唐揚げはメヒカリ料理の定番といえます。魚自体の味がしっかりしているので、シンプルな味付けでもおいしく食べることができます。また、頭から尻尾まで余すことなく食べることができるので、おいしい上にカルシウム満点!骨までカリカリに揚がるのでお子様にも安心です。お食事やお酒のおつまみにピッタリの料理です。
材料とワンポイントアドバイス
材料
- メヒカリ・・・2パック
- 塩コショウ・・・適宜
- 片栗粉・・・適量
- 揚げ油・・・適量
- 抹茶塩・・・お好みで
引用元:クックパッド
ポイントは、揚げる際の油の温度を低めに設定することです。火が通ったことを確認したら、一瞬強火にして高温にすることでカラッと仕上がります。火の通りの目安は、衣がきつね色になり油の泡が小さくなったときです。
美味しい作り方
まずメヒカリの下処理をして、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。その後、全体に塩こしょうを軽く振って、片栗粉を入れたポリ袋にメヒカリを入れます。まんべんなく粉をまぶしたら、170℃の油で揚げます。「詳細なレシピはこちら」
Contents
メヒカリの魚料理レシピ②:炊き込みご飯
魚の旨みが溶け出した、メヒカリの炊き込みご飯はとっておきの一品です。炊飯器でじっくり熱を加えるので、メヒカリがホクホクの食感になります。また、おこげをつくるとさらに香ばしさが増すでしょう。冷えても美味しいのでお弁当にもピッタリです。
材料とワンポイントアドバイス
材料(2人分)
- 米・・・1.5合
- メヒカリ・・・2匹
- だし汁・・・2合分
- 醤油・・・大さじ1
- おろし生姜・・・1片分
- ニラ・・・5cm
- 一味・・・好みで
引用元:Rakutenレシピ
今回のレシピでは干物を使用していますが、新鮮なメヒカリを使用しても問題ありません。また、より風味を出したいときには魚の量を増やしても良いでしょう。その他の具材を入れても良いですし、アレンジしやすい一品です。
美味しい作り方
お米を研いで炊飯器に投入し、調味料を混ぜてから炊飯器のメモリに合わせて注ぎます。最後にメヒカリを乗せて炊飯をスタートします。炊飯時間は通常モードで問題ありません。ただし炊飯器の容量いっぱいに作ると、溢れ出すことがあるので注意しましょう。例えば5合炊きのものなら、3~3.5ぐらいの量がおすすめです。「詳細なレシピはこちら」
メヒカリの魚料理レシピ③:メヒカリの開き
メヒカリは小ぶりの魚なのと下処理に手間がかからないので、自家製開きづくりにピッタリです。特別な材料は必要なく、また場所を取らずに短時間で完成します。簡単にできるのでぜひチャレンジしてみてください。
材料とワンポイントアドバイス
材料
- メヒカリ・・・8尾
- 水・・・250cc
- 塩・・・大さじ1
- 酒・・・大さじ1
引用元:クックパッド
下処理の際は、内臓の黒い膜までしっかり洗い流しましょう。この処理をすることで仕上がりが良くなります。また最後にお酒を塗ることで風味が増し、いっそう美味しくなります。今回は開きのご紹介ですが、丸干しにしてもOKです。
美味しい作り方
メヒカリの内臓を取り出し背開きにします。その後塩水に浸して、魚の表面に粘り気が出てきたら水気を切ります。このとき塩水が濃くならないように注意してください。酒を塗って風通しの良い日陰に干します。表面の粘り気がなくなったら完成の合図です!保存する場合はラップに包み冷蔵庫で保管します。2~3日以内に食べきれない場合は冷凍保存をおすすめします。「詳細なレシピはこちら」
メヒカリの魚料理レシピ④:南蛮漬け
お酢のさっぱりとした酸味が特徴の南蛮漬け。温かいままでも冷蔵庫で冷やしてもおいしく食べることができます。野菜と一緒に食べるので栄養バランスが良く、食欲が落ちる夏の時期におすすめの料理です。
材料とワンポイントアドバイス
材料(1~2人分)
- メヒカリ・・・3尾
- ピーマン・・・1/2個
- パプリカ(赤、黄)・・・各1/4個
- にんじん・・・1/2個
- 玉ねぎ・・・1/4個
- 片栗粉・・・適量
- 塩・・・適量
- 塩こしょう・・・適量
- 油・・・適量
- レタス・・・2枚
- 大根おろし・・・適量
甘酢(下記の材料をボウルに混ぜ合わせておく)
- しょうゆ・・・大さじ3
- 酒・・・大さじ3
- 水・・・大さじ3
- 梨酢・・・大さじ4
- みりん・・・大さじ2
- 砂糖・・・大さじ1.5
引用元:クックパッド
メヒカリを揚げる際は、二度揚げにするのがポイントです。そうすることで甘酢につけてもサクサク感が残り、唐揚げの食感を楽しむことができます。またこのレシピでは梨酢を使用していますが、お好みで他のお酢に変えてもOKです。
美味しい作り方
甘酢をつくるためにまず野菜を千切りにして、調味料を加えた鍋で煮込みます。野菜がしんなりしてきたら火を止めて粗熱を取ると甘酢の完成です。次はメヒカリの唐揚げです。下処理を終えたメヒカリに、塩こしょう・片栗粉をまぶし180℃の油で二度揚げします。最後に甘酢をかけたら南蛮漬けの完成です。「詳細なレシピはこちら」
メヒカリの魚料理レシピ⑤:天ぷら
最後にご紹介するのはさくっとした衣がおいしい天ぷらです。天つゆや塩で食べるので和風であっさりとしています。他の食材と一緒に天ぷらにしても良いですし、天丼にしてもおいしく食べることができます。
材料とワンポイントアドバイス
材料
- メヒカリ・・・約8匹
- 天ぷら粉(打ち粉用)・・・適量
- 天ぷら液(規定の冷水で割る)・・・適量
- 揚げ油 ・・・サラダ油・ごま油
- 抹茶塩・・・適量
引用元:クックパッド
おいしい天ぷらに仕上げるポイントはごま油を使うことです。このひと手間が加わることで香ばしい風味になり、お店の味に近づけることができます。またごま油はサラダ油よりも酸化しにくいため長持ちする利点もあります。
美味しい作り方
まず下処理を施したメヒカリを背開きにします。このときキッチンペーパーでしっかり水分を拭き取ってください。次に衣が剥がれるのを防ぐため、魚に打ち粉をします。揚げる直前に天ぷら液に潜らせて、ごま油を加えた170℃の油で揚げれば完成です。「詳細なレシピはこちら」
メヒカリを利用した魚醤がある
昔はやっかいものとされていたメヒカリですが、徐々に注目されるようになってきました。最近では加工品としても有効活用されています。その一例として愛知県産の「深海ギョの魚醤」をご紹介します。
なぜメヒカリで醤油をつくることになったのか
深海ギョの魚醤は、愛知県蒲郡市で獲れるメヒカリを使用した醤油です。蒲郡市の漁港では、漁獲量の大半がメヒカリとニギスという深海魚だそうです。しかし、大量に獲れるにも関わらず市場に出回るのはごく一部。売り物にはできないメヒカリを活用しようと開発されたのが、深海ギョの魚醤でした。
気になる味は?
深海ギョの魚醤の原材料はメヒカリと塩のみ。約5ヵ月以上熟成されて出来あがります。魚醤といえば独特の匂いが特徴ですが、深海ギョの魚醤は魚臭が少なく、メヒカリの旨みが凝縮されています。さしみ醤油としてだけでなく、鍋や煮物の味付けにピッタリの醤油です。
近所でメヒカリが販売されていないときには
メヒカリは全国で幅広く出回っている魚ではありません。食べたいと思っても手に入らないこともあるでしょう。そんなときには通信販売で購入することをおすすめします。鮮魚ではないものの、食べたいときにすぐに食べることができるので便利です。
通信販売されているメヒカリは、あらかじめ下処理が施されていて調理がしやすい利点もあります。販売されているのは、そのまま冷凍したもの、唐揚げ用に粉がまぶされたもの、干物や開きなどバリエーションが豊富です。楽天市場や公式サイトで販売されているので、ぜひご覧になってください。
食べたらびっくりな魚メヒカリ!
深海魚と聞くと、独特な見た目から食べることを想像する方は少ないでしょう。しかし今回ご紹介したメヒカリは、おいしい上に捌き方が簡単、さらに私たちの健康に欠かせない栄養素が豊富です。おすすめレシピを参考に、ぜひ新鮮なメヒカリを手に入れて、おいしいメヒカリ料理をつくってください。
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