ガマの穂の爆発が話題!ふわふわの綿毛の正体や超万能な活用法まとめ

出雲大社にまつわる話で、大穴牟遅神(大国主)という神様が主人公で大勢の兄弟と共に因幡の国に八上比売(やかみひめ)という美しい姫に会いに行くというところから話が始まります。この話の中でガマが登場します。

因幡の白ウサギ

大国主が因幡に行く途中で泣いている毛をむしられたウサギに出会います。

なぜ毛をむしられたのかというと、ワニをだまそうとして途中でばれてしまい、ワニの逆鱗に触れてしまいワニに毛をむしられてしまい困っていると、大国主の兄弟の意地悪な指示で塩水で体を洗ったものの良くならないと聞きます。

毛をむしられたウサギが付けた

そこを聞いた大国主は毛をむしり取られたウサギに蒲黄を取って敷き散らし、その上に転がるよう教えました。そうするとウサギの毛が元に戻っていったという話です。この話は説話ですが、昔から日本ではガマの利便性を重宝していたということが分かります。

ガマの穂が登場する絵本がある

意外なことに絵本にも登場しています。「むるとめるのぼうけん」です。内容は「むる」と「める」という主人公がガマの穂でイカダを作るという物語です。残念ながら品薄状態なので見つけたらラッキーです。絶版しているようなので気になる方は古本屋などで探してみてください。

ガマは自分で育てられる

ガマは種から育てることも出来ますが、株分けで育てるのがメジャーです。田んぼの土で育てると良いようで、株分けや植え替えの適期は3~5月頃で生育期の3~9月は日当たりの良いところにおいておくと良いでしょう。

それ以外は半日ほど日に当て鉢は水に浸らせ1年中水を切らさないように育てましょう。興味がある方はサイトを見たり花屋の店員に詳しく聞いてみてください。

ガマの穂はふわふわだけでなく意外と万能!

これまで紹介してきましたように、ガマの穂は昔から日本人に親しまれてきたため、様々な活用法があります。現代人にはあまり触れる機会は少ないですが、ガマは人間に利便性を与え、動物や自然に優しい植物なのでガマの穂の生育できる環境を守っていきましょう。

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