ドラグはリールのヘッドにあるつまみを回して調整します。時計周りにまわせば絞まり、逆は緩みます。要はラインが強く引かれたときに、糸が切れずに出るようにします。かといって緩め過ぎると巻く力が弱くなります。自分のラインに応じたドラグ設定することで、理屈の上ではラインは切れなくなります。もちろん使用後はしっかり水洗いします。
キスのちょい投げ釣りのライン
まずはリールに巻く道糸について。以前はナイロンしかなかったのですが、今はPEが主流です。ナイロンでは感度が悪いし、波や風で伸びてしまうからです。PEは4本拠りと8本拠りがあります。価格が違いますが、8本拠りのほうがトラブルが少なく丈夫です。
事故防止のために力糸をつけましょう
PEではこすれに弱い弱点があります。何度も投げるうちに天秤の金属とこすれ、あらぬ方向にオモリが飛んで周囲の人を大怪我をさせることにもなります。そこでPEの道糸の先に力糸を付けます。力糸はテーパー状で次第に太く作られています。1番細い部分を道糸に合わせ、例えば道糸に1号を巻いていれば1号から6号になる力糸を選びます。
ショックリーダーでも大丈夫
ルアー釣りのように、ナイロンやフロロカーボンのショックリーダーを道糸の先に結んでも大丈夫です。その場合、道糸のPEが1号ならば16lbなので、それ以上、20lb程度のショックリーダーを付けます。PEはナイロンの4倍(PE1号はナイロンの4号)の号数、ポンド数はほぼその4倍です。