カレイといえば煮付けのイメージがあります。鮮度が多少落ちても煮付けるとふっくらと炊き上がり大変美味しく食べられます。煮つける前によく沸いたお湯に数秒くぐらせたあと水の中で洗い、取り残しのウロコや滑りなと綺麗に取る事で生臭みも抑えられ、美味しく食べる事ができます。
イシガレイの美味しい料理方法③:揚げ物
イシガレイは五枚下ろしにして、天ぷらであげても美味しいです。鮮度が落ちたものなら唐揚げがおすすめ、骨も二度揚げする事でカリカリのスナック感覚で美味しく食べられます。また、パン粉をつけてフライにし、ウスターソースやタルタルソースで食べるのも美味です。揚げ物全般カレイのふっくらした身とカリッとした衣の相性はとても良いです。
美味しいイシガレイの選び方は?
美味しいイシガレイの選び方についてもご紹介します。イシガレイは鮮度がとても重要で、鮮度が落ちるとあっという間に味が落ちてしまいます。その為ベストは生きた状態で買い求めるのが良いです。次点で活け締めにしたものがかなり鮮度が持つので良いですが、この二つは買い求めるとなるとかなり値が張ってしまいます。
見た目で選ぶポイントしては、体表にぬめり気と透明感があり、触ったときにしっかりとした弾力があるものは鮮度が高いと見て良いでしょう。腹が柔らかいものは鮮度が低下しています。また、エラを開いて見て中が鮮やかな紅色のものを選びます。鮮度が落ちると茶色やくすみのあるクリーム色に変色してきます。
イシガレイを料理する前の重要な下処理とは?
イシガレイは釣って放置しておくと大変生臭くなってしまいます。この匂いの原因は体表を覆っているヌメリでクーラーボックスに入れておくと他の魚全体に匂いがうつってしまうほど臭いです。家に持ち帰ってクーラーから取り出す際にもこのヌメリが糸を引く感じになり見た目にもかなり強烈です。
その為に美味しく調理する為には下ごしらえが重要になります。まずは粗塩をイシガレイにまぶしステンレスのたわしを使って丁寧にこすり落とします。尾ビレや背びれなどヌメリが溜まっているので、丁寧にこすり洗いします。その後体表の硬い石の部分を包丁でこそぎ落とします。その後はワタを取り除き、水洗いをすれば下ごしらえは完了です。
イシガレイの釣り方や料理のまとめ
今回はイシガレイについてまとめました。日本の沿岸ほぼ全域に生息する馴染みの深い魚で冬場野締めにされたものは全国で安く購入出来ます。本当に美味しくイシガレイを食べるにはやはり刺身かと思いますが夏場に活魚を買い求めると大変高価です。ここはぜひ自身でイシガレイを釣り上げ、釣りたてを刺身にして食べていただけたらと思います。