ダンゴムシの餌は何がおすすめ?コンクリートも食べるって本当?

イワシの稚魚であるジャコ(ちりめんじゃこ)やオキアミ、乾燥さくらえびなどは小さく、乾燥しているため少量与える分にはあまり匂いも気になりません。またジャコは同じくイワシを加工した煮干しよりも柔らかく、ダンゴムシが食べやすい食べ物と言えます。

コンクリートもダンゴムシの餌になる?

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本当に様々な物を食べるダンゴムシですが、コンクリートを食べるという話があります。あんなに硬いものを食べられるのか、そもそも本当に食べるのかという疑問を持つと思いますが、その真相についてお話したいと思います。

コンクリートや石も食べる

私たちの身の回りの色々な場所にいるダンゴムシは、コンクリートの欠片や石などの落ちている場所に隠れていることが多いです。彼らはそれを隠れるために使うだけではなく食べることもあります。



カルシウムを摂取するため

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特におすすめの食品を紹介した時にも触れましたが、ダンゴムシにはカルシウムが必要です。そのため石やコンクリートを食べることによってそれに含まれているカルシウムを摂取しています。石やコンクリートの欠片を拾ってきて与えれば必要な栄養を取れるだけではなく、隠れ家や景観としても使えます。

また、それ以外にもペットの栄養補給用などで売られているカルシウムパウダーでも代用は可能です。家にあるものであれば、洗って乾燥させた卵の殻なども日常的に手に入りやすくおすすめです。割ったり、粉にすれば食べやすくなります。

ダンゴムシはほかの生き物の餌になるのか

雑食であり植物も生き物も食べるダンゴムシ。ここで少し気になってくるのはそのダンゴムシ自体は自然界の食物連鎖の中で他の生物の餌になり得るのかということです。実際にどうなのかを見ていきましょう。

爬虫類は子供のダンゴムシを食べる

ダンゴムシも、他の生き物同様に捕食者によって食べられてしまう場合があります。原っぱや茂み、森の中に住むカナヘビやヤモリ、トカゲなどの爬虫類はまだ小さなサイズである子供のダンゴムシを餌にします。

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