ウルトラQのケムール人が怖い!ケムール人とは一体何者なのか徹底解説!

彼は、第1作目のシリーズ以外にも様々なシリーズに登場してくる怪人です。有名な「ウルトラマン」から「ウルトラスーパーファイト」「ウルトラゾーン」「ウルトラマンギンガ」「ウルトラマンX」そしてそれ以外に派生して作られた外伝の映画シリーズにも登場しています。

バルタン星人と共に登場した回もある

なんと「ウルトラマン」の第33話の中では、ウルトラマンの怪人(怪獣)の中でも一番知名度があり現在でも愛されているであろうバルタン星人と共に登場してきます。両方とも当時はとても人気があり、この怪人2体の登場で話題になりました。

ケムール人は500歳!

実はこの怪人は500歳という設定になっているのをご存知でしたか?未来人だと言われているケムール人は医学の驚異的な発展によって内臓移植や皮膚の生成を繰り返していくことで500歳という長寿を保っていたのです。

しかし、体力と生命力の衰えを痛感したこの怪人は若い肉体を手に入れるために地球を訪れたとされています。若い肉体を手に入れるために大勢の人を誘拐し捕まえていくというのを繰り返していたというわけです。

運動能力は高い

500歳という歳をとっている怪人ですが、運動能力や身体能力は人間とは比べ物にならないものでした。人間に似たような大きさ、細い体にも関わらず本気で走ると自動車でも追いついて来られないほどの速度で走り抜けていたのです。

走り方が特徴的

まるで大きくゆっくりとスキップをしているような走り方は、当時の視聴者たちの脳裏に強く焼き付いています。また走っている時の効果音と異様な角度に曲がった手首なども不気味さを作り上げています。子供時代にこんな姿をみた日には、夢にまで出てきてしまいそうな姿をしているのです。

消去エネルギー源を操る

頭のチョウチンアンコウのような突起から放出しているのが「消去エネルギー源」といわれるゼリー状をした可燃性の物質です。このゼリーに触れると姿を決してしまい、そのままケムール星へと転送されてしまうのでした。

海外を意識して作られた怪人だった

TeroVesalainen / Pixabay

昭和時代の子供向け特撮番組だったのにも関わらず、子供心に恐怖心を強く植えつけていたケムール人ですが、ウルトラQ自体が作られる段階で国内の消費者目線ではなく海外を視野にいれた作りになっていたと言われています。

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