アブラソコムツってどんな魚?消化できない脂?日本では販売禁止の真相とは!

では、危険だと言われる所以は?この魚は、蝋のような脂成分である物質、ワックスエステルを含んでおり、食べると下痢をする為、日本では販売自体が禁止されています。このような脂を含んでいる理由としては、普通の魚がよく持っている浮袋をアブラソコムツは持っていないので、浮力として含んでいると言われています。

地域名

日本では神奈川県や、静岡県などでよく狙われる釣り人が多いですが静岡県、アブラソコムツがよくいるという、駿河湾がある所ではサットウ、沖縄県の呼び方は色々とありますが、インガンダルマ、イングワンタルミのように呼んでいるようです。ちなみに沖縄の呼び方は、胃がたるみ、下痢をするという意味が含まれているそうです。

アブラソコムツの販売禁止される理由

アブラソコムツが売ったり買ったりするのを禁止される理由、どのように危険なのかを詳しく書いていきたいと思います。前述の通りこの魚には、人体では分解出来ない成分の油を含んでおり、おなかを下すととされています。お腹を下すいうより、分解できないので、3切れ以上食べるとお尻から脂がそのまま垂れ流しになると言うのですから、危険だというのが分かると思います。また、多量に摂取して、昏睡状態になったという例も報告されているそうです。それでも、濃厚な味に魅了された方もいらっしゃるようですが、もし釣り上げて、食べる際は気をつけて下さい。

NEXT アブラソコムツを食べるとどうなる?