オオバナサイカクは臭い悪魔の花!サボテンと間違えて大変なことに!?

死臭に例えられるような香りとご紹介しましたが、この強烈な香りにつられてやってくる虫がハエです。このハエをおびき寄せるために、ヒトにとっては強烈な香りを発しているのです。なぜハエをおびき寄せる必要があったのでしょうか。それは、この生き物の繁殖方法に関係しています。

卵を産み付けられる

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香りを使っておびき寄せた後、この生き物にハエが卵を産み付けます。この卵を産み付けてもらうためにハエをおびき寄せているのです。卵を産んでもらう必要があるのは、きちんとした理由が存在します。

ウジ虫が受粉を手伝う!

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虫といえば受粉の手伝いをしてくれることで有名ですが、この生き物の場合、卵から産まれたウジ虫が受粉の手伝いをしてくれます。この生き物が繁殖し続けるためには、ウジ虫が絶対必要なのでこのような香りを放っているということになります。

サボテンだと思っていたら実はオオバナサイカクだった事件

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同じガガイモ科多肉植物に「サボテン」がいます。特にサボテンとこの生き物は似ている部分が多く、この生き物の存在を知らない方は、勘違いしてしまう可能性があります。次は、勘違いしてしまったという方と経緯をご紹介してきます。

「ほくろ」さんはサボテンだと思っていた

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このヒトも、この生き物の存在を知らずにサボテンだと思って育てていたヒトの1人です。なんと勘違いして育てていた期間は3年間です。自分が思っていた生き物と違った時の落ち込み具合はそうとうだったようです。

ようやく花を咲かせたのに!

3年間大事に育てた結果、やっと開花してくれます。喜びの瞬間かと思いきや、このヒトが咲かせた花を見た時に物凄く驚いたと言っていました。強烈な見た目と香りに驚き、すぐにネットで検索してこの生き物だということが判明したようです。

Twitterでの反応は様々

このヒトの話は、ツイッター上で大変話題となりました。このツイートが実際に投稿されたものです。このツイートに関しての反応は様々で、「笑った」「申し訳ないけど笑った」と楽しんでいるヒトや、似たような生き物を育てていたヒトは、「やっとこの生き物の名前が分かった」などと反応しています。

しかし結局このヒトは、この生き物をサボテンだと勘違いしていたとはいえ、3年間も愛情をもって育ててきたので、香りが強烈でこの生き物だと知った後も大切に育てている様です。愛着がわき今では大切な存在になっているようです。

オオバナサイカクの育て方とは?

香りが気にならなければこの生き物はとても綺麗な花を咲かせます。また、香りを嗅いでみたいという方も自分で育ててみてはどうでしょうか。ツイッターで話題になっていたヒトのように1度育ててしまうと愛着がわき、大切な存在になるかもしれません。

春と秋は水と肥料を与える

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生育期は、よく成長する時期なので、土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげてください。この時期は、根が良く伸び水分をたくさん必要とする時期なので、水分と共に肥料をたくさん与えましょう。

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