地図にない村が日本地図日本にあるって本当?
地図にない村は、日本にたくさん存在しています。過去系ではありません。これから、どんな過程を経て地図に載っていないのか検証してゆきます。現代社会でいったいどうしてそんなことになったのでしょう。
地図にない村は日本に無数に存在する
地図にない村は噂に上る有名なところが11件、場所すら特定できない村や、過去に地名が上がって調べてみても特定できない場所は確かに数えきれないほどあります。ほとんどはデマだと言われています。
地図にない村があるのは過疎化したから
過疎化して住民はいなくなってしまったけれど土地の名義は残されているケースがあります。過疎化して生活できなくなるほど人がいなくなり付近の市町村に吸収合併して実際には存在しているないが地名は残るケースがあります。
地図にない村が実在したとは限らない
ダムの建設計画が途中で頓挫したケースがあります。ダム建設の計画が進み、村の立ち退きで村ごと移転します。人がいなくなった村は村とは認められないと地図から消えて、誰もいない村が残り、ダム計画は途中で白紙に戻ってしまった場合。
そこに村人の一部が戻っている場合があります。都市伝説を検証しているとそのような村もありました。地元住人は地図にないことさえ知らないで昔からの土地に普通に暮らしています。事実上は廃村です。
地図にない村が存在する理由は?
地図にない村は実際に存在します。人が生活していることもありますし、集落の跡だけが生々しく残っていたりします。誰もいない山の中に突然そんな集落に行きついてしまうこともあります。破れた障子に子供の靴がポツンとある情景です。
村にバイパスが通り村ごと少し離れたところに移転します。村は地図から消えてしまいますが、土地が消えるわけではありませんから何もないところに地名だけが記憶として残ります。地元の人たちにはあたりまえの地名です。
取り壊されずにそのまま残ったから
人口減少により、自然消滅的に人だけがいなくなるケースは生活感を残して村の形だけが残ります。山の奥などでそんな小さい集落に行きつくことがあります。だからといって勝手に立ち入ることはできません。私有地だったり管理さているところがあるのです。
道路建設のため廃村になったから
道路を通すために立ち退きをして誰もいなくなった村。トンネル工事の段階で頓挫して、村に行く道はあるのに地図から消えてしまった村。ナビを頼りに走っているのに地図上には道すらないような事態が起こります。
事件があって過疎化したから
ご存知でしょうか、一人の青年がある日錯乱して、村人全員を殺害して廃村になったと噂されている村を。実在する津山三十人殺しのような村が他にもあるかも知れません。そのような背景があれば皆口を閉ざして、外には漏れ聞こえないかも知れません。
仕事がなく過疎化したからたから
主に林業の村があります。もともとが山深いところにあります。林業は急速に衰退したために、廃業することになり、村ごと衰退してしまった。林道があるため車も入れるのに誰もいない村が日本のあちこちに点在しています。
地図にない村①千葉県の「大田喜町」
都市伝説にもなっている千葉県大田喜町太田代付近ですが、山深いところに集落があります。Googleマップでも確認できます。このような噂の元はどこにあるのでしょうか。でも道もないところに集落なんて、不思議に思うのは当たり前です。
千葉県夷隅郡大多喜町太田代にある地図にない村
村に行くのには公共の交通機関はありませんから、太田代に行くのには車で行くしかありません。わかったことですが、地図にないのはナビにもないという理由です。どのメーカーのナビでも地名では表示されません。
車で行ける場所にある
ナビは手動で目的地を入力します。ナビを頼りに進むと、ほとんど車が通らない道で、道路状態は良くないです。木の枝の張り出しや野生動物の飛び出しには注意してください。日常で野生動物に出会うことはほとんどありませんがむやみに車の外に出ないでください。
観光地はお地蔵様
道をたどると軽自動車の廃車が道を塞ぐ場所に行きつきます。ここの唯一の観光名所とされるのが通称ジブリの地蔵様。苔に覆われたお地蔵様に会いに行くのだそうです。そして大自然に囲まれた素晴らしいところという噂が広がっています。
山々に囲まれていてリフレッシュできる
現在地図にないこの村は桃源郷のように語られています。ホラーでもオカルトでもなく、都市伝説になりました。誰でも行ってみたくなりますね。行くのはテレビクルーでも大変な仕事でした。山ビルがいますから、長靴は必須です。
「世界の何だこれ!ミステリー」で取り上げられた
2016年5月25日放映分の「世界の何だこれミステリー」でもドラマチックに紹介されました。テレビのカメラは山道をさまよい道なき道を長時間捜索します。すると偶然横穴?隧道のような穴を見つけ潜り川沿いを歩くと、女性と村を発見。
地名が判明しました。大田喜村田代横瀬村という地名でかつては40人の集落でしたが現在は6人だけがくらしているとのことでした。横瀬というのは江戸時代に埼玉県横瀬地区の人が移住して横瀬の地名を名乗ったということです。
地図にない村入ると危険?「杉沢村」
杉沢村が初めてメディアに登場したのは2008年の8月です。雑誌で取り上げられています。村への目印の説明が細かく書き込まれていたことと、当時はオカルトブームまっただなかだったことが加速度的に噂が拡散されたのでしょう。
所在不明の杉沢村
所在地は青森県のどこかということでしたが、番組の中では時空の歪にあるのではないかと締め括ります。その後2箇所が特定されて、今に至ります。地元では杉沢村の地名は知る人ぞ知るで明治時代の地図には地名が載っています。
廃村になった理由は狂気的な殺人事件
猟奇的な殺人事件が原因で廃村になったと噂されています。内容は狂った1人の男が村人全員を殺害した明治に起こった事件。また家族ないにトラブルがあり、父親が息子を殺害したとか、諸説出て来ています。
テレビ番組アンビリーバボで紹介された
2008年の8月24日にアンビリーバボで取り上げられてから、都市伝説扱いになりました。アンビリーバボではインパクトがある再現VTRが使われました。女性1名と男性2名がドライブの途中で鳥居を見つけます。ここが噂の杉沢村だと男性は村の入り口に間違いないと入ってゆきます。
鳥居とその下にあるどくろの形の石が村への入り口です。怖がる女性と3人で森を奥に進むと、小屋を見つけます。小屋に入ると壁一面に血糊がついていて、窓ガラスにはこちらを凝視する霊の姿が。一斉に外に逃げ出すと、大勢のものが3人を囲み追いかけてきます。逃げる途中で3人ははぐれ、女性だけ車に逃げ込みます。
車のエンジンがかからない!と、車の外からたくさんの血まみれ手が窓をたたきます。女性は恐怖に震えました。やがて朝になり、女性は発見されまが、一夜にして白髪になっていました。そして、ことの顛末を話すとこの女性も行方不明になり、3人ともいまだに帰っていないのです。
実はデマだった
その後、ユーチューバーが複数検証のために現地に入ると、次第に事件が大きい割には記録が一切ないこと、杉沢村は実在したが市町村合併で地名がなくなっただけで、その地が特定されたことでデマだったということになり、今は噂は下火になって鎮火寸前です。
放送後は青森でも鎮火のため、新聞で否定をしたり、対策を打つほどに、杉沢村はオカルトブームに乗ってしまったのです。今でもYouTubeには杉沢村がアップされ、地元の若者が証言に現れるなど、まだ完全に鎮火するのには時間が必要です。
村の詳しい情報はことらからどうぞ
地図にない村③福岡県の「犬鳴村」
犬鳴村は福岡県の犬鳴峠付近に位置し、ダムの底に沈んだと言われていますが、ダムに沈んだ村は吉川村であり、犬鳴村ではないのです。犬鳴峠や、心霊スポットの旧犬鳴トンネルは実在しています。
「犬鳴村の」名前の悲しい伝説
村人が犬を連れて山に猟に入りました。犬があまりにも激しく鳴くので猟師は犬を撃ち殺してしまいます。その直後黒龍に襲われましたが、何とか難を逃れました。犬は猟師を守ろうとして吠え立てたのです。猟師は墓を建て犬を犬を手厚く葬りました。
犬鳴ダム建設時に水没した村
犬鳴村は1889年の市町村合併に伴い吉川村になりました。1955年に若宮町になり、2006年にはさらなる合併で若宮が犬鳴となり、現在に至ります。かつての集落の一部はダム建設により、ダムの底に沈みました。住人は周囲の村に移動しています。現在この地に住所があるのは1名だけです。
犬鳴峠は心霊スポット
ネット上には多くの噂が飛び交っています。必ず1枚は霊が写真に写り込みます。入口には「日本国憲法は通じません」という看板あります。トンネルの向こうが犬鳴村で立ち入ると惨殺されます。帰り道では必ず事故にあいます。心霊スポットとして噂が流れたのは新トンネルが開通したあとのことで1975年以降です。
「犬鳴」という地図にない村名は現在も存在している
犬鳴谷村落は犬鳴隧道からずいぶん離れた場所にありました。今でも犬鳴別館という史跡が残されています。こちらは城跡です。福岡城の海からの攻撃を見越して守りのために江戸時代に建てられました。
地図にない村④秋田県の「南馬宿村」
南馬宿村は秋田県のどこかにある村ですが、絶対に探し出せない村です。唯一の手掛かりはこの村の村役場が管理する公式ホームページだけなのです。ホームページまであるのに探せないとはあり得ないですよね。
「南馬宿村」は秋田にある村
秋田にある村と言いますが、近隣のどこを探しても地図にもないし、地名の片りんすら見つけられません。それにしてもいまどき役場に電話すればいいのですよ。役場の電話も通じない?どれだけ閉鎖的だというのでしょう。
村八分が普通にあった「南馬宿村」
この村はかつて悲惨な村八分の風習があったといいます。ほんのささいなことから村八分になってしまうので、ホームページに注意書きがあります。投稿者は朝五時の雪かきを手伝わなかったために、水や糞尿をかけられ、落とし穴に落とされて、村を出たそうです。
お金より労働が価値のある村
現金は流通していなくて対価は労働で支払います。または物々交換です。店番を1時間しますから、ネギを分けてくださいとか、おじいさんを町まで送るので、お米を下さいというのが対価は労働で支払うということです。
インターネットにデマHPが存在
南馬宿村のホームページはネタサイトです。このような非常識村は存在しました。せんが、日本にはこれに近い村社会がまだどこかにあります。「どの都道府県にも所属しない日本に忘れ去られた村」とキャッチフレーズが書かれています。
地図にない村⑤山梨県の樹海村
山梨県の富士山の麓に広がる樹海は、深く、遊歩道からそれると方向感覚も分からなくなり抜けだせなくなると地元の者もあまり入りません。最近では海外からの観光客が増加しています。樹海の神秘的な雰囲気に惹かれるのです。
富士山の近くにある樹海村
Googleマップをみていた人が2ちゃんねるに、そしてここは何?と書き込みました。深い樹海のなかに集落があるのです。一瞬目を疑う光景です。迷ったら出られないと噂されているあの樹海の奥深くに人が住んでいるのは想定外です。
自殺に失敗した人が住む村という土地伝説
青木ケ原樹海は自殺のメッカ遊歩道を外れて30分も歩けば、倒木が行く手をはばみ、迂回したり、アップロードも激しく、簡単に道がわからなくなってしまいます。自殺に失敗し、死にあぐねて彷徨ううちに、この村を発見して住み着いた者たちが暮らしている村だと噂されています。
流浪集団と自殺未遂者が共存する村
自殺未遂者ばかりではなく、精神的に病んで、一般社会からはみ出してしまった者もここで共同生活を送っています。樹海の中では心霊現象に遭遇することは普通にあるそうです。あまりに生きている時の姿ですれ違ったりするようです。