さんまのみりん干しの焼き方
さんまはみりん干しのように干物にしてもおいしくいただけます。干物は焼く際に焦げ付きやすいため、身がボロボロとこぼれてしまったりと難しいイメージが強いですが、ここでは美味しく焼ける方法を紹介していきます。
みりん干しはグリルよりフライパン
紐のをグリルで焼くと、網にくっついてしまい魚が崩れてしまう場合が多いです。そこでおすすめなのはフライパンで焼く方法です。この方が身が付きにくく、フライパンシートを使用することで後片付けも簡単に焼くことができます。
フライパンシートを使って弱火でじっくり
フライパンシートを魚の大きさにあわせてひき、フライパンをよく温めてから皮の面を下にして焼き、色がついたら裏返します。この時火は弱火にし、少量の水をたらして蓋をすると身がふっくらとした仕上がりになります。みりん干しは焦げやすく崩れやすいので、焼き加減を確認しながらも箸で触りすぎないのがポイントです。
さんまのきれいな食べ方
ここまで様々な焼き方を紹介してきましたが、いざ上手に焼けたとき、きれいに食べきる方法を紹介していきます。身が残ってしまったり、ボロボロになってしまわないようポイントを押さえていきましょう。
まずは食べる前のひと手間
さんまを食べ始める前にしておくとうまく食べれるコツがあります。まずは箸を寝かせて頭側から尾に向かって箸で軽く押し付けていきます。こうすることで骨と身をきれいにはがすことができ、食べやすくなります。
骨にそって箸をさし、食べるのは上部から
頭のすぐ横から尾に向かって中骨部分に箸を入れながら進めていきます。その後上部分とした部分に分けますが、食べ始めるのは上の部分からです。身が崩れすぎない程度に分けながら食べ進めていくときれいに食べることができます。
骨を身から離し端によせる
表側を食べ終わった際に、裏へ返すことはNGです。身と骨を箸で軽く切り離した後、頭側を持ち上げ骨をきれいに取り除いていきます。この時尾の部分を折って切ろことできれいに骨を外すことができます。
さんまの内臓、食べる?食べない?
魚を調理する際、通常ですと内臓をとらなければなりませんが、さんまの内臓は食べることができます。塩焼きでも内臓をそのまま残している方も多く、苦みが少しありますがその中に深いコクのある味わいが特徴です。
さんまは胃がない!
さんまは胃がない珍しい魚で、食べたものを排出するまで30分から1時間程度しかかかりません。体に取り込んだものをとどめておく時間が少ないので、その内臓を食べても食中毒になる可能性は極めて低いです。