目が光るからメヒカリ?実はおいしい深海魚!生態・捌き方・レシピを紹介

メヒカリを食べるのにおいしい時期は、青森から千葉にかけての地域が冬から春の間です。また他の地域では7~8月、12月~1月が旬となります。産卵時期の5~6月は禁漁期ですが、それ以外を除くと全国のどこかで水揚げされていることになります。

旬のメヒカリの味はクセがないうまさ

旬の時期のメヒカリは、なんといっても身が柔らかく脂が乗っているのが特徴。白身の淡白さと脂ののり具合がマッチしています。そしてクセがなく旨みと甘みを存分に味わうことができます。また骨が柔らかいので子供から高齢の方まで食べやすい魚です。

メヒカリのおいしい魚の見分け方

自宅で食べる際は、鮮度が高いおいしい魚を選びたいものです。選ぶポイントとして、まず目に着目します。目に濁りがなく透き通っている魚が新鮮だといえます。その他には触ったときに身が締まって硬いもの、体の模様がはっきりとしているものを選ぶと良いでしょう。

メヒカリは栄養価が高い

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メヒカリの魅力はおいしさだけでなく、栄養がたっぷり含まれているところにもあります。比較的小ぶりの魚なので頭から尻尾まで丸ごと食べられます。頭や骨の栄養価が高い部分も余すことなく摂取できるので、他の魚よりも栄養を取りやすいです。

カルシウム・DHA・EPAが豊富!

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魚の骨にはカルシウムが多く含まれますが、普段の食事で骨まで食べることは難しいでしょう。しかし骨の柔らかいメヒカリだとカルシウムを効率よく摂取することができます。また、血液をサラサラにする効果や脳の細胞を活性化する作用があるDHAやEPAも豊富です。

大学の研究では、青魚のサンマやアジよりもメヒカリの方が栄養価が高い、との結果が出ています。白身魚といえば、カロリーが少ないことが利点ですが、その反面青魚に比べると栄養価が低いです。メヒカリは白身魚ですが、私たちの健康をサポートする栄養素が多く、優秀な魚だと言えるでしょう。

骨ごと食べられる魚!メヒカリの捌き方

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「味も良し・栄養価も良し」のメヒカリは、捌き方が簡単です。特別なテクニックは必要ないので、魚を捌くのが苦手な方でも失敗なく調理することができます。動画を踏まえながらご説明していきます。

メヒカリの下処理は簡単!ウロコ取りのみ

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メヒカリを捌く際は骨や内臓の処理は必要なく、ウロコを取るのみで下処理が完成します。ウロコは柔らかいですが細かいので取り残しには注意しましょう。また一度に数十匹のメヒカリを調理するときは、竹ザルで振るうとウロコが取れやすいので便利です。

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