各神社には「神紋」と呼ばれる、神社ごとの紋章があるのをご存知でしょうか。各家庭の家紋のように、それぞれに特徴があるのですが、この御髪神社では神紋の中にも「髪」の文字が入っていて、とても特徴的であると話題になっています。
髪塚
御髪神社では、参拝者が自分の髪の毛を献納する参拝方法があります。その奉納された髪を納めるのが、この「髪塚」です。毎日祈祷が行われ、納められた髪は永遠に保管されます。また春と秋にはお祭りがあり、ご利益を求める多くの方で賑わいます。
毘沙門天
境内に七福神の1人である毘沙門天の像があり、こちらにも神頼みをする方が多くいらっしゃいます。毘沙門天は勝負事や金運にご利益があるとされていますが、他にも難を避け福を授けるとされ、「幸せになりたいと願っている人の、悪いものを断ち切る」とも信じられています。
リーブ21など髪に関わる企業の玉垣
境内の玉垣を見ると、誰もが知っている企業の名前が並んでいます。増毛関係の「リーブ21」「アートネイチャー」や、シャンプーなどを製造している「カネボウ」などが並んでおり、ここでしか見ることのできない光景となっています。
かわいい猫たち
境内には、猫が数匹のんびりと暮らしています。人に慣れているので、触れ合うことができ、時には甘えてくることもあるそうです。しかし、中には会えなかったという口コミもあるようです。気ままに暮らしている猫ちゃんなのいで、お出かけすることもあるようですが、会えたらラッキーで癒しの時間を過ごすこともできますね。
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御髪神社の変わった参拝方法
とてもユニークな特徴をご紹介してきましたが、参拝方法も特徴的です。髪についてのお願いをするので、ご自分の髪を納める方法があります。しっかりご利益を享受できるよう、その方法をチェックしてから参拝に臨みましょう。
納髪を参拝前に行う
鳥居をくぐると右手に社務所があります。まずはそこで、「御髪献納」をしましょう。参拝したい方の髪を、神職の方が専用のはさみを使って、2㎝ほど5本くらい切ってくれます。薄毛に悩む方には勇気のいる方法かもしれませんが、ご利益をしっかり得るため思い切ってお願いしましょう。
参拝は普通の神社と同じように
その後の参拝手順は、他の神社と同じように行いましょう。まず、中央を避けて歩きます。その後、手水舎でしっかりと清め、お賽銭をしてから二拝二拍手一拝の流れで参拝します。手水舎や、二拝二拍手一拝の細かい作法が分からない方は、これを機に覚えてみてはいかがでしょうか。作法を覚えれば全国どこでも使える一生ものの知識になりますよ。
