クロダイ(チヌ)の釣り方には、ウキフカセ釣り、落とし込み釣り、ダンゴ釣り、ルアー釣りなどあります。アジュール舞子では堤防やテトラなどで釣りやすいウキフカセ釣りがおすすめです。また、初心者には手軽に楽しめる落とし込み釣りが向いています。
ウキフカセ釣り
ウキフカセ釣りとは、その名の通り、水面にウキを浮かべて魚がかかるとウキが沈むとい一般的なウキ釣りの方法です。ウキ止めの調整により水面から水底まで探れたり、足元から沖まで探れるメリットがあります。
落とし込み釣り
落とし込み釣りとは波止などにサシエを落下させて釣る方法です。護岸などにイガイが付き始める夏に、イガイが大好物のクロダイ(チヌ)が潜んでいます。イガイが着生している岸壁から離れないように落下させるのがアタリを狙えるポイントです。落とし込み釣りに関する記事はこちら。
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アジュール舞子で狙える魚と釣り方⑤根魚
根魚はロックフィッシュとも呼ばれ、障害物や海藻が多くあるところの隙間に棲みつき、遠くへは移動しない魚です。アジュール舞子では温泉裏ワンドやT字波止、中央のワンドで釣ることができます。
根魚とは
根魚とは、メバル、カサゴ(関西ではガシラと呼びます)、アイナメ、クジメ、アカハタ、クロソイ、クエなどを指します。白身で味が良いので煮付けや唐揚げなどで美味しく食べることができます。メバルやカサゴは背びれや胸びれで刺されやすいので口を持つようにすることをおすすめします。
根魚釣りにおすすめな釣り
根魚には、ルアー釣り、穴釣り、胴付き仕掛け釣りなど様々な釣り方があります。その中でも初心者向けの、胴付き仕掛け釣りはシンプルな上、簡単に色々な種類の魚を釣ることができるのでおすすめです。
胴付き仕掛け釣り
胴付き仕掛け釣りには、岸壁を狙うので、2~3mの長さの釣り竿が適しています。エサをハリに刺して狙った場所に確実に仕掛けを落としたいので、少し重めのおもりを使って、ゆっくり上下させて魚を誘います。
アジュール舞子で狙える魚と釣り方⑥ヒラメ
ヒラメは沿岸の砂泥地を好み棲みつき、アジュール舞子では東側のサーフエリアに多くいます。でも、砂地ならどこでもとはいかず、根まわりや離岸流と言った地形の変化がある場所にヒラメがいる可能性があります。
ヒラメについて
ヒラメはカレイと区別が付きにくいですが、「左ヒラメに右カレイ」と良く言われるように、ヒラメの目は両目とも頭部の左側半分に付いているのが特徴です。ヒラメは刺身、エンガワ、寿司、ムニエルなど美味しく食べることができます。
ヒラメ釣りにおすすめな釣り
ヒラメを釣る方法には2種類あり、泳がせ釣りとルアー釣りがあります。エサ釣りでヒラメを釣るなら泳がせ釣りが代表的です。生きたアジをエサとして泳がせるためには、現地で調達することも可能です。
①泳がせ釣り
泳がせ釣りとは、生きたアジなどをエサに釣る方法です。重要なポイントは2つあります。1つ目はエサのアジなどは弱らせないように針につけること、2つ目はヒラメは捕食してから飲み込むまでの時間が長いので即アワセするのは禁物だということです。じっくり待つことが必要です。泳がせ釣りに関する記事はこちら。
アジュール舞子で夜釣り
魚は、夜に警戒心が薄れてきますので釣りやすいということや、夏の場合は日中より夜だと涼しい、魚は夜の光に集まりますので常夜灯などのある場所に魚は集まりやすいなど、夜釣りにはメリットがいっぱいあります。
駐車場
まずは、車でアジュール舞子まで行く場合は車をどこに置くかを考えると思います。西駐車場と東駐車場がありますが、どちらも23時までに駐車場に入らないと入れなくなります。駐車場を出るのは24時間可能です。
夜釣りポイント
アジュール舞子での夜釣りは人気で、とても混雑していて場所取りに苦戦します。できるだけ隣の人とはマナーを大切に、挨拶などし、お互い気持ち良く釣りを楽しめるよう努力することが大切です。
夜釣りで狙う大サバ
アジュール舞子の大サバが釣れる時期には変動がありますが、大体、6月から7月末までの間とされています。大きさは40cm程度が回遊しています。釣り方はウキ釣りが多く、ケミホタルを付けて釣ります。
釣った大サバの処理
大サバの処理で大切なことは、”締めること”です。鮮度が落ちるのが早い(足が早い)サバにとって、釣ったらすぐに締める(血抜きする)ことをしなければ、持ち帰って美味しく食べることができません。
必要なアイテム
必要なアイテムは、もちろんクーラーボックスと氷です。サバは、しっかり締めて冷やすことが鮮度を保つ秘訣です。また、手で絞めることもできますが、ナイフやハサミがあると処理がしやすくなります。
処理の仕方
サバの処理で大切な”締める”とは血抜きすることです。サバの首を折ったり(サバ折りと呼ばれています)、顎の下にナイフやハサミを入れて血を抜きます。その後、海水に数分漬けていれば血が抜けていきます。
アジュール舞子の注意点
アジュール舞子は、釣れる魚の種類が数多くあることから、1年を通して釣り人がたくさん訪れます。しかし、人が多く訪れる場所ではトラブルなどが起こりやすいので注意することが多くなってきます。
釣りが禁止の時期もあるので注意!
アジュール舞子では、釣り禁止の場所もありますので、確認し注意が必要です。東側のビーチエリアは海水浴シーズンは釣り禁止となっています。また、台風の影響により禁止されている場所があります。釣り禁止場所では決して釣りをしないように注意してください。
周りの人に注意して釣りをしよう!
釣り場が混んでいる場合、先客に「釣れますか」などと声を掛けて挨拶することや、”オマツリ”(他の人の糸(ライン)と絡まること)をしないように気を付けたり、投げ込むときに後方に人がいないか確認しなければ、ケガをさせてしまう場合もあります。釣りを楽しむためには周りの人に注意することが大切です。
ごみは持ち帰ろう!
釣りの場合に限りませんが、自分が出したごみは必ず持ち帰りましょう。釣り場の放置ごみのせいで、全国の港や湖で釣り人立入禁止となるところが増えています。今後もアジュール舞子で釣りを楽しめるように、皆さんでキレイに保つことが大切です。ちなみに、アジュール舞子にはゴミ箱はありません。
アジュール舞子のアクセス方法をチェック
アジュール舞子のアクセル方法には車(バイク)と電車があります。車の場合は、明石海峡大橋を目指して進めば迷うことなく到着できます。駅から徒歩圏内で釣り場がありますので電車での釣りも可能です。
関東からのアクセス方法
東京からアジュール舞子まで、車でのアクセスは、新東名高速道路経由で約6時間半(距離541㎞)です。電車でのアクセスは、東京駅から新幹線で新大阪駅まで遺棄、新大阪駅からJR線で舞子駅まで行きます。合計で約3時間半です。
関西からのアクセス方法
車でのアクセスは、第2神明道路の高丸ICからの場合は西に向かい舞子多聞線を南に約15分、垂水JCT/ICからの場合は、舞子多聞線を南に約20分、阪神高速道路の若宮ランプからの場合は国道を西に約20分で着きます。
電車でのアクセスは、西側や中央のポイントへは、JR舞子駅下車、山陽電鉄舞子公園駅下車、東側のポイントへは、山陽電鉄霞ヶ丘駅下車、山陽電鉄垂水駅下車、JR垂水駅下車し、徒歩圏内で着きます。
駐車場も忘れずに!
アジュール舞子西駐車場とアジュール舞子東駐車場があり乗用車は1時間につき200円で停めることができます。(バイクは堤防近くの駐輪所へ停めてください。)また、舞子公園駐車場P1、P2、P3もあり、こちらも乗用車は1時間200円で停めることができます。他にはタイムスなどのコインパーキングが点々とあります。
アジュール舞子で釣りをしよう!
アジュール舞子は釣り場ポイントと釣れる魚の種類の数がトップクラスです。お子様連れのファミリー、初心者からベテランまで楽しめる釣り場ですので、皆さんアジュール舞子で釣りをしましょう。近年釣り人の海中転落事故等多発しています。ライフジャケットを着用していれば防げる事故もありますので、ぜひ着用し、安全に釣りを楽しみましょう。