土に潜って帰っていく動画も、とってもかわいいと人気です。もそもそとゆっくり潜っていく姿がなんとも言えません。まるで、土から出てくる動画の逆再生かのように、おしりから帰っていきます。その一生懸命さに癒される方多数です。
アメフクラガエルの生態
ここまで、とにかく可愛い見た目の話をしてきましたが、生態についてもご紹介していきたいと思います。こんなに不思議なカエルがいったいどこからやってくるのか、何を食べているのかなど1つ1つ見ていきましょう。
南アフリカ地域原産
アメフクラガエルは南アフリカ地域が原産です。大きさは、成体でも5㎝前後と小さく、いつまでも手のひらサイズで楽しむことができます。生活の大半を地中で過ごしているので、エサの頻度も少なく忙しい社会人のや、一人暮らしの方の生活にもなじみやすいです。
乾燥に強い
乾燥した地域原産なので、乾燥には強い性質があります。逆に泳げないので、水場は苦手とも言えます。しかし、たまには水浴びも必要なため小さな容器に水をいれたものを設置し、土は定期的に霧吹きなどで湿らせてやる必要があります。
カエルの姿で卵から孵化する
アメフクラガエルの産卵は、土の中に行われます。また、卵の中でおたまじゃくしが成長して、孵化するときにはしっかりカエルの姿で生まれます。自然界では、雨季のみに産卵が行われ一度に40個ほどの卵を産みます。
アメフクラガエルはほとんど地中にいる
ここまで、アメフクラガエルの魅力を中心にご紹介してきましたが、そのあまりに独特な性質ゆえにペットとして楽しみが少ないと言われることもあります。それは、ほとんど土の中で過ごすという点です。
乾燥した地域生まれのため地中で過ごす
基本的には土に潜って暮らしているので、見かけることが少なく、飼い主は土を飼っている気分になることも。乾燥した地域では、湿った土を求めて深く潜っておりその習性があるからです。自然界では、雨が降った後の夜など、空気や地表が湿っている時に、外で活動をしています。
週1回程度出てくる
基本的に地中にいるとはいえ、エサを食べたり水浴びをしに週に1回程度は地表に出てきてくれます。夜行性なので、夕方~夜間に合えるという声が多いようです。毎日いない分、出てきてくれた時の喜びや楽しみは格別です。
アメフクラガエルの飼育方法
では、実際にどのように飼育すればよいのかをご紹介します。とっても変わった性質のカエルですが、基本的に飼育難易度は高くありません。心地よい家づくりをしてあげて、長く付き合いたいですね。