ししゃもってどんな魚?焼き物以外の知られていない美味しい食べ方とは?

ししゃもは子供から大人まで幅広い方が食べている小魚でもありますが、実は別の魚だったということを知っている人は極わずかなのです。ほとんどの人が食卓で普通に食べている魚は代用で使われている魚だったのです。知っているようで知らないししゃもの事をご紹介していきます。

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料理、お菓子作り、家庭菜園が趣味です。 読みやすく、興味の引くような記事を書きたいと思っています。
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ししゃもってどんな魚?

ししゃもの事はわかっているようで、わかっていない人も非常に多くいます。また、子供だけでなく、高齢の方でもしっかり噛めるくらい良い魚と言われています。そこで、ししゃもが好きな人や興味がある人も、どんな魚なのか熟知しておきましょう。

ししゃもの生態や特徴は?

ししゃもと最初に名付けられた国では柳葉の魚と呼ばれております。回遊魚なので秋から冬の初めにかけて産卵のため河口へ上っていきます。また、メスの数は比較的少なく、オスよりもメスの方が高価で貴重なのです。オスは味が美味しいと言われますが、骨が少々硬めで子供には食べにくいでしょう。

ししゃもの生息地域は?

ししゃもはアジやサバのようにどこにでもいるわけではありません。漁師などが捕獲できるのは極わずかなのです。そのためこの小魚は、めったに捕獲することができない魚なのでとても貴重な魚なのです。

ししゃもの名前の由来とは?

ししゃもはアイヌ族という民族の元で名前が生まれました。この民族の伝説で言い伝えられている事で、食べ物に貧しい人々に向かって、霊神が葉っぱを川に流したことから、この名前が日本に伝わったと言われております。

ししゃもは女性を美しくしてくれる?

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ししゃもを毎日日課のように食べている人と、たまにしか食べていない人の美容の差は全く違うのです。いくらスキンケアを徹底的にしても、普段の食生活がしっかりしていないと意味がありません。ししゃもはどんな風な美容の効果があるのかを解説していきたいと思います。

ししゃもにはコラーゲンが豊富

コラーゲンという言葉は女性ならほとんどの人が知っているのではないのでしょうか?例えを言うと、ゼリーなどで使うゼラチン、焼き鳥屋でもある鶏皮、またはサプリメントでもあります。特にししゃもの中のタマゴがコラーゲンの塊で、毎日食べていれば肌がピチピチになるのも間違いないでしょう。

偽物のししゃも(カペリン)について

一般家庭にししゃもを料理として出ている魚はほとんどが偽物でカペリンという名前の魚だということは初耳だった人も多いのではないのでしょうか?知らずに買って普通に食べていたという方も少なくないでしょう。そこで、この魚の特徴などを詳しく説明していきます。

カペリンについてさらに詳しく知りたい方はこちら

カペリンの生態や特徴は?

この偽物の魚は見た目は本物と見分けがつかないので、素人の方はほとんどわからないでしょう。浅海でたくさんの群れで泳いでいる事が多く、産卵は一生に一度だけします。寿命は10年もなく、ししゃもと見た目は似ていますが、春から夏の初めに大群で行動し、繁殖した後には命を絶ちます。

カペリンの生息地域は?

カペリンは基本生息している場所は、ノルウェー海、グリーンランド、北太平洋など様々なところで生息している魚です。 また、日本の海ではオホーツク海沿岸付近にも生息しております。また、この魚は意外なことに人々から料理などで利用されて愛されています。

カペリンがししゃもとして販売されている理由とは?

本物の方は限られたところでしか収穫できなく、代用品が販売されている事が多いです。その代用されている魚は意外にも味が美味しく、子どもも普通に食べられるので品質自体には問題はないです。

ししゃもを使った効果的なダイエットはある?

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もう少し痩せたいけど、何をどうしたら良いかわからないと思う人は多いでしょう。この悩みは男女性別問わず、どなたにでもあるので不思議ではありません。ししゃもの卵の部分が特にダイエットにとても役に立つ食べ物なのです。また、痩せるだけでなく、妊娠中の女性にもとても良いのでおすすめです。

1日1回は必ず食べるようにする

ダイエット効果と言っても、ししゃもを1度にたくさん食べてもお腹を壊すだけです。朝でも昼でも良いので、1日に1回は食べるように心がけると良いでしょう。毎日それを積み重ねて続けていくと肌がツルツルになったりする人も非常に多いです。

具体的な食事内容

ダイエットに1番効果的なのはししゃもを朝ご飯の時に食べる事です。もちろん焼き魚にしても良いですが、朝は忙しいのもあり、手間がかからない方が良いのでししゃも昆布を食べても良いです。また、シジミのお味噌汁も栄養たっぷりなので一緒に食べれば効果が増大します。

カペリンをししゃもとして販売するのは法律的に大丈夫なの?

いつも食べているのは、本当は偽物で違うものだったと初めて知って驚愕する人も多いです。初めて知った方の中には、偽物なのに本物の名称で販売して良いのかと疑問に思う方もいます。そのことについて詳しく解説していきます。

販売しているパックなどにカペリンと明記してある事が多い

偽物のししゃもは、どの商品にもパックの裏に何かしら記載してあるものが多いのです。また、地域によっては全く異なる呼び方をしているのです。パックの裏の原材料のところにも明記してあることが多いので、買う前に確認してみると良いでしょう。

ししゃもの大きさは小魚しかいないの?

骨と一緒に食べられる魚と言えばやはり、誰でも小魚を1番最初に想像する事でしょう。この小魚の魅力と言えば、やはりお腹の中の卵の美味しさでしょうか。ししゃもは小さくて肉部分が少なく満足できないと思う方も多いようです。そこで、ししゃもで大型魚は存在しないのかなどの疑問点などを解説していきます。

現時点ではししゃもの大型魚は存在しない

ししゃものサイズは基本的に小魚サイズで、大型魚は今の時点では存在はしていないです。しかし、一部の場所では異なる大きさもあるので、A~Cサイズと呼んでいます。Cサイズでも大型魚と言うほど大きいとは言いにくいでしょう。

大きい魚で卵付きの魚は他にもいる

タマゴ付きで購入できる魚は、一つはサメです。サメの卵は誰もが知っている高級品で、名前はキャビアと言います。プチプチ感が好みな方にはたまらなく美味しいでしょう。2つめは、スーパーでも気軽に購入できるシャケです。この魚の卵はイクラと言い、ししゃもやサメと違って食感が柔らかく、コクがあるので人気です。

ししゃもとカペリンの違いとは?

皆さんが毎日のように当たり前に食卓に出すものが偽物だと言われて、実際に本物のししゃもと見比べたとしても見分けをつけるのはほぼ不可能に近いでしょう。そこで、この2つの小魚はどういう所に違いがあるのかを紹介していきます。

ししゃもとカペリンの違い①属種が違う

2つの魚の異なることはまず、「属」です。科はお互い同じでも、属が違う生き物は世の中沢山いいるでしょう。これを違うものでわかりやすく例えると、人間とゴリラは同じヒト科ですが、属が違ってくるという事なのです。

ししゃもとカペリンの違い②味や香りが違う

本物のししゃもの方は身がふっくらでふわふわしており、食感もふわっとしていて身がとても引き締まっています。一方、偽物の方は、本物のようにふっくら感はあまりなく、どちらかというと全体的に細く、サッパリしていて食べやすい感じです。

ししゃもとカペリンの違い③値段が違う

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本物は高価で高級な魚で、オスが数十匹で約2000円弱で、メスは約4000円する高級魚です。一方偽物の方は、10匹程度で200円~300円で本物と比較すると、とても安いのがわかります。値段のことを考慮するのなら代用魚を購入した方が得で、値段が高価でも美味しさで満足したいのならを高価で前者を選ぶと良いでしょう。

ししゃもとカペリンの違い④獲れる場所が違う

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単純に手に入らない本物のししゃもは日本の中でも北海道でしか生息していなく、外国では捕獲できない魚なのです。反面、代用魚の方はほとんどが外国から輸入で仕入れているため、日本で捕獲されることはあまりないです。

ししゃもの旬はいつ?

この魚だけに限らないのですが、魚全般に新鮮でおいしく食べる時期があり、そのことを旬と言います。ししゃもを食べるのが好きな方は、活きが良くて食べ頃な時に食べたいと思う人も多くいるでしょう。そこで、ししゃもの旬の時期を紹介していきます。

産卵シーズンの10~12月ごろ

まず、ししゃもが産卵する時期は秋の始まりから冬の初めまでが活発時期です。特に秋の半ばごろから約1か月半の間が、大漁に捕獲できる時期です。その頃にししゃもを食べるのは活きが良くて抜群な美味しさです。

ししゃもの気になる栄養価は?

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ししゃもは小さな子供から大人まで日頃食べている小魚ですが、どういう栄養があるのかを全く知らない方の方が多くいます。少しづつ知っていけば食生活が乱れている人も見直すことができるかもしれません。そこで、栄養面について詳しくご紹介していきます。

ビタミン

まず、ししゃもにはビタミンが豊富に含まれております。この栄養は体にももちろん、美容などにも良いです。また、身体の体力を増大させてくれる作用があり、気だるい身体を元気にしてくれます。病気などで体力が落ちてる人などは特に役立つ成分なのです。

リン

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ししゃもにはリンというミネラルが豊富に含まれております。リンはカルシウム成分と一緒に骨を作ってくれるので、無くてはならない成分なのです。骨だけでなく歯や爪なども硬く丈夫にしてくれます。また、筋肉の役目にも立ってくれるので、非常に体に良い魚なのです。

カルシウム

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ししゃもはの骨が他の魚と比べて非常に柔らかく、丸ごと食べられるのでカルシウムがとても豊富に摂取できます。成長盛りのお子様にも良く、カルシウム不足の大人や高齢の方にも健康に役立ちます。また、骨が丈夫になり骨折しにくくなり、骨粗しょう症などにも役にたつ成分でもあります。

ししゃものおすすめ料理を紹介!

ししゃもはグリルで焼くのもとても美味しいですが、他にも豊富にししゃもを使用したレシピがあります。唐揚げやフライ、お刺身などにもできるので驚愕する人も中にはいます。小魚なので大きな魚とは違く、お手頃に料理ができるので主婦の方にもおすすめです。そこで、ししゃもを使ったおすすめのレシピをご紹介していきます。

ししゃものおすすめ料理その①

グリルを使用した焼き魚だけのイメージが強いですが、それだけではありません。他の魚と同じような感じで、様々な料理方法ができるので人気です。そこで、どなたでもししゃもを使って簡単に料理ができるレシピをご紹介していきます。

料理 ししゃもの昆布締め

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