ピパピパは独特な子守をするカエル!鳥肌が立つ産卵動画!販売は?

「ピパピパ」というカエルは、あまりにも気持ち悪い産卵・保育で知られています。ネット上では「検索してはいけない言葉」に選定されるほど。この記事ではピパピパ産卵動画を紹介するとともに、ピパピパの生態・特徴、繁殖方法、飼育、販売にいたるまで紹介しています!

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最先端かつ大自然、そんな北欧ライフスタイルに恋い焦がれる日々です。

ピパピパってどんなカエル?

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初めて聞いた方には、これがカエルの名前である事すら想像がつかないかも知れません。可愛らしい印象の響きとは裏腹に、その容貌はかなり独特です。特に繁殖の際はメスの〝ある部分〟がとんでもない事になる、人によってはトラウマ必須の凄まじいカエルでもあります。

ピパピパは流通名

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「ピパピパ」という名は、おもにペットとしての流通名であり、由来は学名の「Pipa pipa」です。単純に「ピパ」と呼ばれることもあり、これは同じピパ属のカエルの総称にも用いられます。両生綱・無尾目・ピパ科に分類され、和名は「コモリガエル」といいます。由来は後ほどご紹介する、驚きの子育て方法にちなんでつけられたものです。

ピパピパの見た目

出典:Wikipedia

写真をご覧ください。どこにカエルがいるか分かりますか?真ん中の平べったい朽木か石のような物体がピパピパです。よく見ると、前方向についた三角形の頭部に可愛らしい目がありますね。体長はオスで約15cm、メスで約17cmにもなる大型のカエルです。

体の色は全体的に褐色がかっており、全身にイボ状の小さな突起があります。後脚には広い水かきを持ちますが、前脚には水かきがありません。写真を見てもその特徴が確認できます。その代り、指先に触覚の役割を果たす小さな星形の器官を持っています。

ピパピパの生態

出典:Wikipedia

ピパピパはその一生を水の中で過ごし、陸にあがる事はほとんどありません。普段は川の底に「バンザイ」のような格好で潜んでいます。鳥獣戯画にでも登場しそうなユニークで微笑ましい愛らしさは、カエル好きならキュンときてしまうのではないでしょうか。

押し潰されたかのような平べったい体は「擬態」といいます。枯れ葉や岩石に化けて獲物が来るのを待ち構えたり、逆に自分達を捕食する天敵の目を欺くのに役立つのです。移動の時は、後脚の水かきで水を蹴り、前脚で行く手の障害物をどかしながら進みます。

ピパピパの食事方法

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水かきの無い前足の指には、前述の通り星型の器官があります。これは虫でいうところの触覚にあたり、小魚や水棲昆虫がここに触れた途端、目にも止まらぬ速さで水と一緒に大きな口へ吸いこみます。その際、前足で口の中に獲物を掻き込むようなおもしろい動作もします。ちなみに、ピパ科のカエルには舌がありません。

ピパピパの生息域

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