モンクロシャチホコの生態とは?桜餅の香りで美味しく食べられるって本当?

地上波でニュースとなることもあるほど、近年桜への害において話題となっているのがクビアカツヤカミキリという昆虫です。このクビアカツヤカミキリは名前の通りカミキリムシの仲間で、首のあたりが赤くつやつやとしています。簡単にご紹介していきましょう。

桜を枯らせてしまう?

このクビアカツヤカミキリは外来種で、日本では東京都の他に数府県においてその存在が確認されています。この昆虫の厄介なところは桜や桃などの樹木へ害を及ぼすところ。特に幼虫が桜にとって本当に厄介な存在なのです。

クビアカツヤカミキリは樹木の内部を食害します。幼虫が樹木の内部を食い荒らしてすかすかにしてしまうため、倒木の恐れなども考えると人にとっても厄介な存在と言えるでしょう。食害を防ぐためにネットを幹に巻くなどして入り込めないようにするなど対応するのだそうです。

捕獲で報奨金が出る場合も

なんと、成虫の捕獲に対し、報奨金を出す団体や自治体もあるようです。ニュースでも取り上げられるとおり、それだけクビアカツヤカミキリが危険視されているということになるでしょう。興味のある方はぜひ調べてみてください!

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モンクロシャチホコを食べるとどんな味?

昆虫食という文化の存在は皆さんご存知だと思います。見た目はなかなかグロめですが、食べるという観点からみると実は結構モンクロシャチホコは人気者?どのような味がするのでしょうか?ご紹介したいと思います。

実は桜の味がする!?

こちらの画像は別の虫料理です。にわかには想像がつきませんが、まるで普段口にする食材のように、幼虫を刻んで料理したことがあるという話もあるそうです。

モンクロシャチホコ特有の香りやうまみも残っており、調理の腕によってよりおいしくいただけるようです。なんとモンクロシャチホコは桜の味がするとのこと!

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