することで急速に冷凍することができます。
4.密閉する
ラップに包つみ、ジップロックなどの保存バッグに入れて、空気に触れさせないように密閉して保存します。
まとめ
ライトショアジギングを中心にイナダの釣り方を紹介しましたが、投げサビキや船釣りでも楽しめるイナダは、引きが強く、釣り好きの方にも人気のターゲットです。是非ご自身にあった釣り方でイナダ釣りを楽しんで下さい。