免疫システムが菌を攻撃したことで、扁桃腺炎症によってできたものですが、症状がないと治療は必要がないのです。体内に入っても無害であり、飲み込んだり、咳や痰、クシャミで排出されますが、留まり続けると病気になるのか説明します。
臭い玉がたまり続けると危険?
細菌の残骸が滞し続けると「慢性扁桃炎」に。放置していまうと、炎症が全身に広がり、腎臓病や心臓病、大腸炎、関節炎、掌蹠膿疱症に繫がる恐れがあります。慢性扁桃炎は、扁桃の穴隙に細菌が蓄積されることで体中に広がります。また、急性扁桃炎は風邪が原因で発症して、何度も症状を起こすと、同じように慢性扁桃炎に。
基本的には放置してもOK
扁桃腺の免疫システムが細菌を退治した産物と食べ物のカスです。慢性的な膿ですので、慢性的な炎症が起こっていると考えられますが、基本的に放置しても大丈夫です。害もないため、増やさないようにしましょう。
臭い玉ができるのを予防する方法
膿栓(臭い玉)が滞留するのは気分がいいものではありませんよね。できないように未然に阻止してしまえば、我慢や病院で取る必要がないので口内の違和感から解放されます。
定期的にうがいをする
ケアをしているのに溜まるということは、口内で細菌が増えやすくなっています。口腔内を清潔に保つために乾燥したらうがいを実践し、ストレスや疲れをためないようにしましょう。また、うがいのし過ぎは常在菌を殺してしまうので殺菌効果があるうがい液は最低限にしましょう。
鼻呼吸を意識する
呼吸方法を鼻呼吸にすることが有効な方法です。口呼吸は口腔内を乾燥させて細菌ウイルスが繁殖する恐れがあります。鼻呼吸では、鼻腔の鼻毛や粘膜が細菌の侵入を防いでくれます。睡眠時に口呼吸をしている場合は口臭があったり、喉が痛い方は鼻呼吸にしていきましょう。
口呼吸は呼吸をする器官ではないので、細菌を防ぐフィルターがなく喉や粘膜に細菌やウイルスが侵入して炎症が起こりやすくなります。
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扁桃を切除すると臭い玉はできなくなる
臭い玉をできなくする方法の最後の方法です。扁桃を切除することで臭い玉ができるのを防ぐことができますが、扁桃を切除する前にしっかり勉強しておきましょう。
扁桃は病院で切除できる
病院で扁桃腺の切除ができます。臭い玉がほとんどできなくなります。しかし、臭い玉ができやすいでは症状としては軽いので行われないことが多いです。臭い玉だけでは、2週間ほどの入院と全身麻酔、扁桃摘出手術、術後の痛みが強いことはリスクが伴います。
痛みや違和感があるなら切除がおすすめ
扁桃の手術ですが、違和感や痛みがある人におすすめする方法です。扁桃が化膿して腫れあがる、扁桃が原因による高熱が出たり、炎症が広がった原因で腎臓などに問題が起きた場合には手術が行われます。扁桃を切除しても、違和感が残る人もいるようです。
口臭チェックする方法を紹介
口臭の原因は、寝起きや緊張、ストレスなどの生理的な口臭、ニオイが強い食品や酒、タバコが原因の一時的な口臭、鼻や喉の疾患や虫歯などの清掃不良が原因の病的口臭などに分けられます。生理的な口臭は誰にでもありますが、他人には口臭の有無を聞きにくいですね。
口臭のセルフチェックをしてみよう
臭い玉を取りたい人には口臭が気になる人も多いでしょう。口臭をセルフチェックするには、どうするのか触れていきましょう。
息のニオイを調べる
コップやビニール袋の中に息を吐き、そのニオイをかいで確認する方法です。ただし、においが付いていないビニール袋を使用しましょう。
舌のニオイを調べる
舌を確認してみましょう。健康な場合はピンク色です。舌苔(舌に白い苔がつくこと)は口臭がする場合があります。ニオイの調べ方は、布やコットンなどで舌苔を拭き取ってニオイを確認する方法があります。
唾液のニオイを調べる
手で舐めて乾燥させてニオイを確認する方法です。舌の上や歯と歯の溝などを指で触ってみましょう。舌の磨き過ぎは味覚障害になる可能性があります。粘りが気になる人は舌の表面を優しくなでるようにヌメリのみを掻き出しましょう。
歯の間のニオイを調べる
デンタルフロスや歯間ブラシなどのニオイを確認する方法です。歯と歯の間に通してみて、ニオイを調べてみましょう。歯磨きでも、歯と歯の間、歯茎の境目、奥歯などは丁寧に磨きましょう。
口臭ケアをしよう!
口臭の原因は、口内の細菌が繁殖しているためです。口内の細菌を減らして、清潔に保つことで臭い玉と口臭を予防することができます。口臭を防ぐには、食事や水分補給などで唾液を増やすことです。
口臭が一番強いのは朝
口臭を防ぐのは唾液が重要です。歯や粘膜の汚れを落とし、口腔内を清潔に保ちます。寝ている間に唾液が少なくなり細菌が増えます。
食事は大事
朝の食事で唾液腺を刺激することで唾液が増えます。食後は細菌の状態が安定していますので、歯磨きをすぐ行うと唾液を流してしまいます。日中は水やお茶、うがい、ガムなどで口内を潤すようにしましょう。
水分補給を行う
口内の乾燥を防いで、唾液の分泌を促進してくれます。水分補給は一日1.2Lが目安です。歯磨き後や乾燥したら、水やお茶を飲むようにしましょう。
正しい取り方で臭い玉を除去しよう
臭い玉は自分で取ることができますが、扁桃腺を損傷させることがあるので非常に危険ですが、耳鼻咽喉科で取ってもらうことが安全です。痛みなどがある場合は扁桃の切除もできます。基本的に臭い玉は無害ですので、放置しても問題ありません。うがいと鼻呼吸で予防をしていきましょう。
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