9歳で少年院に初めて入り、新しい人生を始めると決意する32歳までの間の人生のほとんどを収容施設で過ごしました。そして、マンソンファミリーの指導者として殺人事件の有罪判決を受け40年以上も刑務所に入り亡くなりました。12回もの仮釈放申請をしましたが許可が降りることは無く生涯の大半を刑務所で過ごし亡くなりました。
今もなお崇拝されている反社会的な象徴
死してもなお反社会的な象徴として崇拝され続けるチャールズ・マンソン。彼が生きてる間に与えた影響はお話ししましたが、今度は彼の死後どのような影響が起きたか説明します。
毎年6万通のファンレター
1971年に服役したチャールズ・マンソンですが今もなお反社会的な象徴として社会に馴染めなかった若者たちに崇拝され続けています。服役して40年が経っても彼を崇拝する人は多く、毎年6万通ものファンレターが刑務所に届いています。犯罪者でありながらたくさんの人を惹きつける魅力を持つ彼をアメリカは悪魔として恐れ続けました。
有名アーティストの名前の由来
アメリカのミュージシャン、マリリン・マンソンもチャールズ・マンソンのファンの一人です。彼の芸名はチャールズ・マンソンから取り、悪の象徴という意味があります。マリリン・マンソンはチャールズ・マンソンの訃報を受け、ツイッターにLIE(嘘)と書いたチャールズ・マンソンの写真と、チャールズ・マンソンのカバー曲を添えて投稿しました。
映画化にドラマ化!止まらないチャールズ・マンソンのメディア化
社会に様々な影響を与えたチャールズ・マンソン。彼を題材とした映画やドラマが多数作られています。どのような作品が作られたのかその映画とドラマをご紹介します。
数々の映画化
チャールズ・マンソンを題材とした映画が2つ作られています。1つ目の殺人事件から逮捕、服役後までを描かれたヘルタースケルターという映画と元信者が過去を回想し1つ目の殺人事件までを描かれたチャールズ・マンソンという映画です。事件が事件なだけにどちらも残酷な映画となっているので見る際には注意が必要です。
ドラマ化も!
チャールズ・マンソンの事件を扱うドラマも作られており有名なものでは、アクエリアス 刑事サム・ホディアックです。
2015年に放送され日本でもアメリカで放送された数ヶ月後にスーパー!ドラマTVで放送されています。このドラマは1960年代後半のロサンゼルスを舞台に作られており、マンソン・ファミリーが起こす事件など混乱した時代に起きた事件を描いた犯罪捜査ドラマです。
稀代の犯罪者・チャールズ・マンソン!
人を操り支配したくさんの犯罪に手を染めたチャールズ・マンソン。彼が社会に与えた影響はとても大きく今も尚カリスマと呼ばれ多くのファンがいる彼ですが、二度とこのような痛ましい事件が起きないことを願うばかりです。
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