ししゃもってどんな魚?焼き物以外の知られていない美味しい食べ方とは?

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まず最初にししゃもの昆布締めの作り方をご紹介します。ししゃもはお刺身で食べられないという印象をお持ちの方も多くいますが、実はお刺身でも十分食べられるのです。それでは、材料や作り方などを紹介していきます。

材料

材料は「新しいシシャモ 4尾」、「塩 少々」、「昆布 適量」を用意します。ししゃもは生で食べるので加熱用ではない新鮮なものを選ぶようにして下さい。スーパーなどにはほとんどないので、原産地や、漁港などに新鮮なししゃもが販売されている事があるので、そちらで購入すると良いでしょう。

料理レシピ

まず、生のししゃもの頭部を切り落とし、腹を切って中の内臓などを流水で洗います。皮を剥いでも良いですが、剥ぎにくいようでしたら皮のままでも構いません。次にししゃもを半分に切り、塩を少量振りかけて10分くらい置きます。水で柔らかくして置いた昆でししゃもを包んで冷蔵庫で一晩放置すれば完成です。

調理のポイント

ししゃもの骨は柔らかく、喉に刺さることはほとんどありません。もし気になるようでしたら下処理の時に腹骨を取り除いて置くと良いでしょう。また、お好みでバーナーなどで炙ると、より美味しく仕上がるのでおすすめです。

ししゃものおすすめ料理その②

ししゃもを簡単に食卓の主役にできるレシピをご紹介していきます。作り方はそれほど難しくなく、材料を入れるだけの作業なので細かいことが苦手な方でも、気軽にできるので非常におすすめな料理です。

料理名 ししゃも飯

このレシピはタイ飯を作る時と似たような感覚で作るとわかりやすいでしょう。ししゃもには栄養成分が豊富に含まれているので、お米が栄養を吸収してくれます。風味も良く、香りも香ばしいので食欲が出てくるのでおすすめです。

材料

材料は「お米 3合」、「だしの素 適量」、「醬油 適量」「生姜 適量」「お酒 適量」「お水 適量」「ししゃも 6~8尾」を用意して炊飯器に入れるだけです。また、ししゃもの数は目安なのでそれ以上多く入れてもらっても問題はありません。

料理レシピ

まず、お米3合を研ぎ、お水の量は控えめに入れておきましょう。次にだしの素、醬油、生姜、お酒を順に入れていきます。調味料を入れたらししゃもを丸ごといれます。炊き込みのボタンを押して炊き上がったら完成です。

調理のポイント

ししゃもはタイのように骨を取り除く必要はないので、そのままお茶碗に盛って召し上がれます。また、ししゃもを炊飯器に入れる前に、一度グリルかフライパンで軽く焼いてから炊くと、より美味しい味になります。

ししゃものおすすめ料理その③

次に、ししゃもを使ったフライの作り方をご紹介していきます。材料やレシピなどもシンプルでわかりやすいので、忙しい主婦の方などにもおすすめしたい料理方法です。揚げ物が大好きという方は、ぜひ一度作ってみると良いでしょう。

料理名 子持ちししゃものフライ

お腹に卵が入っているししゃもで揚げるので、卵の食感が絶妙なところがこの料理の特徴です。衣はカリっとしており、中はジューシーでとても美味しく召し上げれます。大人はもちろん、小さなお子様にもおすすめなフライです。

材料

材料は「ししゃも 10尾」「薄力粉 大さじ3」「卵 1個」「パン粉 適量」「揚げ油 必要な分だけ」を用意します。また、ししゃもは小魚なので、油の量は少なめでも十分揚げることができるので、多く入れすぎないようにしましょう。

料理レシピ

ししゃもに小麦粉を軽く振っておきます。まぶしたししゃもはバットなどに置いておき、卵をボウルに割り、かき混ぜます。ししゃもを混ぜた卵に絡め、パン粉があるバットに移して全体的にまぶします。170℃程のあぶらできつね色に揚げていったら完成です。

調理のポイント

油で揚げる前に、油が少し温まってきたら梅干の実を入れるとカリっと揚がります。ただし、梅干しの種を一緒に入れると種が破裂する恐れがあるので、実のみを入れるようにしましょう。また、パン粉をまぶすときはししゃも全体を覆うような感じでまぶすと良いです。

ししゃものおすすめ料理その④

次は、ししゃもの南蛮漬けのレシピをご紹介します。南蛮漬けと言うと鶏肉のイメージが強い方も多くいますが、魚でも十分美味しく、意外にご飯と合うのでおすすめな料理です。それでは、ご紹介していきます。

料理名 ししゃもの南蛮漬け

この料理は夏などの暑い夏バテ時期などには特に良いと言われております。栄養豊富な野菜とししゃもを一緒に食べられるので、身体にとても良い料理です。ししゃものサクサク感も癖になるので、楽しみながら召し上がることができます。

材料

材料は「ししゃも 10尾」「片栗粉 適量」「油 適量」「人参 約5cm」「玉ねぎ 1/4個」「しめじ 1/3パック」、調味料を「みりん 大さじ1」「砂糖 小さじ1」「お酢 大さじ1」「水 大さじ2」「ごま油 小さじ1」「醬油 大さじ2」を用意します。調味料はあらかじめ合わせてくのが良いです。

料理レシピ

ししゃもに片栗粉をまぶしておき、フライパンに油を入れ軽く両面を焼いたらお皿などに移します。人参は細切りにして、玉ねぎはスライスし、しめじは根の方を取っておきます。野菜類を炒め、調味料を加えて1~2分加熱します。最後にししゃもを入れて絡め、お皿に盛れば完成です。

調理のポイント

最初にししゃもをフライパンで加熱する時は、あまり焼き過ぎないようにしましょう。少しきつね色になったくらいで火から下すと、丁度良い焼き加減になります。また、火の強さは中火より少し強めで炒めるのがおすすめです。

ししゃものおすすめ料理その⑤

日本人にとって1番しっくりくる食べ物は、日本伝統にもある煮付け料理です。ししゃもを煮付けにするという考えをする方はあまりいないのではないのでしょうか?実はししゃもの煮付けは意外に合うのです。それでは、ししゃもの煮付けについてご紹介していきます。

煮つけといえば赤魚も!赤魚の煮付けに関する記事はこちら

料理名 ししゃもの煮付け

ししゃも本来の味を存分に味わいたいのであれば、煮付けにして召し上がるのが1番です。焼き魚で食べるのと比較したら、煮付けのししゃもは身が柔らかく、味もコクが出るので非常に食べやすいです。それでは、作り方を紹介していきます。

材料

材料は「ししゃも 6尾」「醬油 大さじ2」「砂糖 大さじ1」「酒 大さじ1」「みりん 大さじ1」「大葉 3枚」「水 50mⅼ」を用意します。こちらの材料は2人分なので、もう少し多く作るようでしたら、2倍にして4人分作ることをおすすめします。

料理レシピ

ししゃもをフライパンできつね色になるくらいまで軽く炒めておきましょう。フライパンに水、醬油、砂糖、酒を順に入れて煮込んでいきます。少し煮だってきたら、みりんを入れてツヤを出します。火を止めて大葉を入れたら完成です。

調理のポイント

ししゃもを最初フライパンで炒める時は軽くで良いですが、煮込むときはじっくりと煮込んでいった方が良いです。そうすると、より美味しく仕上がり、小さなお子様でも簡単に召し上がることができます。

ししゃもって揚げても破裂しないの?

ししゃもはお腹に卵がたくさん入っているので、その状態で油で揚げても大丈夫なのかと心配する方も多くいます。そこで、そんな不安を解決するために、破裂しない方法などをわかりやすくご紹介していきます。

しっかり下処理をすれば破裂はしない

MabelAmber / Pixabay

ししゃもに水気があると、油を揚げた時に破裂してしまう恐れがあります。しかし、下処理をしっかりしておけば、これは避けられます。まず、ししゃもの水気をキッチンペーパーで拭いて、片栗粉でしっかりとまぶしていれば、揚げてる最中に破裂することはありません。

本物のししゃもの味は段違い!

カペリンも美味しいですが、本物のししゃもの味にはやはり勝てません。本物のししゃもの味は偽物のカペリンと比べたら、お腹の中の卵のプチプチした食感、濃厚な味わいなどもすばらしく絶妙な感じです。原産地で購入するのが1番ですが、難しいようでしたら通販などでも探すと、販売している事があるので、購入してみたらどうでしょうか。

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