捕まえ方というより道具の紹介をします。まず必要となるのが、かごやケージと言った入れるものを用意します。そして森や山などの自然の中に足を運ぶので、虫よけスプレーや万が一のための医療品などもあるといいです。また手袋とヒバカリを捕まえる際につかう、すくい上げるものがあるとよいです。
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ヒバカリの飼育に必要なもの
こちらのコラムでは、実際にヒバカリを飼育する際に必要となってくるアイテムを5つほどご紹介させていただきます。それぞれの要点や実際の商品も合わせて記載していきますので、ぜひ参考にしてください。
飼育ケース
ケージやかごといった飼育するための家になるものは、色々なものが代用できると思いますが、迷っている方や分からない方は、専用のものをお買い求めください。大きさは幅が50センチ以上のもので、隙間が極端に大きくないものでしたら問題ないです。
シェルター
先ほど何度かこの子の性格についてふれていきましたが、大変ビビりで臆病なのでストレスを感じさせないためにも、その身を縮こませられ隠れられるような、シェルターを用意しましょう。サイズもヒバカリに合ったものを選んであげてください。
水入れ
生きていく上で食料として食べるエサ同然に、適度な水分も生き物であるから取っていかなくてはなりません。そのためこの水入れも飼育するうえで必須なアイテムとなってます。また水を飲むという用途だけではなく、水を浴びるという用途でも使用するため大切になります。
床材
ケージ全体を通してのルックスの良し悪しで、二つ候補があります。ひとつは市販の専用の床材です。これなら見栄えもよいです。もう一つはあぶらとり紙やナプキンの様な紙です。見栄えは悪いかもしれませんが、コストパフォーマンス的にも清掃のしやすさ的にも良いのです。
湿度・温度・乾燥対策
ヒバカリは寒さに弱くまた水回りの近くを好む習性がありますので、適度な温度、湿度を維持しなくてはなりません。冬などの時期のカラッとして極端に乾燥しているときは水を吹きかけて、湿度を保つようにしましょう。
ヒバカリは何を食べるの?
何度かちらほらとその食性について触れていきましたが、実際に具体的にはどんな生き物を食すのでしょうか?そんなミニサイズで可愛いビビりなヒバカリのエサや食べるものについてお話ししていきます。
用意すべき餌
4つほど用意すべきエサを紹介します。1つ目は栄養のある土壌にいる蚯蚓(ミミズ)です。2つ目はヘビが天敵となる蛙です。3つ目はその蛙の幼体すなわちおたまじゃくしです。4つ目は一番入手が簡単でコストが良いメダカになります。
体の大きさによって与える量を調整する
我々人間と同じようにヒバカリもカラダが大きければ、たくさん食べますし、逆に小さければそこまで食べませんので個体の大きさによって与えるエサの量を調整しましょう。とはいえ大変大食いで、空腹状態になりやすい生き物なので、自身がお腹いっぱいとストップというサインが出るまでは、エサを与え続けましょう。
ヒバカリの寿命は?飼育費はどれくらいかかる?
そんなキュートでミニサイズのヘビをどうせならずっと一緒に飼育して暮らしたいと思うのは当然です。実際のヒバカリの寿命はどのくらいなのでしょうか?そして先ほどからそのミニサイズの見た目とは裏腹に大食いなこの子の管理費や食費はどれくらいかかるのでしょうか?
平均寿命は7年ほど
まずどのくらい生きるか、寿命については、約7年ほどと言われております。健康で長生きする個体であれば10年以上も生きると言われています。結構長い年月を一緒に過ごせることになりますので、一度は飼育してみたいものです。
一ヶ月で約1万円
大食いというだけあってその食費はおおよそ10000万円です。これはそのヒバカリの価格の5倍に当たります。もし7年間ともにした場合単純計算ではありますが、80万円以上費用が掛かることになります。
赤ちゃんのヒバカリはさらに小さい!
生体すなわち大人になっても、カラダやルックスがほんとに極小のヘビですが、当然赤ちゃんの時はもっと小さいのです。どれくらい小さいのかをこのコラムでご紹介していきます。可愛すぎますのでご注意ください。
手のひらよりも小さいヒバカリの赤ちゃん
見てくださいこの小ささ。見ていただけたら明らかとは思いますが、手のひらよりも断然小さいのです。その小ささは、女性の事はもちろんですが男性の方も母性本能をくすぐられるのではないでしょうか?
動画だと尚更可愛いさ爆発
こちらのyoutubeに掲載されているヒバカリの赤ちゃん動画を見ていただけると、実際にそのミニサイズのカラダで地をにゅるにゅる這いずったり、手の指先を絡めたりする動きが見れます。動画や動いているところを実際見ると、もっと可愛さが爆発しそうになります。
海外でも人気?
日本をはじめとするユーラシア大陸の各地の国々で、そんなミニサイズでキュートなヒバカリが分布して生息していますが、海外でもヒバカリは人気なのでしょうか?またその存在は知られているのでしょうか?
英語表記にすると
ヒバカリを英語表記すると『Hebius vibakari』となります。呼び方はおそらくヘビゥスビヴァカリとなりますので、英語にしてもひばかりと、とても分かりやすい呼称であることが分かります。
あまり知名度はない
その非常に臆病な性格、生態や分布域が自然の中といった条件があることから日本国内でも、まだその知名度や可愛らしい最小のヘビとして知られていないように、海外でもあまり知名度は内容です。
ですが最近ではInstagramやTwitterなどのSNSで日本の爬虫類好き小動物好きな方が、写真や動画などの映像を通して、世界の人たちにもその魅力を伝えるように投稿、掲載しているので、人気爆発する日もそう遠くはないのかもしれません。
最小のヘビ・ヒバカリは魅力いっぱい!
今回は最小のヘビであるヒバカリについての魅力や生態、特徴について解説していき、また入手ルートや飼育方法などを具体的にご紹介していきました。ちょっとビビりでおくびょう、そしてそのちっこイサイズからは考えられない大食いっぷりなどの内面の部分も触れていきました。
ちょっと飼育するのが困難であるものの、プリティでミニサイズのヒバカリをそばに置いて一日中観察したくなるはずです!ぜひ今年の夏ペットショップや田舎の大自然の中に足を運んで、ヒバカリに出会ってみてはいかがでしょうか?