バニシングツインとは?起きる時期や確率、胎児への影響を徹底解説!

また、つねに罪悪感を抱いてしまうのは、生まれてきたことへの罪悪感を潜在的に持っているからだ、とも云われます。反対に、自分はすでに死んだ存在だと思い込む、コタール症候群を発症する場合もあります。詳しくは以下を参照ください。

バニシングツイン発症の時期は?

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「バニシングツイン」を対策できるなら一番良いのですし、可能なら避けたいですよね。発症しやすい時期なんてあるのでしょうか?どういったタイミングで起きるものなのか、時期の見極めは可能なのか、解説します。

バニシングツインの発生は「4週~14週」

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だいたいの場合は、心拍がまだ確認できていない4~8週目、妊娠初期に起こります。初期流産と同じような状態です。妊娠中期以降にも起きることはありますが、その場合は「子宮内胎児死亡」の扱いとなり、別途で何らかの処置が施されます。

バニシングツインのほとんどは、母体が気付かないうちに起こってしまいます。母体が出すサインとして、軽い痙攣や、不正出血、または骨盤の痛みといった症状が挙げられます。また、血液検査においてホルモン値の減少が確認された場合においても、バニシングツインの可能性を疑います。

バニシングツインの原因や予防方法は?

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原因さえわかるなら、予め予防線をはっておきたいところ。バニシングツインを防ぐための手段はあるのでしょうか?また、何が原因とされているのか、今判明している限りの情報でも知りたい方のために、正直にお話します。

バニシングツインの原因は不明

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バニシングツインが起きる原因は、未だに解明されていません。ただ、一部では、お酒を飲んだりタバコを吸ったり、はたまた食習慣や生活習慣の影響だという声もあります。この「飲酒・喫煙」などは、すべての妊婦さんに共通していえる禁止行為ですので、バニシングツインに直結しているとは言えません。

バニシングツインの予防方法は不明

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原因がわからないのですから、予防もしようがありません。この「バニシングツイン」という現象を知ってしまったからといって、変に身構えたり、プレッシャーを感じる必要はありません。染色体異常だった場合に育たない、という現象なのですから、これはもはや、受精時の「運」なのです。

バニシングツインで胎児への影響は?一卵性双生児の方が危険なの?

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母体の気付かない間に起き、胎児の「消失」を明確に示すサインすらない「バニシングツイン」ですが、残された側の胎児には、何か影響はあるのでしょうか?「二卵性」の場合と「一卵性」の場合、分けて解説します。

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