海女の魔除け「ドーマンセーマン」は陰陽師と関係がある?不思議な成り立ちに迫る

地元で語り継がれている

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志摩では今にも降り出しそうな曇り日に海に入るとトモカズキに遭うと伝わっています。ある日、若い海女がそんな日に1人鮑獲りに出ました。岩場に舟を止めて潜ると別の海女さんが背中を向けて鮑を獲っているのを見ました。

この海女は、セーマンドーマンの印をつけていません。しかも足先が霞んでいます。若い海女さんはすぐにトモカズキだと気がつきました。母親から言われていたことが頭に浮かび、差し出す鮑を受け取らないように手を後ろに回そうとしたとき、何かが体にまとわりついて動けなくなりました。

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若い海女はノミを振り回してまとわりつくものを切り裂き、息も絶え絶えに海上に出ました。村人はしばらく海に出ませんでした。トモカズキが笑いかけてきたら、娘は命をとられていたでしょうとある村人はいいました。

最強の海の魔物

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日本の妖怪は恐ろしいけど、必ず思いもよらないおかしな弱点を抱えています。河童に出会ったらお辞儀をすれば助かります。お皿のお水がこぼれちゃいますからね。なんとかなるんじゃない?って思ってしまいます。かならずしも死と直結している訳ではありません。

セイレーネス

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上半身は人間で下半身は鳥だったり魚だったりします。ギリシャ神話の神様です。美しい姿で描かれていることが多いのですが、残されている昔の絵は醜い姿でした。美しくしい姿の方がより恐ろしさが募ります。

そのうえ、天上から響く共鳴する美しい声。人々は芯からの恐怖に我を見失います。人々を惑わし船は難破したり、遭難し、セイレーネスがいる場所は、見るも無残な幽霊船の墓場と化してしまうのです。

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セイレーネスは知らなくても、セイレーンなら知っているのではないでしょうか。残忍な女神様です。海に落ちた人々は食い殺されてしまいます。人骨が島に山となったと伝えられています。海上に天から響く美しい声は、まさにアポカリプティックサウンドです。アカポリックサウンドは終焉の音楽として恐れられています。

クラーケン

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クラーケンは北欧伝承の海の怪物です。その姿は時にオオダコや巨大イカとして描かれています。船をすっぽり覆うほどの巨大な姿。フランスの船乗りがアフリカで遭遇したときの話が1810年に小説として発表されました。

大きさが島ほどもあり、間違えて上陸してしまうこともあったようです。1872年にメアリーセレスト号が中に誰も乗っていない状況で発見されました。人々が今まで船の中にいたような状況でした。海運史上最大の謎と今でも語られています。当時は全員がクラーケンの餌食になったのだと噂がたち、世界中の船乗りを震撼とさせました。

海女料理を食べに行く

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伊勢といえば伊勢海老ですね。それぞれ漁をする期間が決まっていますから、解禁の時期じゃないと獲りたての新鮮な魚介類は食べられないのです。時期を調べてサザエや鮑など新鮮な海の幸を食べに行きましょう。

海女小屋

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海女小屋で、地元の海女さんが獲ってきた新鮮な魚介類を炭火で焼いて食べさせてくれます。現役の海女さんの話しを聞けるのも味のうちです。3月4月は伊勢蝦、鮑漁が解禁になりますから、短いシーズンを堪能してください。

相差かまど

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海女さんの話しを聞きながら、食事やおやつを楽しめます。ある日のランチタイムは3,500円、おやつタイムは2,000円です。サザエ、大アサリ、バタ貝、干物、うにご飯、餅入り味噌汁など。伊勢海老、鮑は別料金です。※料金や内容はあくまでもある日の料金です。必ず確認して下さい。

はちまんかまど

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セレブ気分コース7,000円、まるでセレブコース9,000円、海女の話しを聞くおやつ体験3,000円です。海外からのお客様も多く混雑します?予約必須です。※料金や内容はあくまでもある日の料金です。必ず事前に確認してください。

さとうみ庵

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木造の海女小屋で、獲りたての海鮮炭火焼を堪能できます。ある日のメニューは、鮑1個,伊勢海老1尾、桧扇貝2個、サザエ2個、スルメイカ1杯、干物2種、アオサの味噌汁、ひじきの釜飯3名料金9,720円 2名料金10,800円予約制です。※料金や内容はあくまでもある日の料金です。必ず確認して下さい。

ドーマンセーマンは海女の大切な魔除けだった

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ドーマンセーマンは海女のお守りのことだったのです。安倍晴明は官職についていた偉い方ですし、蘆屋道満は民間人でありながら陰陽師の力は安倍晴明に勝るとも劣らない人物でした。女性の望みをひとつだけ叶えてくれる石神神社と海女小屋料理はぜひ体験して下さい。

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