タイムスリップは実在するのか?タイムスリップ事件と可能性に迫る

時間旅行にはいろいろな言い方があります。タイムスリップやタイムリープとはどのような意味なのでしょうか。違いは何なのでしょうか。ここではそれぞれの意味について、詳しく説明することにします。

タイムスリップとは?

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タイムスリップとは、通常の時間の流れから逸脱して、過去や未来の世界に移動することです。これが実現するのは、時空間のひずみに落ち込んで、瞬時に過去や未来に移動するからというものです。

タイムリープとは?

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タイムリープとは、現在の自分が過去や未来の自分に時間旅行をして乗り移るということです。したがって、自分が生きていない、あるいは存在していない時代には移動ができないです。ただし、自分の生まれ変わりはタイムリープ先として許されています。

タイムスリップとタイムリープとの違いについては、次の通りです。タイムスリップの場合は、現在の自分がタイムスリップして過去に飛んだ場合、同じ時間に自分と過去の自分の2人が存在してしまいますが、タイムリープの場合は過去の自分の体の中に飛んで入るので、ダブって存在しないことになります。

タイムスリップとパラレルワールド

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タイムトラベルをして1年前の世界に行ったとします。すると、その世界にはもともと1年後の未来から来た自分はいなかった訳ですから、それは自分が経験した1年前の世界とは異なる世界になります。このように、条件が変わるたびに枝分かれしていく世界をパラレルワールドといいます。枝分かれは、無限にできます。

パラレルワールドは、少しずつ違う世界が無限に並行して進んで行きますので、いざもとの世界へ帰ろうと思った時には、無限の枝分かれの根源を探して元の世界を突き止めなければなりません。これはかなり困難なことですので、パラレルワールドを旅する時のリスクとして注意しなければなりません。

タイムスリップを扱う映画や漫画

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タイムスリップは以前から絶大な人気を博していますので、これを題材として、いろいろな映画や漫画で取り上げられてきました。ここでそのうちのいくつかを紹介致します。いずれもタイムスリップを単なる不思議な体験として扱うだけではなく、考えさせられる内容となっています。

インターステラー

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元宇宙飛行士のクーパーが、当時10歳の娘を地球に残して、土星の近くのワームホールへ出発します。ここを通り抜けたことにより、ワープをして遠い天体へ着きます。そこはブラックホールの近くの軌道のために重力が超大で、そこでの1時間が地球の7年間に相当します。結局クーパーはそこで地球の23年間分を過ごしました。

その後いろいろな探検をして、危険な目にも遭いましたが、彼は4次元超立方体テサラクト空間へ行きます。そこは娘の部屋を通じて、地球の過去・現在・未来に連結していたのです。そこでクーパーは発見したブラックホールの謎をモールス信号として娘に伝え、物理学者になっていた娘はそのおかげで新理論を打ち立てることができます。

見どころ

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この映画の見どころは、クーパーがたどり着いた4次元空間が、地球のあらゆる時代に通じていると言う点です。映画では巨大な倉庫のような空間で、そこから垣間見える娘の部屋の外が、過去・現在・未来のパラレルワールドになっていました。時空の特異点にはこのようなあらゆる時間に通じているところがあるのでしょう。

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