食物連鎖の宿命として、女郎蜘蛛にももちろん天敵が存在しています。女郎蜘蛛の命を脅かす天敵たちをご紹介します。
主な天敵はカラスやスズメ
主な天敵は、カラスやスズメなどの鳥達です。女郎蜘蛛自体の、警戒色の見た目と糸で襲われにくいものの、飛べる鳥にとっては関係なく、巣から落ちたものは捕食対象です。
スズメバチなどの肉食昆虫
スズメバチなどの肉食昆虫たちにも、女郎蜘蛛は狙われています。
爬虫類や両生類も
爬虫類や両生類からも狙われています。巣を張って生活する蜘蛛は、一度地上に落ちてしまうと、その足の遅さから爬虫類や両生類の彼らにも狙われてしまいます。
女郎蜘蛛の天敵達を紹介しましたが、天敵の彼らにも独自の生活や危険があります。今回は天敵の彼らの中から、スズメの記事をご紹介!意外と知られていないスズメの特徴が気になった方は、コチラの記事をどうぞ。
女郎蜘蛛を飼育してみる?でも難易度は高め
ただ籠の中に、餌になる虫を入れるだけではいけません。この記事では女郎蜘蛛の飼育に必要なものや準備などを大まかにご紹介します。
飼育に必要なもの
飼育に必要な物としては、女郎蜘蛛が巣を張るための飼育容器です。虫かごなどでは当然飼育に適していません。女郎蜘蛛が好むある程度の広さと高い通気性を持つ環境を、作成しなければなりません。
それらの環境作成が難しそうであれば、部屋の中で放し飼いをする、という選択肢も一考の価値ありです。
飼育に使うエサ
適した餌はハエの類が理想です。しかし、巣に捕まったものを殺して食べる生活形態ですので、ハエは勿論生きていなくてはいけません。
手で捕らえて、潰さないよう慎重に巣にかけるのか、バナナなどでハエを発生させてそれをうまく巣に誘導するのか。どちらにせよ工夫が必要なので、餌の都合を熟考した上で、飼育に取り組んでください。
飼育の注意点
女郎蜘蛛は一年で世代交代を行います。基本的には越冬できずに12月の頭には死んでしまいます。飼育する方は、この女郎蜘蛛の短い生涯をしっかり理解したうえで、大切に育ててあげましょう。