名前の由来にもなっている瑠璃色は、死んでしまうと赤褐色に変色してしまうのです。その為、標本などで見るときは、綺麗な青色ではなくなっています。その為、さらに希少価値が高いと言われています。
美しい姿は生きているときにしか見れない
いきている3ヶ月の美しさというとても儚いルリボシカミキリ 。そんな魅力的な昆虫だからこそ、多くの人を魅了する力が秘められているのでしょう。その儚い青色のルリボシカミキリを写真に収めてみませんか?
ルリボシカミキリに愛好家が多い理由
この儚さから、ルリボシカミキリには多くの愛好家が存在します。6月〜9月頃になると多くに人が、見つけ出そうと探し回ります。また、色には個体差がある為、どんな色を見つけられるかと愛好家の多い理由になっています。
ルリボシカミキリは日本の固有種
愛好家の多い理由の一つとして、日本固有の種類だということもあげあられます。日本を代表する甲虫という方もいるくらい、その美しさは評価されています。ぜひ日本にしかいのいこの美しさを守っていきましょう。
目を奪われる美しい色
ルリボシカミキリの美しい瑠璃色の体は、体全体が短い毛で覆われており、見る角度によって色が変化して見えるのです。実際に見つけた人でないとわからない美しさが発見できるのも、愛好家が多い理由の一つです。
標本にするのが難しい
先ほどもお話ししたように、死んでしまうと色が変色していしまいます。その為、愛好家たちはどうにか色を綺麗に保とうと試行錯誤を繰り返します。この難しさも、どうにか綺麗に残そうと多くの愛好家を魅了する理由です。
科学書もルリボシカミキリに注目
あこがれたのはルリボシカミキリだった。小さなカミキリムシ。でもめったに採集できない。その青色は、どんな絵の具をもってしても描けないくらいあざやかで深く青い。こんな青は、フェルメールだって出すことができない。
その青の上に散る斑点は真っ黒。高名な書家が、筆につややかな漆を含ませて一気に打ったような二列三段の見事な丸い点。大きく張り出した優美な触角にまで青色と黒色の互い違いの模様が並ぶ。私は息を殺してずっとその青を見つづけた。(引用;ルリボシカミキリの青 福岡ハカセができるまで (文春文庫)
内容としてはルリボシカミキリのことではなく、自分のはいたco2がいろんな生き物は通って、最後は自分に戻ってくるということを科学の視点から分かりやすく書かれているものです。その中で、幼少期に見たルリボシカミキリの美しさについて書かれています。
フェルメールでも出せない青
この本の著者は、ルリボシカミキリの綺麗な青を、フェルメールでも表せないと表現しています。フェルメールといえば「真珠の耳飾の少女」がつけているターバンの青色が綺麗だと有名だが、そのフェルメールでも表せない、自然界の美しさだと絶賛しています。
ルリボシカミキリを見つける方法
そんな愛好家を魅了するルリボシカミキリは一般の人でも見つけ出すことは可能なのでしょうか。実は、意外と簡単なところに身を潜めているかもしれません。その美しさを一目見たくはありませんか?