「オーブ」は心霊写真なの?その正体や色別の意味を徹底解説!

カメラの内部では、色の三原色である「赤(Red)」、「緑(Green)」、「青(Blue)」が作用しあい、色を生みます。オーブは、複数の色を掛け合わせた結果生まれた、光の芸術と言えましょう。

こういった色の具合は、レンズの種類によって意識的に左右することも可能です。写真の雰囲気をよくするために、「光の玉」を写す技法も実在します。その点も踏まえて、オーブの「色」に言及します。

オーブの色の意味をご紹介①白系

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「白」に、どういう印象を持つでしょうか?清潔で、純粋で、洗練された印象であったり、「白紙に戻す」の言葉から連想して、スタート地点からやり直す、まっさらなイメージを抱く方もいるでしょう。白系の色に輝く、オーブからの声を紐解きましょう。

白(銀)色のオーブは「神様」に近いもの

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「白のオーブ」は、浄化された高尚な霊魂で、ご先祖様とされることが多いです。見守ってもらっている証です。銀色っぽい輝きをみせた対象については、これから幸運が訪れるという暗示であったり、行動を積極的に起こしていくべきだという報せです。

ここからは、色に託された意味とは別の見地で解説します。色の三原色は、すべてが重なり「白」になります。「白」がいちばん、表に出やすい色なのです。。そのため、どのカメラで撮ろうとも、「光の玉」が白である確率が高いのです。

透明なオーブは何かを訴えている

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色の無い、透明のモノは、その撮影場所か、被写体の周囲に居る霊が何かを訴えかけてきている証だと云われています。悪さをすることは無いでしょうが、何かを訴えてきているので、心当たりが無いか考えてみましょう。

透明なオーブにみえる「光の玉」をカメラで意図的に撮るには、手で光を遮って水滴を対象にシャッターを切ると、一応、「透明な玉」をカメラに収めることはできます。ちなみに、光を手で遮って、反射をおさえる行動は、「ハレ切り」と言われる、撮影技法のひとつです。

オーブの色の意味をご紹介②寒色系

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ここでは寒色系のなかでも、「青と緑」のオーブに絞ってお話します。青や緑は、よく「精神的な癒しの色」と解釈され、用いられます。自然界にも多い色ですね。加えて、色の三原色のうちの二色です。青と緑という色に、なにか意味が隠れているのか、探ります。

青色のオーブは「導くもの」

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青く現れるオーブは、高貴な霊魂で、強い癒しの力を持つと云われます。その撮影された土地が、良い状態であることを示します。オーブと共に写った人のことも、良い状態へと導くそうです。話はカメラへと変わりますが、光の反射対策がしっかりされたレンズでは、青く発色するケースも有ります。

緑色のオーブは「森の精霊」

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緑のオーブは、森や山、あらゆる自然に潜む妖精たちが出てきた姿だと云われています。また、その加護を受けて対人関係の面で運が良くなる…という噂も囁かれます。しかし森でシャッターを切っても、白の球体ばかりで、緑はあまり出てきません。

ちなみに、写真のの専門用語における、こういった「緑の玉」の呼び名は、「ゴースト」です。緑の玉が出てしまうのは、レンズの反射対策が甘い証拠です。また、スマートフォンで空を撮ると、緑の玉はよく出ます。

オーブの色の意味をご紹介③暖色系

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次は、暖色系のオーブ、赤、オレンジ、ピンク、黄のオーブ、それぞれについて説明を加えます。かつてのフィルム式カメラで写真を撮る際、赤の光の波長は、どう対策をとっても軽減が難しく、よく撮れたのです。そうは言っても、怖い意味を持つ光だとしたら、いやでも気になりますよね。簡潔に解説します。

赤色のオーブは「危険な存在」

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赤が不穏な色、怒りを象徴するという話は、よく耳にします。成仏できない霊魂が寄ってきているので、何か悪い出来事が起きないか、警戒して過ごすべきです。また、その土地を荒らしたり、無礼な行為をはたらいた場合は、霊の逆鱗に触れたおそれがあるので、誠心誠意あやまりましょう。

デジタルカメラが普及したため、最近では、赤い閃光を捕らえることの方が珍しくなりました。同時に、写真で怯える人の数も減りました。仮に赤の「光の玉」を収めてしまった時、少しでも心当たりがあれば、自身の行動を見直して下さい。

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