例えば番組内に出てくる車は最新の国産車であったり、登場人物は豪邸に住んでいたり、日本はここまで成長したのだという社会の雰囲気を感じとる事ができる作りになっています。お金にまつわるストーリーをよく見かけるのもそれが理由かもしれません。
海外ホラーにいてもおかしくない?
ではケムール人をイメージしてみてどうでしょうか?和製の妖怪のような雰囲気よりもUMAのような未確認な宇宙人のイメージが強くでています。デザイナーがエジプト絵画からヒントを得たのも納得できるポイントの1つですね。和製の妖怪について詳しくはこちらでご紹介します。
実際に海外で話題になっているUMAにも、同じように人型のものが存在しています。同じような姿形でも身体能力などが桁外れで、異様な動きをしながら移動したりという特徴もケムール人に似ている点なのではないでしょうか?よく騒がれるUMAについてもご紹介します。
ケムール人が怖がられる理由
当時この番組を視聴していた人たちがこのケムール人を怖いと思う場合と、現在懐かしい番組を初めて視聴した現代の子供達も怖いと思う場合があります。やはり時代を超えても私たちが「怖い」と感じる点には多くの共通点がありそれは変わらないものなのかもしれません。
見た目が怖い
初登場の段階で、インパクトの強い見た目は子供や大人に関わらず様々な視聴者の脳裏に焼き付いています。過去に感じた恐怖を思い出して、恐怖感を感じる場合もありますがケムール人がきっかけで何か不気味なものに恐怖感を抱くと刷り込まれた人も多いようです。
声が怖い
この怪人の発する声が不気味であったという話もよく聞きます。「フォ、フォ、フォ」というウルトラマンに登場する怪獣・怪人特有の聞き覚えのある声を発します。気味が悪いところは、どんなに痛めつけられても変わらず同じ声をひたすら発し続けた点かもしれません。