タコノマクラとは
タコノマクラ目タコノマクラ科に属するウニの一種です。棘皮(きょくひ)動物門という大きな分類に属しており、ヒトデやウニも同じ仲間です。
スカシカシパンとタコノマクラの違い
タコノマクラに5つ穴が空いたような個体をみかけます。こちらは、スカシカシパンといい仲間ではありますが、タコノマクラとは別種です。スカシカシパンは名前のとおり、5つのすかし模様がはいっています。画像真ん中の大きなものがスカシカシパンです。中川翔子さんが、ギザカワユスといってスカシカシパンの歌を作っていたことでも有名になりました。
タコノマクラの名前の由来
タコノマクラはニックネームでもなく、正式な名称です。名前の由来としては、詳しくは分かっていませんが、タコが枕に使うからなど、タコ絡みの諸説がいくつかあります。江戸時代より、タコノマクラと呼ばれていましたが、ウニの仲間のカシパン類、ヒトデなどを含めた名前でした。明治時代になり、教科書に現在のタコノマクラ単体を示す名称として掲載されました。