酒鬼薔薇聖斗の母親は人格障害か!?ゆがんだ母子関係が影響した神戸児童連続殺傷事件

酒鬼薔薇聖斗の母親には世間一般からすれば理解できない面が多々あり、それは被害者家族に対してもあり共感性や同情などが欠落していると言われています。手記を出版した際の印税の行方、被害者遺族との損害賠償裁判での不可解な行動や言動があったそうです。

酒鬼薔薇聖斗母親が持つ自己愛性パーソナリティ障害

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自己愛性パーソナリティ障害とは、自己愛の未熟性からなるそのままの自分を受け入れたり愛したりできないパーソナリティ障害です。特徴点は、自己の誇大化・他者からの評価の過敏さ・共感性の薄さの3つです。

母親は、PTAの役員を引き受けたりするなど自己顕示欲が強い箇所がある一方で、被害者家族に対する同情や共感性が薄さや裁判での言動などから、自己愛性パーソナリティ障害ではないかといわれています。

酒鬼薔薇聖斗を事件へと導く母親の子育て

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母親のしつけのあり方が神戸連続殺傷事件につながったとも言われているこの事件ですが、このような事件を起こした母親のしつけとはどのような方法だったのでしょうか。項目に分けて紹介していきます。

酒鬼薔薇聖斗が恐怖する母親の体罰「百叩き」

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長男だったことから、弟2人の見本になってほしいとゆう思いがあり母親はかなり厳しくしつけていたそうです。小学校で忘れものをした際に母親に叱られるから黙っていてほしいとお願いしたり、教師が近くにくると体をこわばらせたり、身構えたりしていたそうです。

作文では母親のことを「ま界の大ま王」を読んでおり必殺技は百叩きと書いています。小学3年の時に病院で叱りすぎからくる軽いノイローゼと診断されたこともあり、このことから日常的に暴力がありPTSDを患っていたとされます。

酒鬼薔薇聖斗の奇行に対する無関心

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事件の数年前からナメクジなどの小動物や猫まで虐待の上殺害し解剖をしたりしています。母親は息子のこの行動を知っていたそうですが、咎めることなく見過ごしていました。普段の生活のしつけは厳しかった母親ですが、問題行動に関しては無関心でした。

少年に自分専用の部屋を与えていましたが、両親が部屋に入ってくることは滅多になくまた酒鬼薔薇聖斗が部屋に閉じこもっていても気にすることなく、昼間からカーテンを閉めていたり布団に潜り込む酒鬼薔薇聖斗に対して声をかけることもなかったそうです。

教師へ抗議するモンスターペアレント

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酒鬼薔薇聖斗は小学校6年生の時に、当時小学3年生だった被害者をいじめていました。男児は知的発達障害があり、言葉を通してのコミュニケーションが上手くとれなかったそうです。この時母親は謝罪するのではなく、「仲の良かった友達お6年生になってクラスが離れたから寂しかった」と反論し謝罪はしていません。

問題行動が多かったため、付き合いを控えるよう1人の中学校の教師が生徒に忠告した際、母親に「僕をおかしいと思っている」と話したところ、母親は息子の言動や行動を棚に上げて教師へ謝罪を要求しています。

酒鬼薔薇聖斗理想の母親像は「祖母」

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母親はしつけにとても厳しく酒鬼薔薇聖斗は愛情を受けていなっかったと感じています。母親に代わって愛情を注いでいたのは祖母でした。しつけに厳しい母親を祖母は何度かかばっていました。祖母にねだって犬を飼ってもらったりし祖母には甘えることもあり、祖母の言うことは聞いていたそうです。

酒鬼薔薇聖斗母親の常識では考えられない言動

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今までは、母親の厳しいしつけや自己愛性などについてクローズアップしてきましたが、ここでは日本を驚愕させた殺傷事件をクローズアップし事件の際の母親の言動や行動などについてまとめて紹介していきます。

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