戦争の跡ではなく、サバイバルゲームの残骸だと思い出します。思いだした途端にに、勝手に描いた動物たちの姿は微塵もなく消えてしまいます。なるほど荒廃した施設の姿が見えます。ここは歓声が聞こえる廃墟だと廃墟マニアは語りました。荒れた場所に見えるかつての栄光が好きだと語ります。
化女沼レジャーランドは廃墟マニアの聖地です。こちらからご覧ください。
かつての行川アイランド
行川アイランドのフラミンゴが野生化していると話題になったことがあります。またキョンが野生化していると問題になっています。キョンを専門に捕獲する猟師が必要で、対策を立ててゆかないと近隣県まで被害が広がると懸念されています。
行川アイランド人気のショー「フラミンゴショー」
色鮮やかなフラミンゴの集団を思いのまま誘導する女性スタッフの勇姿は人気のショーでした。行川アイランドといえばフラミンゴのショーでした。フラミンゴはネットもなく、放してありましたが、一糸乱れぬダンスを披露していました。
孔雀ショーもあった
行川アイランドといえば、鳥の飼育にも力を入れていました。フラミンゴのショーの次に人気を集めていたのが孔雀のショーです。山の中腹から次々に舞い降りる孔雀の姿は迫力があり、フラミンゴのショーよりも歓声が上がっていました。
行川アイランドとキョン
行川アイランドは鳥類の飼育が特徴でした。動物25種鳥類68種を飼育していました。日本には1頭だけしかいない水牛のアノアも飼育されて当時は人気でした。またアシカのショーも行われていたり、バーベキューもファミリー層の獲得に貢献していまいた。
千葉県で唯一飼育されていたキョン
千葉県では唯一キョンが飼育されていました。行川アイランドでは動物の飼育にも力を入れていました。キョンは成獣でも体重15kgほどしかなく、森林の低木林に生息しています。特定外来生物に指定されています。食料は木の葉や木の実、草を食べます。
キョン脱走!そして繁殖
行川アイランド閉園の時に脱走したキョンが千葉県や近隣の山で繁殖しています。動きがすばしっこく、体が小さいので、遠目にはカモシカの子供のように見えてしまいます。繁殖力か非常に高いので深刻化しています。千葉はイチゴ栽培が盛んですが、キョンはイチゴが好物です。
キョン野生化繁殖問題
行川アイランドから脱走したキョンは、今や5万匹を越してしまったため、生態系を破壊する危惧と、田畑が荒らされる被害が出ています。イノシシを追う猟師も、キョンの捕獲には及び腰です。原産国は中国、台湾ですが、房総半島は温暖な土地で、キョンには過ごしやすい所です。
繁殖のスピードが速いので問題になっています。市町村から助成金を出して、キョンの駆除に力をいれないと、農作物の被害が膨らみます。キョンの駆除専任の猟師の育成にも力を入れるなど、対応が迫られています。