ホッキョクウサギのビジュアルが予測不可能な件について!ウサギは可愛いだけじゃない!?

カモノハシ

1798年、イギリスにカモノハシの剥製が持ち込まれた時、多くの人間が作り物だと言って信じなかったそうです。

なぜなら、鳥のクチバシ、ネズミの胴体、海獣のような水かきに毛の生えたしっぽを持ち、卵で生まれて乳を飲んで育つなんてメチャクチャな生き物を見たことがなかったからです。確かにこうして書き上げてみても冗談のようですね。

オカピ

世界三大珍獣とまで言われるへんてこ生物・オカピ。馬の頭にシマウマの足でキリンの仲間という大変混乱させられる特徴を持っていますが、森の貴婦人と呼ばれる優雅で美しい動物でもあります。

なおシマウマの頭に馬の胴体のようなクアッガという動物もいますが、残念ながらすでに絶滅しています。

レッサーパンダ

この中では一番ポピュラーな動物ですが、実は伝説の妖怪・鵺(ぬえ)のモデルではないかという説があります。鵺は猿の頭、狸の胴、虎の足、蛇の尾を持つと言われていて、まさにレッサーパンダの特徴に一致しています。

またかつて人の背丈ほどの大型個体がいたことも分かっていて、まさに昔の人々からしたら妖怪そのものであったことでしょう。

ホッキョクウサギの特異なビジュアルは厳しい北極を生き抜くため!

girlart39 / Pixabay

突飛に見えるビジュアルにも、進化の過程上の意味があります。ホッキョクウサギの特徴的な姿は、極寒の地での生存競争に勝つためのものでした。

動物たちの「なぜ?」をひとつ解き明かすことによって、色々なことが見えてくるものです。我々人間も動物の一種ですから、互いの生態を把握して、上手に住み分けて共生していかなくてはなりません。

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