塩水調理やハーブに漬けて冷凍処理されたものが北欧の有名店IKEAや日本の漁業協同組合、その他海外のECサイトで簡単に取り寄せることができます。家庭で素人が行う調理とは違って高温で殺菌・急速処理がされているのでおいしくて安全です。
ザリガニを食べよう!②泥抜き方法
ここでは、先ほど少し触れた泥を抜く方法についてより詳しくご紹介します。一見手間がかかるようですが、アサリの砂を抜くのと違っていい加減にやるとたいへん危険なので、実践する前にしっかりと確認しておいてください。
綺麗な水に数日浸けておく
できれば2日から3日間はエサを与えない状態で、水道水をはった水槽に置いておきましょう。この時水道水は流したままにしておいてよく水を循環させてやると吐いた泥が戻らないため、よりきれいな状態になります。
泥抜き時の注意
1日から2、3日間くらい泥を抜くために時間を取ることが大切ですが、エサがない状態であるため飢餓におちいったザリガニ達が他のものを狙って「共食い」してしまう危険があります。少し早めに終了するかまめに観察するなどしましょう。
ザリガニを食べよう!③さばき方
泥を吐かせる等の下処理が済んでゆでたり焼いたりお好みに調理できたら、食べてみましょう。食べるときに身をさばく方法はエビやカニといった他の甲殻類と同じで、きれいに殻をむくだけなのでとても簡単です。
胴体と尾の部分を取る
甘エビを食べる時やエビフライを作る時と同じように、体と尾っぽの身の部分を頭から引きちぎります。怖がらずに思い切ってぎゅっとひねりながらちぎれば身と頭の部分がすっぽりときれいに取れるので案外簡単にできます。
殻を剥く
ご存知のようにとても硬い殻で覆われた体の中でも、特に背中の部分がたいへん硬く尖っていて指先を切る危険があります。背中を剥くときは一気に剥がしてしまおうとせず、指先でもむように細かく割っていくと安全です。
ザリガニを食べよう!④おすすめの食べ方
エビやカニとよく似た味がしてとても美味しいと評判のザリガニを自宅で料理しましょう。基本的に自分好みの調理方法で大丈夫ですが、ここでは特におすすめな食べ方として塩茹でと野菜と炒める2通りご紹介します。
塩茹で
大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かして殻ごと茹でていきましょう、1000ccのお湯に対して大さじ1の塩を入れる目安です。身は小さいので殻を剥くのが少々面倒ですが、独自のうま味が引き出されロブスターや伊勢エビなどに引けを取りません。