見た目はまるでエイリアン!?気になるワラスボの生態と食べ方をご紹介!

ワラスボと佐賀県との関係

有明海にしか存在しない絶対危惧種の指定も受けているワラスボを、県の特産物として起用したのが「佐賀県」なんです。佐賀県佐賀市が、国内外への知名度アップを目的としてユニークなホームページとPR動画を作成したのです。YouTube動画再生は30万回を超え、WRSBで注目を集めています。

https://www.youtube.com/watch?v=r6EpktKvUg4

(引用:佐賀市WRSBワスラボ公式サイト)

ワラスボの旬と味

ワラスボの旬

ワラスボの旬な時期は、5月~10月になります。この時期は、ワラスボの産卵期になっており最も美味しく食べられます。ワラスボは通常、泥内で生活しているので新鮮な個体でないと臭みが残ってしまいますので刺身や焼きで食べられないようです。ワラスボを食べるなら旬な時期を知っておいたほうがよいでしょう。

ワラスボの味

ワラスボの旬のところでご紹介した通り、泥臭さが残るワラスボは、干物にされることが多くお酒のおつまみやおかずに用いられています。ワラスボは見た目からは、予想が付かない味わいをしており、さっぱりした味わいで脂身はしっかりとついており、処理がきちんとされているものならば臭みもなく美味しく召し上がれます。

干物は時期問わず食べられる

先ほどにも、ご紹介された通りワラスボは泥の中で生息しているので旬ではない時期のワラスボは、臭みが残ってしまいます。干物でしたら旬を選ばずにいつでも食べることが出来ますし、長く保存もできるのでとても便利です。お土産屋さんでも、ワラスボの干物は年中販売されていていろんな料理に使用されています。

ワラスボの釣り方~ワラスボ漁~

ワラスボは、「スボカキ」という道具でワラスボを捕まえます。「潟スキー」と言われる干潟の上を自由に進むための大きな板に乗りスボカキという先端が鉤になった1.3メートルほどのなぎなたのような道具で泥の中をかき回して捕まえます。このようなワラスボ漁で年間の漁獲量は40トン程度です。

ワラスボの釣り方~チョイ釣り~

ワラスボを釣るタイミング

ワラスボは、主に干潟の泥の中に身を潜めているので釣ることができません。ですが、満潮になるとワラスボは海中を泳ぎ始めるのでこのタイミングに釣りを始めましょう。ちなみに、ワラスボは先ほどご紹介させて頂いた「ワラスボ漁」で収穫するのが主なので、釣りで収穫されることが少ないです。

ワラスボは釣れたらラッキー

ワラスボは、有明海に面した防波堤や漁港で釣ることができ、おすすめな釣り方は「チョイ投げ釣り」です。だが、ワラスボは釣りでの収穫量が一般的でないため釣りで釣れるのは極めて稀です。ですが釣り方としては、ハゼを釣る方法と一緒なのでハゼ釣りをしていたらワラスボが釣れた!なんてこともあるかもしれませんね。

ワラスボの美味しい食べ方

見た目は、びっくりするほど凶暴な顔つきのワラスボですが様々な料理にされたり佐賀県のお食事処などでも取り入れられています。そんなワラスボはどのようにして食べられているのでしょうか?ここでは、ワラスボの美味しい食べ方をご紹介していきます。

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