カルフォルニアは、アメフラシが生息する地域でも特に有名ですが、アメフラシにまつわることで実は警察が出動するほどの事件に発展したことがあります。果たして、どのような事件が起きたのでしょうか。聞けば納得のお話です。
海辺に人間の臓器が!!
アメフラシは海岸に打ち上げられると、赤黒い色もしているものもあり、紫色の汁をだします。なので、知らない人によっては臓器のようにも見え、しかも汁が血液のように見えなくもないです。ある日、カルフォルニア に大量のアメフラシが発生して、現地にいた人が驚いて、人の臓器が海岸にあると通報し、警察が出動してしまう事件が起きました。
実験に用いるのに向いてる動物
実は、アメフラシは主に人と照らし合わせるため、代用として使う実験動物としては特に適しています。それはどういった理由があるのでしょうか。また、最近のアメフラシを使った実験でわかった未来の可能性についても述べていきます。
なぜ実験動物に適しているのか
アメフラシは、だいたい2万個程度の神経細胞しか持ちません。それに比べて人間は、1000億個もあり比較にならない程差があります。しかし、細胞の働き方が人間と良く似ています。そして、逆にアメフラシが神経細胞の少なさからもシンプルな作りをしているので、むしろ実験には好都合な存在でもあります。
最近の成果
アメフラシを扱った実験で、なんと記憶の移植に成功しました。これは、今後PTSDやアルツハイマーといった病に役立つ可能性があるそうです。確かに将来的には倫理的な問題が生じるかもしれませんが、素晴らしい研究であると言えます。アメフラシは、日々人間に貢献している生き物と言えます。
昭和天皇とアメフラシ
実は、昭和天皇はアメフラシに精通されていました。果たして、どのような研究をされていたのでしょうか。また、研究されるだけでなく、アメフラシを食することにも興じていました。ここでは、天皇陛下とアメフラシの具体的なエピソードをご紹介していきます。
生物学の研究者でもあった昭和天皇
採集したアメフラシをお召し上がりになる
カワイイ?キモチワルイ?オイシイ?
人によって見え方は千差万別ですが、あなたにはアメフラシはどのような生き物に映ったでしょうか。グロい?それとも愛くるしい?と人それぞれではありますが、もし興味をもたれたなら、観察や食べるなどさまざまなアプローチでアメフラシに触れてみるのはいかがでしょうか。