目が光るからメヒカリ?実はおいしい深海魚!生態・捌き方・レシピを紹介

おいしい天ぷらに仕上げるポイントはごま油を使うことです。このひと手間が加わることで香ばしい風味になり、お店の味に近づけることができます。またごま油はサラダ油よりも酸化しにくいため長持ちする利点もあります。

美味しい作り方

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まず下処理を施したメヒカリを背開きにします。このときキッチンペーパーでしっかり水分を拭き取ってください。次に衣が剥がれるのを防ぐため、魚に打ち粉をします。揚げる直前に天ぷら液に潜らせて、ごま油を加えた170℃の油で揚げれば完成です。「詳細なレシピはこちら

メヒカリを利用した魚醤がある

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昔はやっかいものとされていたメヒカリですが、徐々に注目されるようになってきました。最近では加工品としても有効活用されています。その一例として愛知県産の「深海ギョの魚醤」をご紹介します。

なぜメヒカリで醤油をつくることになったのか

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深海ギョの魚醤は、愛知県蒲郡市で獲れるメヒカリを使用した醤油です。蒲郡市の漁港では、漁獲量の大半がメヒカリとニギスという深海魚だそうです。しかし、大量に獲れるにも関わらず市場に出回るのはごく一部。売り物にはできないメヒカリを活用しようと開発されたのが、深海ギョの魚醤でした。

気になる味は?

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深海ギョの魚醤の原材料はメヒカリと塩のみ。約5ヵ月以上熟成されて出来あがります。魚醤といえば独特の匂いが特徴ですが、深海ギョの魚醤は魚臭が少なく、メヒカリの旨みが凝縮されています。さしみ醤油としてだけでなく、鍋や煮物の味付けにピッタリの醤油です。

近所でメヒカリが販売されていないときには

メヒカリは全国で幅広く出回っている魚ではありません。食べたいと思っても手に入らないこともあるでしょう。そんなときには通信販売で購入することをおすすめします。鮮魚ではないものの、食べたいときにすぐに食べることができるので便利です。

通信販売されているメヒカリは、あらかじめ下処理が施されていて調理がしやすい利点もあります。販売されているのは、そのまま冷凍したもの、唐揚げ用に粉がまぶされたもの、干物や開きなどバリエーションが豊富です。楽天市場や公式サイトで販売されているので、ぜひご覧になってください。

食べたらびっくりな魚メヒカリ!

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深海魚と聞くと、独特な見た目から食べることを想像する方は少ないでしょう。しかし今回ご紹介したメヒカリは、おいしい上に捌き方が簡単、さらに私たちの健康に欠かせない栄養素が豊富です。おすすめレシピを参考に、ぜひ新鮮なメヒカリを手に入れて、おいしいメヒカリ料理をつくってください。

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