また、リムーバーだけでなくそのほかの怪我処置を行う救急セットを含めたアイテムタイプもあります。このタイプであればほかの怪我にも対応できて持ち運びも容易なタイプもありますので、使いやすくえ持ち運びしやすいモデルを選ぶといいでしょう。
サイズの異なる吸引カップが入っている
吸引カップのサイズの多さも重要なポイントです。最大の効果を得るためには、患部のサイズに応じて吸引カップのサイズを選んで使用する必要があります。また刺された虫などの対象によっても患部の大きさが異なるので使い分ける必要があります。
蜂に刺された針のサイズと蛇にかまれた牙のサイズでは大きさが異なります。こういった異なる大きさにも対応できるように、できるだけサイズの異なる吸引カップを備えており、最低でも大小2つのカップがあるものにすることをおすすめします。
Contents
ポイズンリムーバーのおすすめ10選
選び方のポイントを抑えたところでおすすめのアイテムを紹介していきましょう。コンパクト性や吸引カップの豊富さや使いやすさと色々なポイントで、豊富な種類がありますのでこの情報をもとにベストな物を選んでください。
GIWOX ポイズンリムーバー
コスパ最高クラスでシンプルかつ使いやすいモデルがこちらです。簡易型と商品には書いてあり低価格でそろえやすいのが特徴です。使い捨てタイプなので価格と合わせてそろえやすさが高いのはうれしいポイントです。もちろん性能も十分です。
SOMAN ポイズンリムーバー 救急セット
特に蛇にかまれた時を想定して対応できるように一通り道具がそろっているタイプになります。リムーバーを使用後に消毒できるアイテムと綿がついており、吸引カップも2種類搭載。止血帯までついてくる便利アイテムとして人気です。
ドクターヘッセル インセクトポイズンリムーバー
こちらも低価格でおすすめの商品です。軽量で片手でも使いやすいようにレバーの位置が設計されているので扱いやすさは高いです。少々壊れやすいことが挙げられますが、カップも2種類あるので広くカバーできて便利です。
エフ・ジー・ラボ ポイズンリムーバー
レバーの構造と透明カップで非常に扱いやすいと評判のアイテムです。ケース内に本体とカップ、消毒用アイテムまでそろっているので便利な点も注目です。また、それでいて低価格で手に入れられるのも魅力です。
パラディニア ファーストエイドキット
救急セットでなおかつ自発式の懐中電灯まで搭載している高機能セットになります。アウトドアだけでなく緊急時なども対応できる内容で、18種類53点のアイテムを備えているのです。海外製品ですが日本語の取扱説明書付きで使い勝手もいいです。
Tiger ポイズンリムーバー
携帯ケースはソフトケースを採用し、さらに使いやすさを求めた一品です。性能も良く、色々なアイテムもついていながら得低コストを実現しており、手に入れやすいのもポイント。大きさがある分、色々な救急アイテムを入れておくこともできて便利です。
エクストラクター ポイズンリムーバー
Amazon商品の中でも200件を超えるレビューをもつ製品です。その評価の高さと人気は間違いなくトップクラスです。製品は頑丈で吸引力も申し分なくカップの種類も豊富です。また、ケースも頑丈なので専門業者にも愛用されるほどのアイテムです。
セイフサイド ポイズンリムーバー
引く秋数で吸引力調整のできる個性的なアイテムです。何度も回数を引くことで吸引力を強めることができます。価格も安く、家族分など人数分をそろえるにはもって沖のアイテムといえるでしょう。
ケアプラス ベノムエクストラクター
片手で使いやすさを求めるなら自動吸引タイプのこのアイテムもおすすめです。患部に押し付けるだけで電源要らずで自動的に吸引してくれます。吸引力も強いので、手でするには不安という方にもこちらのアイテムはおすすめです。
アスピラボ アスピブナン
特徴的なケースと吸引力の強さが見直のこの製品は、片手で扱いやすさを考慮した設計となっています。スマートに持ち運んで使用したい人にはおすすめでしょう。レバーを引かず、押し込み式の吸引になっているので片手での扱いも楽々です。
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ポイズンリムーバー使用の注意点
正しく使用する際の手順や使い方を消化しましたが、使用上の注意点もいくつかあるので押さえておきましょう。間違うと患部をさらに悪化させる要因にもなります。
破損がないか確認を
使用前にはまず破損がないかを定期的に確認する必要があります。処置目前で確認する時間はあまりにも惜しいので、持ち運ぶ際の直前にでもいいので定期的にチェックしましょう。ケースを使って持ち運んでいる場合でも中で破損していることはあります。
破損があると機能を万全に発揮してくれない他、そもそも動かすことができなかったりカップをはめれなかったりと問題が起こる可能性もあります。必要となるタイミングでトラブルに見舞われては処置が遅くなるので注意しましょう。
皮膚の敏感な所は使用できない
皮膚に当てて吸引するので皮膚があれたり、しばらく後になったりすることがあります。だからこそ、敏感な皮膚には使用できないことを押さえておきましょう。敏感で弱い皮膚に使用すると痕になったり、けがにつながる危険性もあります。
使用してからでは遅いので皮膚が柔らかいところや弱いところなどは使用しないことを理解しておきましょう。
ポイズンリムーバーを持っていない時の代行手段!?
リムーバーの重要性を把握できたとは思いますが、いざという時のために持っていないときの代行手段も知っておきましょう。いつ何時トラブルに見舞われるかはわかりませんので押さえておいて損はありません。
カッピング療法
古来より伝わっている療法であり、火と便を使って行うシーンは一度はテレビなどで見かけたことのある人は多いのではないでしょうか。この療法では火を瓶に近づけて、人は皮膚にあてて瓶内の空気を温めることで真空状態にしていきます。
すると便が皮膚を吸い始めてリムーバーと同様の効果を得られるのです。瓶内にはアルコールを入れておくので衛生的にもクリアしており、うっ血させることで毒を取り除く方法になります。
その他毒針を取る手段
カッピング療法とも全く違いますが、もちも蜂などの毒針に刺された場合には傷口をナイフで少し切り開き、そこからピンセットで取り除く方法もあります。
しかしこちらの方法は、危険性もあり素人がやるとさらに傷や出血を伴う可能性もあります。あくまでも緊急時の応急処置の知識としてとどめておくようにしてください。
あくまでも応急処置!医師に診てもらおう
このアイテムを使用することで忘れがちになりますが、あくまでもリムーバーは応急処置であることを覚えておきましょう。先ほど紹介した代行手段にしてもそうですが、個人でやる処置は簡易的な処置であり、消毒なども最後までする必要があります。
キットで消毒道具も含まれているとはいえ、毒がどのように体に影響があるかまでは医師に診てもらうまではわからないケースもあります。緊急処置としてリムーバーや代行手段を取りますが、その後は必ず医師に診てもらうようにしましょう。
ポイズンリムーバーを使う前に予防策が大事!
アイテムを使って毒を取り除く方法を紹介してきましたが、できればかまれたり刺されることなくアウトドアを楽しみたいもの。リムーバーは最終手段にしたいところです。そこで予防策についてもピックアップしておきましょう。
長袖を着用する
まず、蛇にしても無視にしても基本は長袖を着用して過ごすことをおすすめします。特に虫の場合であれば長袖にするだけかまれたり刺されたりすることからある程度回避することができます。服の色も注意するといいでしょう。
長袖のおかげで皮膚まで針が届かなかったということもありますので、肌を露出するよりはかなりの対策位なるはずです。蚊なども避けることができますし、日差しもカットしてくれるのでメリットは多いでしょう。
ハッカ油で虫除けを
次にハッカ油成分を使って虫除けを行うことです。自作することもできます。ハッカ油とエタノールを混ぜて簡易的な虫よけスプレーを作るのです。この成分は虫の嫌いな成分となり、近づかなくなります。
忌避剤をまいてヘビ対策を
虫はハッカ油で遠ざけることはできますが、ヘビはそうもいきません。そこで忌避剤の出番です。ヘビ専用の忌避剤はアウトドアギアのお店やホームセンターなどでも手に入ります。
これらをまくことでヘビを遠ざけることができるので一つは常備していてもいいかもしれません。ただし、キャンプなどのサイトに巻く際にはほかの利用客に迷惑がかからないように、最低限の量でマナーを守って使用する必要があります。
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ポイズンリムーバーを備えて快適なアウトドアを!
ポイズンリムーバーは毒を持った虫やヘビから刺されたときの対策で必ず備えておくべきアイテムです。とはいえ、一番はかまれたり刺されないことがベスト。予防策とアイテムの準備を行い、快適なアウトドアを楽しんでください。
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