しじみの砂抜きの簡単な方法をご紹介!
砂泥底で生活しているしじみには砂が入っています。砂も一緒に口に入れてしまいジャリっと噛んでしまうと、もう一生涯しじみを食べたくない気分になります。
そんな気分にならないように、しじみを調理をする場合は、最初に砂抜きを行います。あさりの砂抜きに関する記事はこちら
しじみの砂抜きをしよう!:必要なもの
しじみの砂抜きをする場合に用意するものがあります。できるだけ自宅にあるもので行っていただきたいので代用品等もご紹介します。でも、その代用品がない場合は、ご購入することをおすすめします。
しじみの砂抜きに必要なもの:その①
まずは、水を用意します。水道水でも良いのですが、カルキが多く含まれる水道水では、砂を吐かない場合があります。その場合には、水道水を一晩汲み置きてカルキ抜きをしてから使用することをおすすめします。
冷たい水を用意しよう
水の温度は15~20度が適しています。水温が低いと砂抜き時間が長く掛かってしまいます。また、水温が高いと、しじみが弱わりますので水温には注意してください。水量は1リットルを用意してください。
塩水でも真水でもOK
汽水に生息していたしじみは、真水で砂抜きした場合、浸透圧の違いにより、旨味成分が減少します。ですので、1%程の塩水で浸透圧を同じにすると、旨味成分が増しますので、1リットルの水に対して10g(小さじ2)を入れます。
しじみの砂抜きに必要なもの:その②
しじみの砂抜きは、自宅にある入れものを用意していただければ結構です。もしも無い場合の代用品も紹介しています。しじみはゆっくりと時間を掛けて砂を吐き出すので、少々時間が掛かります。その時間、使用しないものを用意してください。
ざるとボウルを用意しよう
しじみをざるに入れ、そのざるをボウルに入れます。その場合、ざるがボウルの底に着くものですと、ボウルの中のしじみが吐き出した底に貯まった砂を、また吸い込んでしまうことがあります。ざるの底に隙間が空くものを用意して下さい。
ボウルとざるの大きさに注意
しじみはざるに並べるときに、しじみの殻の上に殻が乗らないように並べないと、上にいるしじみが吐き出した砂を下のしじみが吸い込むことがあります。底が丸いボウルやざるよりは平らなものがおすすめです。
ボウルの代用品として鍋やバットなど、ざるは良く洗った、揚げ物バットや水切りカゴなどをおすすめします。