手のひらサイズのヘビ・ヒバカリ!毒がある?飼育方法は?徹底解説!

そんな古い日本まだ、医学も生物学も進んでいない太古の日本では、ヒバカリに出くわしたら直ぐに逃げろと言われていました。それはすなわち猛毒を持った牙に噛まれたら、そいつの命はその”ヒバカリ”と言われたための名前の由来でしたが、それ自体勘違いとされています。一方で名前の由来の説でこのようなものもあります。

夕方など比較的短い時間に多数の個体が活動することから、「時間を測ったように出てくる(日計り)」からヒバカリという名がついたという説の方がしっくりと理解できるように思える。

(引用:Snakes of Japan)

名前の由来についてはこちら

猛毒を持っているヤマガカシとの見分け方

もともとはヘビ種とはいってもその見た目生態、毒の有無など様々な要点がかけ離れているヤマガカシですが、最近ではそんなヤマガカシとヒバカリを見間違えることがあるそうです。このコラムでは見分け方について解説していきます。

ヤマガカシは超危険

ヒバカリはお人やかでビビりで毒もありませんが、ヤマガカシはその逆です。つまりは獰猛で猛毒を持ったザ・毒蛇なので絶対に見間違えて素手などで触ろうとはしないでください。大きさや色などの要素は明らかに違うのですが、まれに似ているヤマガカシが存在します。

複数の見分けるポイント

ヤマガカシのほうが頭部から鼻までの長さが若干長いという点が見分けるポイントで、ほかにはヤマガカシの色がヒバカリに類似していたとしても、赤色の鱗が見えればそれも判断基準になります。そして決定的なのは、その鱗の質感もヤマガカシはざらついているので、トータル的に判断して見極めましょう。

ヒカバリはペットとして飼える?

あまりにもビビりで臆病で、毒はないけども口の中に細菌を含んでいると危険性の感じられるヒバカリですが、やはりそのミニサイズの可愛らしいルックスは是非飼ってみたくなるはずです。はたしてペットして飼えるのでしょうか?もふもふとした見た目で可愛い生き物アンゴラウサギについてはこちらをご覧ください。

飼える!

先に結論を言うとズバリ、ペットとして飼うことが可能です。こちらの記事の後半ではしっかりと飼育方法や注意点に関する要素について、分かりやすく記載していますので、是非目を通してください。

出会いは野生かペットショップかの一期一会

ヒバカリを飼育するために出会うルートはおおよそ二つしかないでしょう。一つは野生で、大自然の山や森なので見つけて捕獲する。もう一つはペットショップや爬虫類専門店などに足を運んで、購入することです。その二つの出会い方についてはのちの大見出しでご紹介していきます。

ただし飼育は非常に困難

是非飼ってみたいそんなへびなわけですが、飼育するうえで困難な点がいくつかります。その一つは臆病たるゆえ人間に懐かないのです、そして見た目とは裏腹に大変食いしん坊かつ、生きたエサ(蛙など)しか食べないのです。さらには栄養バランスもきちんと考慮していかないといけないので、非常に飼育が困難なのです。

ヒバカリをペットショップで購入する場合

こちらのコラムではヒバカリをペットショップで購入する場合についての、相場などの価格や注意点についてくわしく記述していきます。ヒバカリを購入するうえでの予備知識として是非参考にしてみてください。

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