スイベルはウキ釣りにおいても糸よれを防止してくれる必要なアイテムです。仕掛けや釣り方により種類が様々に別れてくるので、確認しておきましょう。
スイベルの大まかな選び方は?
ウキ釣りにおいてウエストスイベルという選択肢もあります。それは、ハリスと糸を結合する使用のほかに重量をもたせてオモリとしての役割も担わせるものです。重量の調整が難しい面もありますので、そういった選択も一つの手段であるかと思います。
ハリミツ スーパーボトムトリプル
下向きと横向きのスナップが付いているタイプです。横向きの方にはエギや仕掛けを取り付け、下向きのスナップにオモリを取り付けることができます。二種類の用途を行える点が魅力のスイベルです。
ウキ釣り仕掛けの必要アイテム⑥ ハリス
ウキ釣りでのアイテムでハリスは、道糸の先を結んでおく釣り糸のことを「ハリス」と呼びます。簡単に考えるのならば針に近い部分の釣り糸をハリスと考えておいていいでしょう。人によっては魚の喰いつき、潮の流れなどを加味してハリスを使い分ける人もいます。
ハリスの大まかな選び方は?
ハリスでウキ釣りに使用したいのであればフロロカーボンラインがベターです。スレに強く魚の歯によっても切られにくいです。比重が高いのがナイロンラインなので潮に馴染みやすいこともメリットと言えます。
クレハ シーガー 船ハリス
KUREHAが出すシーガーは張りがあり強度面も安心です。不意な大物でも十分に対応することができます。ハリスとして使用しても、またリーダーとして使用しても十分な成果を果たしてくれます。
ウキ釣り仕掛けの必要アイテム⑦ ハリ
魚との接点になるハリは大切な役割を担っています。天候や魚がどれくらい活性しているかによって使用するハリも考えなくてはなりません。
ハリの大まかな選び方は?
ツケエとマキエが程よい感じでマッチするようにハリの重量を選択していきます。ベストは軽めのものと重めのものの両方を準備しておくことで、様々な状況に対応可能となります。
がまかつ 狐針
針にもたくさんの種類がありますが、狐針タイプは小型から中型魚の数釣りでも適しておりウキ釣り仕掛けでも対応できるでしょう。また、根がかりも少ないので底部を中心に狙う引き釣り向きでもあります。
Contents
【船】アジのビシ釣り仕掛けもご紹介!
船からアプローチするアジ釣りで一番有名なビシ釣りにおいて使用されるアイテムもご紹介します。基本構成と必要となってくるアイテムはどういったものがあるのか説明していきます。
【船】アジのビシ釣り仕掛け: 基本構成
基本構成としてはビシカゴを使ったビシ釣りで、オキアミを空バリに刺していることもあります。糸がらみを防ぐ片テンビンをセットしてハリスは短めのものを使用します。
【船】アジのビシ釣り仕掛け: 必要アイテム
必要な道具は道糸やスイベル、テンビン、ビシカゴ、クッションゴム、幹糸などがあります。他の仕掛けと同様にセットで売られているものもあるので参考にしながら自分と合ったものを選んでいくといいでしょう。
【船】ビシ釣り仕掛けの必要アイテム① 道糸
PEラインが主流となってきます。太さは3~5号を使用しましょう。アジによってパワー差があるので、釣り場で釣れるサイズを確認して道糸も選びましょう。
道糸の大まかな選び方は?
ビシ釣りではハリから投入してハリスが潮の流れで張っているのを確認して使用します。アジの潜むタナは概ね2m~5mですので、3mを目安に範囲内を探していきましょう。そのため糸の色分けができるPEラインであるなら的確にタナ取りできるのでPEラインはおススメです。
Ashconfish PEライン 釣り糸 X8
価格に比べ高品質とインプレの評価も高い道糸です。やや太めという評価をする方もいるようですが、4号の8編のライン300mを小型の電動リールで仕様してピッタリと収まるサイズ感です。
【船】ビシ釣り仕掛けの必要アイテム② スナップ付きスイベル
ビシ釣りではスナップ付きスイベルを使用します。スナップを付けることで仕掛けやルアーを簡単に交換できるようになります。
大物釣りには強度がそこまで強くないのでおススメできませんがアジ狙いであれば十分、対応可能です。
スナップ付きスイベルの大まかな選び方は?
値段も手ごろで手に入れやすいスナップ付きスイベルを選ぶときは、釣り場でよく釣れるサイズを確認してスナップ付きスイベルも購入しましょう。強度はやはり価格に比例するところがあるので確認するべきポイントです。
ゼスタ ハードロックスイベル
20㎏級の魚を釣り上げたときも難なくこなすことができ強度抜群の製品です。価格も低価格なのでコストパフォーマンス面でも高評価を集めています。
【船】ビシ釣り仕掛けの必要アイテム③ テンビン
波止のアジ狙いは沖の深めのタナに良型アジがヒットする傾向にあります。テンビンは仕掛けが道糸に絡むのを防ぐ役割があり、仕掛けが長いときには大変、重宝します。
テンビンの大まかな選び方は?
ビシアジ釣りでのテンビンは40㎝サイズの片テンビンを用います。ビシは中型のアンドンビシ(130号程度)を2~3本針が標準的なのでテンビンを選ぶ際は目安にしましょう。
FUJIWARA サーフ天秤 オールマイティ用
全魚種対応のこの商品は、ビシアジ釣りでも活躍してくれます。インプレでは、ウッドシンカー用のテンビンより仕掛けの絡みも少なく小さいアタリもわかりやすいと高評価でした。
【船】ビシ釣り仕掛けの必要アイテム④ ビシカゴ
ビシカゴはコマセを入れておくカゴのことです。コマセはミキサーなどを使い挽いて作ることができますが、挽く作業を行った船宿により大きさが異なることがよくありますので注意が必要です。
ビシカゴの大まかな選び方は?
ビシの網目をどのくらいのものにするかが重要なポイントになります。しかし、先ほども書きましたがマキエの大きさが異なる可能性があります。なので、最初のうちはマキエを仕入れる船宿で大きさなどをチェックしてから対応するようにした方がいいでしょう。
ヤマシタ ライトビシ ミンチ 40号
潮受けしにくいスリムなボディでアジメインのシーズンに活躍してくれるビシカゴです。ミンチアミも大きく竿をしゃくらなくてもコマセがしっかりと出る設計が好評です。
【船】ビシ釣り仕掛けの必要アイテム⑤ クッションゴム
クッションゴムの役割は、魚がヒットした時に仕掛けが切れないようにするためのものです。引っ張るとかなり伸びます。
このクッションゴムができたのも太い仕掛けでは、なかなか魚がヒットしないためなのです。魚も違和感を感じるのでしょうね。
クッションゴムの大まかな選び方は?
基本的には釣り場にいるアジが大きめなのか小さめなのかをみて小物であれば細いクッションゴムを、大物であれば太いクッションゴムを選択するようにしましょう。
価格も800円位から2000円位で売られているので使い分けるためにも複数持っておくのも一つかもしれません。
人徳丸 ロングライフクッション
全魚種に対応のクッションゴムです。漁師目線で作られたアイテムで、従来品と比べ耐久性・強度・腰抜けを高い水準まで引き上げました。近海漁師から遠洋マグロ漁船の漁師まで扱われており信頼の製品です。
【船】ビシ釣り仕掛けの必要アイテム⑥ 幹糸
幹糸はエダスを取り付けるために用いるハリスのことです。一般的に胴突き仕掛けを使用するときに用いられます。別の言い方だとモトスとも呼ばれています。
幹糸の大まかな選び方は?
幹糸部分は、魚のダイレクトなアタリが伝わる部分です。なのでアタリが伝わりやすくするためにもエダスと簡単にしっかりと結べるものを選択するようにしましょう。また、付け替えが簡単であると複数のタナを攻められるので釣りの幅が広がります。
シマノ ステファーノ 幹糸仕掛け アピール 幹糸2組入
この幹糸仕掛けの良い点はハリスの装着が簡単なことです。それは楽々HDビーズを採用してハリスコブが引っ掛かりやすくしたからです。ハリス止め形状となっており簡単に取り外し可能となっています。
【船】ビシ釣り仕掛けの必要アイテム⑦ ハリス
ビシ釣りでは時には水深100mを探る釣り方まで存在します。東京湾や相模湾といった身近な海で楽しむことができます。
そんなハリスは最も釣り針に近く、魚にも近い糸なので細い上に強度も必要となってくるのでビシ釣りでも重要です。
ハリスの大まかな選び方は?
ビシで釣るアジにおいてのハリスは、1.7号~3号のものを使用することをおススメしますが、狙うフィールドによってアジのいるタナも異なりますので場所に合わせて長さを考慮した方が良いでしょう。
シマノ ショックリーダー オシア EX フロロカーボン 50m
ノットの弱点を改善したフロロカーボン採用の強度の優れたハリスです。結束も楽に行えて強度面も十分と高評価のインプレでした。感度面も良好なのもいいですね。
【船】ビシ釣り仕掛けの必要アイテム⑧ ハリ
狙うアジのサイズによりますが、チヌ針を用いるのがいいでしょう。チヌ針とは針の線型が細いのが特長の釣り針です。
ヒネリが大体のチヌ針には採用されており針を吸い込み引き出す時に引っ掛かりやすくしてくれます。
ハリの大まかな選び方は?
ハリはムツバリか丸セイゴネムリの9~10号の蛍光玉を使用しましょう。マキエはイワシ(ミンチ)で付けエサにはアオイソメやイカの豆タンがおススメです。
がまかつ チヌ(黒) フック2号釣り針
オールラウンドに扱えるチヌ針でアジのビシ釣りでも十分な釣果を出す重要なキーとなります。インプレでは、掛かりは抜群だと評価を得ています。
アジ釣りをするならアジングも
アジングでの仕掛けもご紹介します。ルアーでアジ釣りをすることを「アジング」と呼び、近年でも大変人気の集まる釣りの一つとなっています。
ワームなどのソフトルアー系を使用してアジを狙う釣りです。この釣り方はエサ釣りと比べて比較的、体格のいいアジが釣れる傾向にあり活性が高い時などには入れ食い状態もあります。ただエサ釣りと比較すれば小アジを多く釣りあげるのは難しいでしょう。
アジングの仕掛け
仕掛けとしては、中型のスピニングリールとメバリング用又はバス用の柔らかいロッド、ラインはフロロカーボンの0.8号の通し、テキサスリグやジグヘッドリグ、重さが約1gのジグヘッド、ワームを準備しましょう。
アジングの仕掛けの種類と作り方に関する記事はこちら
アジ釣りに適したリール
アジ釣りにおいて「リール」もそれぞれの釣り方で違いがあり、特長に沿ったリールを選ぶことで果たす釣果が違ってきます。
ここまで見てきた4種類の中で、全種類ではありませんが紹介します。アジの釣り方で最適なリールもチェックしておきましょう。
サビキ釣りに適したリール
ベイトリールよりはスピニングリールの方がいいでしょう。なぜなら、バックラッシュを起こしてラインが絡まってしまう可能性があるからです。
大きさは、ダイワ製のリールであれば2000~2500番、シマノ製のリールなら2500~3000番です。投げサビキも含めて考えると少し大きめのリールがベターです。
シマノ セドナ 2500
HAGANEギアを採用しておりリールの巻き心地もよく、デザイン性も「流石はシマノ」と呼べれるアイテムです。
ドラグもスムーズで、またコストパフォーマンスもよく初心者にもおススメのリールです。
ビシ(船)釣りに適したリール
船での釣りでは手動だけでなく電動のリールも考えた方がいいです。電動リールで攻めるエリアは棚まで深さがある場合ですね。
そういった場合は、手巻きによる疲労軽減のためにも電動リールを考えた方がいいでしょう。
ダイワ シーボーグ 300J
真鯛、青物釣りにも使える優秀なリールです。海釣りでは、水深もあるので糸巻き量も重要となってきます。300サイズの場合はPE4号を巻いておくと幅広い釣りで使えます。
アジングリールに関する記事はこちら
アジ釣りは仕掛けが命!
冒頭でも伝えましたがアジ釣りでは仕掛けがどういう状態にあるかで結果が大きく変わってきます。
しっかりとしたやり方を理解して仕掛けをセッティングすることでもっと楽しくなるはずです。是非、好みの仕掛けを使ってみましょう。
アジングの仕掛けの種類と作り方に関する記事はこちら
アジングリールに関する記事はこちら