ユキウサギの生息地
寒い地帯に生息していて、シベリア含め広く分布しており、ポーランドやアイルランド、実は日本・北海道でもエゾ(蝦夷)ユキウサギという名前の亜種が暮らしています。
ホッキョクウサギと同じように、この長い足は雪深いところで暮らすのにとても適しているのです。
ユキウサギの体長
こちらもなかなか大型のウサギですが、平均して全長55cm程度、体重は最大個体で4kgを超えないということで、ホッキョクウサギよりは小さくて軽いことが分かります。
似ていても、二種類を並べてみれば、その違いははっきりと伝わることでしょう。
ホッキョクウサギの他にもいる!超あしなが動物たち
スーパーモデルのごとき長い足を持つ動物は、実は意外とたくさんいるのです。次からはその他のあしなが動物たちを紹介していきましょう。
もし気に入った動物がいたら、中には動物園に行けば実物に会えるものもいますので、ぜひ直接観察してみましょう。
カナダオオヤマネコ
びっしりと毛に覆われた太い足のなんとも力強い、カナダオオヤマネコです。耳の先からちょろりと出た黒毛が特徴的です。
足裏までびっしり覆うこの体毛がかんじきの役割を果たし、雪の中に体が沈みづらい構造になっています。幼少期より人の手で育てるとイエネコのように慣らすこともできます。
タテガミオオカミ
タテガミオオカミは犬に近い顔立ちをしていて、狼とはいっても実は狐に寄った動物です。
こちらは南米に広く生息し、草木の茂った場所を好んで住処にするため、歩きやすいように進化してきたと考えられます。その脚力はチーターに匹敵するほど凄まじく、時速90kmに達することもあります。
ヘラジカの赤ちゃん
その体長3m、体重は800kgを超える個体も存在する世界最大級のシカ、ヘラジカ。その赤ちゃんは生まれて間もない時点ですでにポニーほど大きく、また未成熟な胴体部分に比べ長い足が目立ちます。
成長するとその名の通りヘラのように平たく大きな角が生えます。なお下記の記事には、見た目によらずなが~い○○を持った生き物がいます。
ホッキョクウサギは飼える?
不思議な魅力たっぷりのホッキョクウサギですが、そもそもペットにすることは可能なのでしょうか?前記の通り生息地帯は外国なので輸入する必要があることは確かです。
ではそのためにどういった手続きと準備が必要なのか?詳しく調査してみました。
ホッキョクウサギは飼育不可!
結論から言うと、飼えません!動物を海外から連れてくること自体とてもデリケートなことで、病気などをはじめ様々なリスクチェックをクリアする必要があります。
またホッキョクウサギは野生動物であり、施設等の管理を受けていないということで、衛生条件的にも問題があります。
カナダからの輸入は「家畜用ウサギに限る」
たとえば生息地のひとつであるカナダの場合、施設に徹底管理され、その上で検査をクリアした個体でなければ輸出は許可されません。
野生動物がこれらの条件にあてはまることはほぼ無く、実質、家畜用に育てられたウサギが持ち出しの限界ということになります。