d. バダー焼き
茹でると水分が多くなって味が薄くなってしまうので、バターなどでしっかり焼くと、タコも茹でるのと比べると多少歯ごたえもよくなります。
アオイガイの飼育の仕方
アオイガイ は、とても弱い生き物で、海の外を出てしまうと、例え海水で飼育をしようとしても長生きはできません。なので、例え釣りで運良く捕まえても、飼育期間は約一週間から最高10日前後と言われています。どこかで生きたまま展示されることも少なく、例え水族館などで生きたままのアオイガイ を展示されている時があっても、期間は短いので、実際に海で出会わなければ、生きたままのアオイガイ を見ることはとても難しいです。
アオイガイ の釣り方
アオイガイ は食用の生き物ではなく、また、飼育も難しいため、釣りをするとしても研究などに使うために行われます。釣り方としては、釣竿を海の中に近づけ、白い貝殻が海で見えたところでゆっくりと逃げられないように竿をおろし、針を貝殻に引っ掛けて上に持ち上げます。そうすると、釣れますが、身を守るために、貝殻なしでは生きられないにも関わらず、貝殻から逃げようとするアオイガイ もいるようです。
また、個人でアオイガイ の釣りを試すこともできますが、一般的に考えて、興味本位や貝殻を取るだけのために釣ってしまうのは、議論が出てきてしまうので、あまりおすすめしません。普通に海で釣りをしているときに針に引っかかることや、漁師などの仕事で、大きな網にかかることもありますが、釣れたとしても、『飼育の仕方』に書いてあるように、長生きはできません。
アオイガイの貝殻
a. 貝殻の見つけ方
日本では、九州北部や北陸の沿岸など、生息地エリアで貝殻が多く見つかることがあります。なので、群れで泳いでいる時期に砂浜で貝殻がたくさん落ちている時期に行くと、貝殻探しを楽しむ事ができます。
b. 貝殻の特徴
アオイガイ の貝殻には物によっていろいろなサイズがありますが、中には25cmくらいにもなる貝殻を作るアオイガイ もいるので、コレクションをする人も多くいます。しかし、貝殻自体はとても弱いため、しっかりとした綺麗な貝殻を見つけるのはとても難しいと言われています。綺麗に取れた貝殻にはとても価値があります。
c. 貝殻の作品
アオイガイ は、貝殻が白く、模様もとても綺麗なため、拾った貝殻でたくさんの人たちがアート作品を作ることでも知られています。置物にして、貝殻にデコレーションをすることもできますし、小さいサイズだったら、ペンダントなどの小物アクセサリーも作ることができます。
アオイガイの販売
アオイガイ は、生きたままでの販売や、食用ではないため、タコが付いた販売はありません。しかし、綺麗な形をしたままの貝殻は、なかなか見つからないため、ネットでも多く販売されています。
a. 激安タコブネ
大きさ約5cmから5.5cmのアオイガイ の貝殻です。値段は650円と、とても安い値段です。ただ、とても弱い貝殻なので、多少傷がついたり、穴が空いていたり、欠けている場合もあります。しかし、それも自然で取れた貝殻の証拠なので、アート作品や、インテリやの飾りに使うことができます。
b. インテリア用
大きさ約4cmから5cmのアオイガイ の貝殻です。小さめの貝殻なので、家のインテリアやアートクラフトの材料として使うことができます。値段は一つ1,590円と珍しい貝殻のわりには、購入しやすい値段なので、貝のコレクションをする方や、自分のアート作品で使いたい方におすすめの商品です。
まとめ
アオイガイ とはとても珍しく、謎に包まれた様な生き物です。とても美しい貝殻の持ち主で、アートやインテリアなどのコレクションでとても人気ですが、貝殻が弱く、海岸で見つけたときには綺麗な形で残っているものが少ないというのが残念な現実です。しかし、自分たちで海岸を歩きながら綺麗な貝殻を探すというのも、ひとつのつのよい思い出になります。
美しく、魚好きや海好きの人ならば、誰もが生きているアオイガイ に会いたいと思うはずですが、なかなか出会えず、飼育も難しく、さらに食用ではないため、美味しく頂くこともできないというなんとも悲しい事実です。しかし、だからこそアオイガイ は美しく、謎に包まれて、幻の様な生き物なので、より生きているアオイガイ に会いたい人が増えていきます。