クチバシの魅力的な特徴をご説明したあとは3つの種類について詳しく紹介していきます。サンショクキムネオオハシ、シロムネオオハシ、オニオオハシについて取り上げてみましょう。
サンショクキムネオオハシ
学名は Ramphastos sulfuratusと表されます。体長は40センチ前後でオオハシの中でも特に美しい色彩を持つ種類の1つです。虹色のクチバシがなんとも美しいですね。
普段は10羽前後の群れで行動することがわかっています。
シロムネオオハシ
学名はRamphastos tucanusとなります。サンショクキムネオオハシよりも一回り大きい体格を持ち、その名の通り真っ白な胸元と黒い体の色のコントラストが美しい種類です。
つがいで協力して子育てを行うことが観察されています。
オニオオハシ
学名はRamphastos tocoとなり、オオハシの仲間の中でも最大クラスです。オオオオハシと呼ばれることもあります。体長は60㎝前後にまでなり、身体に占めるクチバシの割合は鳥類で最大になります。
オオハシの性格
美しい見た目やそのクチバシの役割について説明してきましたがここからは彼らの性格にも迫ってみましょう。大きなクチバシを持つだけあって獰猛な性格なのでしょうか?それとも人懐っこいのでしょうか?
人懐っこい性格
実は彼らはとてもフレンドリーで人懐っこい性格をしています。慣れてくると手からエサを食べるなんてことはもちろん、人を個人できちんと識別しています。
群れで暮らす生態を持つこともあり、知っている人がいないと不安がるなんていうかわいらしい一面も持っています。